高峰山 山頂 | |
近畿百名山 | |
高 峰 山 標高1045m |
|
千仭橋〜[林道矢ノ川線]〜矢ノ川峠登山口〜古川山〜高峰山 (往復コース) |
|
12月15日、16日で一族山と高峰山に登った。2日目は、高峰山だ。ホテルなみを出発、コンビニに立寄り昼食を購入して登山口へ。 | |
国道42号線 千仭橋 |
先人橋のたもとで降車 |
千仭橋でバスを降り出発準備、早速矢ノ川林道を登っていく。林道は、旧国道42号線でトンネルができるまで矢ノ川峠を越えて尾鷲から熊野に通じていたようだ。その昔の熊野街道だ。 矢ノ川峠標高807mまで、標高差約550mを登っていく。国道で自動車が通行できるように道路は緩やかにつけられてる。したがって、矢ノ川峠までの距離は9.5kmと、とんでも長い。 川沿いに林道を進むと、20分ほどでトンネルになる。手掘りの荒々しいトンネルだ。さらに10分で二つ目のトンネルを過ぎる。さらに三つ目、四つ目のトンネルが続いている。 |
|
千仭橋を出発(標高260m) |
矢ノ川林道(旧国道42号線)を歩き始める |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ トンネル1に入る |
トンネル1 |
|
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ トンネル2 |
矢ノ川峠へ トンネル3 |
矢ノ川峠へ トンネル3 |
矢ノ川峠 トンネル4 |
|
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
先人橋から1時間40分ほど歩いて休憩。この休憩場所は、新しい国道42号線の矢ノ川トンネルの真上辺りだ。前進してすぐに千仭橋から3kmの標識がある。結構歩いているがまだ3km、3分の1にも満たない。 | |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ 千仭橋から4km付近登る |
4km標識を過ぎ10分ほどで、今度は立派なトンネルにつく、矢ノ川隧道だ。トンネルはおよそ130mほどで中に入ると真っ暗だ。暗闇の中、バランスをとりながら前進する。 トンネルは小さなピークの下を通り抜け、今度はそのピークを巻くように登っていく。ピークを半周すると、通り抜けたトンネルの入口の真上を通過する。いわゆるループ式道路で急傾斜を緩和する道路だ。 |
|
矢ノ川峠へ |
トンネル 矢ノ川隧道 |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ ついてくのが厳しくなってきた |
矢ノ川隧道から25分ほど登ったところで休憩をとり、少し進むと、茶屋跡まで2.5kmの標識がある。千仭橋から7km地点では左側が開け展望できる。 | |
矢ノ川峠へ 休憩のようだ |
矢ノ川峠へ |
茶屋跡(矢ノ川峠)まで2.5km |
矢ノ川峠へ 千仭橋から7km地点まで登ってきた |
景色を見て歩き出すとどんどん置いていかれひとり旅になってきた。今日は、歩くスピードが嫌に早い。東京から参加で、三百名山を既に達成したとかいう人が、リーダーの数メートル先を歩いて引っ張るものだから後ろまで目が届かない。 | |
南東方向が開け展望が素晴らしい 千仭橋から7km地点(標高640m) |
|
とうとう皆んなに遅れてひとり旅になった。ひとり旅は、約2km、頑張っても追いつかない。やがて矢ノ川峠が見えてきて皆んなが休憩しているのが遠くに見えてきた。やっと矢ノ川峠に、皆んなより数分の遅れで到着だ。 | |
矢ノ川峠へ 皆んなに遅れて一人旅 |
矢ノ川峠へ 一人旅2km |
矢ノ川峠で休憩しているのが見えてきた |
矢ノ川峠(標高807m) |
矢ノ川峠(やのことうげ)は、尾鷲と熊野をつなぐ熊野街道の最大の難所だった。国鉄バスが1936年まで走っていたが、1959年紀勢本線開通まで茶屋があった。茶屋の主を偲んで歌碑が登山口に建っている。 この先熊野への道は崩落しているところがあり、通行止めになっている。 |
|
矢ノ川峠茶屋の主を偲ぶ歌碑 |
TV中継局ピーク 矢ノ川峠より |
登山口をはいると、いきなり岩場の登りになる。少し登ると尾根道になり高度を上げていく。アンテナ設備だろうか小さな建物があり、登りつめると広いピークに到着する。ピークには大きなTV中継局が建っている。 | |
高峰山登山口(標高807m) |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ |
TV中継局ピーク(標高920m) |
ここからヤセ尾根のアップダウンが続く、危険な程ではないが結構厳しい尾根だ。尾根が北向きから北西方向に変わりピークから木々の間に高峰山が見えてくる。 | |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山 |
