涸沢の紅葉 | |
涸 沢 標高2300m | |
穂高岳山荘〜涸沢〜横尾〜徳沢〜明神〜上高地 | |
10月1日から3日で上高地から岳沢、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢そして上高地へと縦走した。第3日目10月3日は、涸沢から横尾、徳沢、明神、上高地へ下り大阪に戻る予定だ。 本編は、昨日の穂高岳山荘からザイテングラートを下り、涸沢ヒュッテで1泊して上高地までを記している。 10月2日、穂高岳山荘を13時15分出発、ザイテングラートを下り涸沢へと歩き始める。しばらく下ると正面が晴れてきて北尾根が見え始めた。しかし、前穂高岳の山頂は、思い通りに顔を見せてはくれない。 |
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穂高岳山荘をあとに涸沢へ(標高2980m) |
ザイテングラートを涸沢へ |
常念岳連山 屏風の頭 前穂高北尾根 |
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ザイテングラートを涸沢へ |
ザイテングラートを涸沢へ |
常念岳連山 屏風の頭 前穂高北尾根 涸沢 |
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ザイテングラートも岩場に加えてガレ場になっており、油断すると大事故につながりかねない。気を引き締めて下る。資料によると、このザイテングラートでは事故が多く、週に1名ほどの割合で死亡事故が起きている。信州の登山の会でも疑問が出ているそうだ。ザイテングラートで何かが起きているのでは、技術や体力以外に恐ろしいことが・・・谷底に落ちた人が呼んでいるのかも・・・。 話は少しそれるが、ガレ場を降ろうとしたら、下でアベックが座り込んで休憩をとっているではないか。危険を知らせて移動してもらうまで下山できない。いろんな人が山に入っているようだ。 しかしそんな危険なとこほど素晴らしい景色が見られることが多い。常念連山、屏風の頭の雲が晴れ、太陽が射しだした。前穂高岳もほんのしばらく顔を見せてくれた。 |
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ザイテングラートを涸沢へ |
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ザイテングラートを涸沢へ |
ザイテングラートを涸沢へ |
岳沢小屋へ岳沢小屋へ |
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常念岳連山 屏風の頭 前穂高北尾根 涸沢 |
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ザイテングラートを涸沢へ |
前穂高北尾根 |
前穂高北尾根と前穂高岳 |
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ザイテングラートは、ドイツ語で、山頂から横に張り出す岩尾根を指すようです。つまり、白出のコルから東へ延びる岩尾根だ。上から見ても下から見ても特徴がよくわかる。その岩尾根はカマボコ型で延々と続いている。 ザイテングラートの下端に降りここから涸沢の広い広い一面のガレ場を下っていく。そこに涸沢ヒュッテが見えているがまだ小一時間はかかる。 振り返ると先ほどのカマボコ型のザイテングラート、針山のような尖った峰がたくさん見られる。その中の涸沢槍はどれだか特定できないが立ち入りを制しているようだ。 |
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ザイテングラート・涸沢槍辺り |
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涸沢へ |
紅葉 |
ガレ場をドンドン下ると、ナナカマドが黄色く紅葉していた。夕方で陽が射さないので鮮やかさがなく暗い感じだがなんとか涸沢の紅葉を見ることができた。 話は異なるが、「アニハセヨ」と挨拶したから韓国人ツアーと思われるが、15時過ぎから穂高岳山荘まで行くつもりなんだろうか。しかも列は前と後ろでかなり開いていて大丈夫かと気になった。なんとか諦めて戻ってくることを期待したい。 |
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涸沢の紅葉 |
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涸沢の紅葉 |
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涸沢の紅葉 |
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涸沢の紅葉 |
涸沢ヒュッテに全員無事下山 |
15時30分涸沢ヒュッテに予定通り到着した。宿泊者は、台風18号の影響もあるのだろうか少なく、布団1枚に2人で寝ることができた。 | |
涸沢の紅葉 |
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涸沢の紅葉 |
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涸沢の紅葉 |
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モルゲンロートの紅葉を見たかったが、太陽も雲の中、早々に下山を開始した。本庄橋で休憩、途中の崖崩れは昨年より広がっているようでかなり危険になっている。 | |
涸沢ヒュッテの朝 |
涸沢ヒュッテをあとに上高地へ |
上高地へ 涸沢を下る |
上高地へ |
上高地へ |
横尾本谷 |
上高地へ |
本谷橋 |
本庄橋を過ぎるとひたすら歩くのみだ。横尾に到着後少し休憩してここからフリーで上高地まで下る。歩いて歩いて約3時間、上高地に到着。午後から雨の予報だったが少し前から雨になった。 涸沢グループは、上高地が初めての人もいるようで土産物など物色しているようだ。今日は車の乗入れが可能なので、直接乗ってきたバスで涸沢グループと一緒に平湯温泉に行った。 ひらゆの森で温泉に浸かりゆっくりした。槍ヶ岳グループは30分ほど遅かったのでその分ゆっくりできた。昼食も頂いて帰途についた。 |
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上高地へ |
上高地へ |
横尾大橋 |
岳沢横尾 |
徳沢 |
明神 |
上高地 |
上高地 |
3日間楽しい山旅をありがとうございました。歳をとると足腰が厳しくなり、歩きが遅くなりみなさんにご迷惑をおかけしたと思います。またどこかの山でお会いしましょう。リーダーさんありがとうございました。 | |
前穂高岳・奥穂高岳へ | |
涸沢 基準点名:−−− 等級種別:−−− 標高:(2300)m 所在:長野県松本市 地図:穂高岳 |
前穂高岳 (2600)m 2016.10.02 |
コース |
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前穂高岳・奥穂高岳へ |