高野山 金剛峯寺 | |
熊野参詣道 | |
熊野参詣道小辺路 | |
vol.1 | |
高野山〜薄峠〜大滝〜水ヶ峰〜大股 | |
12月22日から25日で熊野参詣道小辺路を高野山から熊野本宮まで歩き熊野本宮大社にお参りした。小辺路は、1000m級の峠、伯母子峠、三浦峠、果無峠の3つを越えるハードなコースだ。山登りのきついアップダウンを繰り返す中、石仏、地蔵、石畳、茶屋跡、屋敷跡など昔の古道の雰囲気が楽しめる。昔の人は偉かったと話しながら歩いた。 第1日目12月22日、大阪梅田をバスで出発、高野山金剛峯寺に10時20分到着。支度をして10時30分小辺路へと歩き始めた。 |
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金剛峯寺前で出発準備 |
金剛峯寺前を出発 |
小坊主さん |
轆轤峠へ |
小辺路の始まりは、金剛三昧院のようであるが、金剛峯寺から女人高野道相ノ浦口から轆轤峠へと入っていった。相ノ浦口にはお地蔵さんがあり、道標になっていて左に登っていく。しばらく歩くと展望ピークがあり、高野山女人道の案内板がある。 高野山では、明治の初めまで女人禁止だった。そのため高野山を囲むように外から参拝する道、女人道がつくられ入口に女人堂がつくられた。 |
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轆轤峠へ |
高野山女人道 相ノ浦口 |
左こうやみち 右やまみち 相ノ浦口 |
轆轤峠へ |
高野山女人道 轆轤峠手前の展望ピークの案内板 |
伯母子岳・・・護摩壇山 展望ピークより |
轆轤峠へ |
轆轤峠に到着 |
展望ピークを下ると、轆轤峠に着く。金剛三昧院からの合流点で、大滝口女人堂跡だ。大滝口から登ってきて女人堂で休み、先程の展望ピークなどから高野山を参拝したののだろうか。 轆轤峠から先に進むと、真別処分岐になり、ここを左に進むと女人道で、中の橋、摩尼山、楊柳山、天軸山、女人堂、大門そして相ノ浦口へと高野山を囲む周回道だ。今回は小辺路なので直進し、薄峠へと歩く。 |
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轆轤峠 |
轆轤峠 |
薄峠へ |
真別処分岐 左女人道 直進小辺路峠 |
薄峠へ |
薄峠 |
轆轤峠から薄峠までは林道でm薄峠を越えると大滝まで下りになる。薄峠で昼食をとり20分ほど歩くと丁石がある。読めないが丁石には、「くまの本宮より十七里」と刻まれているそうだ。 丁石を過ぎると大滝への下り坂が続く、集落跡のようなところまで下ると舗装道になる。御殿川に架かる赤い橋を渡ると、大滝集落への急な登り道になる。 |
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薄峠をあとに |
大股へ |
丁石「くまの本宮より十七里」 |
大股へ |
大股へ 御殿川を渡る |
大滝 |
大滝集落 |
大滝の郵便ポスト |
急坂を登り切ると大滝の集落で、広場には東屋、トイレがあり、休憩所になっている。大滝集落の最後の民家前を通ってまた山道に入る。 | |
大滝 東屋で休憩 |
大滝集落をあとに大股へ |
大股へ |
スカイラインに出た |
杉林の中の緩やかな道を約30分登ると、小ピークになり、足元にスカイラインが見え合流する。高野龍神スカイラインを歩くのは危険が伴うのでここから合流点から水ヶ峰分岐までバスで移動した。 | |
スカイライン部分はバスで移動 |
水ヶ峰分岐でバスを降りて小辺路へ |
水ヶ峰分岐 |
水ヶ峰分岐の案内板 |
水ヶ峰分岐から再び小辺路を歩く、15分ほどで水ヶ峰集落跡に着き、集落の説明板が立っている。それによると、明治中期に8軒の宿が軒を並べるほどの活況を呈していたそうだ。その先2分ほどに「左くまの 右こうや」道標がてっている。 | |
大股へ |
水ヶ峰 |
水ヶ峰集落跡説明板 |
水ヶ峰道標 左くまの 右こうや |
水ヶ峰分岐から30分で林道に出て、林道を平辻までさらに小一時間ひたすら歩く。途中、休憩ポイントの東屋、タイノ原線林道開通記念碑、今西辻があるが小辺路には似合わない冷めた時間だ。 | |
林道に出る 高野山10.1km 大股6.3km |
大股へ |
大股へ 東屋 |
大股へ |
大股へ |
大股へ 平辻 |
平辻で林道からはなれ、古道に入る。平辻にお地蔵さん、その先にもお地蔵さんがお祀りしてある。再び林道に出て少し下り、林道を横切って下ると、大股に到着する。 | |
平辻の地蔵 |
地蔵 |
大股へ |
大股へ |
大股へ |
大股へ |
今日は、ここまででバスに乗って野迫川温泉へ、ホテルのせ川で疲れを癒した。野迫川村は奈良県で最も人口が少ない自治体だ。交通の便が悪く、和歌山県の橋本市や高野町などとのつながりが多いそうだ。人口も少なく、522人(2010年)だそうで、65歳以上が229人という村だ。ちなみにホテルにあるエレベーターが野迫川村唯一だとか。こんな大自然の中で就寝。 | |
大股に到着 |
大股 |
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コース |
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