高峰山へ |
高峰山へ |
尾根の最後の鞍部から古川山山頂を目指し標高差80mを頑張って登る。しかしまたおいて置かれ山頂を過ぎると、鞍部へ下る道が分からない、GPSで方向を確認し下っていくと、急な斜面を皆んな難儀しながら下っていた。 | |
高峰山へ |
古川山ピーク/川原小屋の峰(標高1030m) |
古川山ピークから鞍部へ標高差約90m下る |
鞍部(標高910m) |
古川山から標高差90m下り、この鞍部から高峰山山頂へ標高差135mを登返す。しばらく登ると尾根筋の登山道は、大きな岩がごろごろしたかなり厳しい登りだ。 2014年2月に登った時は、積雪が深く岩がこんなになっているのは予想できなかった。岩が見えると見えないとでは全く行動が違うので大変驚いた。 |
|
暗部の標識 (北西に下れば30分で登山口) |
高峰山へ |
高峰山へ |
高峰山へ また一人旅 |
高峰山へ 岩の尾根道 |
高峰山へ 岩の尾根道 |
高峰山へ 岩の尾根道 |
高峰山 山頂にやっと到着 |
やっと高峰山の山頂に到着した。高峰山は、標高1045mで一等三角点になっている。別名、高小屋山と呼ばれ一等三角点の点名になっている。山頂からは、北に大峰山系、大台ケ原などが展望できる。 登山道は今登ってきた矢ノ川峠からのコースが一般的で、古川山との鞍部から古川林道につながるコースがあるそうだが登山者は少ないそうだ。今回のコースでは、林道歩きが往復19kmとかなり厳しいので、30分で登山口になる古川林道のコースがよくなれば相当、楽に登れるだろう。 |
|
高峰山 山頂にて |
高峰山 山頂にて |
高峰山 山頂 |
高峰山 一等三角点(標高1045m) |
大峰山系遠望 |
|
大峰山系遠望 |
|
大峰山系遠望 |
|
大台ケ原 |
|
賀田湾 |
|
山頂で展望と昼食を楽しみ、往路を下山した。大きな岩の尾根を下り、鞍部にそしてまた登り返して古川山山頂に戻る。 | |
高峰山山頂をあとに矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
鞍部から古川山へ登返しの急登(標高差90m) |
矢ノ川峠へ |
古川山(川原小屋の峰) |
古川山(川原小屋の峰) 標高1030m |
古川山で休憩、古川山は別名川原小屋の峰というそうだ。高峰山が、高小屋山に対してこの山が川原小屋の峰で、小屋が山名に共通している。 古川山山頂をあとに、ヤセ尾根へと下り、アップダウンを繰り返し、TV中継局のピークに戻る。ここから矢ノ川峠まで尾根を下る。 |
|
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
TV中継局ピーク |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠へ |
矢ノ川峠登山口に全員無事下山、ここで休憩して千仭橋へ9.5kmの林道歩きだ。峠を出発、しばらく皆んなについていたがどんどん離されてまたひとり旅になった。迷惑をかけられないので道路の舗装したところは駆け足で下る。下りは一般的に早いのだが、余りにも早すぎる。 | |
矢ノ川峠に下山 |
賀田湾 矢ノ川峠より |
千仭橋へ |
千仭橋へ |
TV中継局ピーク・古川山・高峰山 |
|
矢ノ川隧道までは、揃って下山だったので必死で下りやっと追いついた。休憩してここから各自千仭橋まで下ることになった。 できるだけ自分のペースで下ることにした。バスは待ってくれるだろう。しかし今までの歩きよりゆっくり歩いても半分ぐらいのメンバーにはぐれることなくトンネルなどを楽しみながら歩けた。 |
|
千仭橋へ 矢ノ川隧道 |
矢ノ川隧道を振返る |
千仭橋へ |
千仭橋へ |
千仭橋へ トンネル4 |
千仭橋へ |
千仭橋へ トンネル3 |
千仭橋へ |
千仭橋へ トンネル2 |
千仭橋へ |
千仭橋へ トンネル1 |
千仭橋へ |
千仭橋だ! |
千仭橋に全員無事下山 |
無事千仭橋に到着、今日はかなり疲れた。下りの状況からみて、東京の韋駄天がリーダーを含めて引きずり回した可能性がたかい。 下山後、夢古道の湯に浸かり、厳しかった林道歩きの疲れを癒し、帰途についた。 なんとか皆さんのお陰で最後まで頑張れました。参加者の皆さん、楽しい山旅をありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。 |
|
参考:2014.02記録 | |
高峰山 三角点:一等三角点 点名:高小屋山 標高:1045.0m 所在:三重県紀北町・尾鷲市 地図:引本浦 高峰山 山頂 |
高峰山 一等三角点 1045.0m 2018.12.16 |
コース |
|
参考:2014.02記録 | |