丹生山・帝釈山 高倉山・おらが茶屋・高倉台・栂尾山・横尾山・東山・高取山 摩耶六甲連山 鉄拐山より
  
六 甲 山 縦 走
Vol.1  
旗振山 標高253m 鉄拐山 標高234m 栂尾山 標高274m   
   
横尾山 標高312m 
東 山 標高253m 高取山 標高328m
塩屋〜旗振山〜鉄拐山〜高倉台〜栂尾山〜横尾山〜[須磨アルプス]〜
東山〜妙法寺〜高取山〜鵯越
 1月14日、六甲全山縦走路出発点の塩谷から鵯越まで歩いた。JR大阪駅を出て塩谷駅に到着、塩谷駅は初めて訪れた駅だ。

 参加者の集合を待って、8時45分過ぎに歩行を開始した。駅から地上に下ると駅前の道は細い路地のようで、六甲全山縦走路の出発点になっているが、地元の反発で最近は須磨浦公園が出発点に変わっているようだ。

 歩き始めると、塩谷川に沿って細い道がついているが、何千人もここに訪れたら生活圏が荒らされるのは当然だ。

塩谷駅前の細い路地から出発(標高3m)

塩屋川沿いに住宅街を進む

旗振山へ

旗振山へ 山側に登っていく −落石注意−
 とは言いながら、コースのあちこちに道順を示した掲示が、ほぼ迷うことが無い程度に付いている。「旗振山登山道」「源平古道をなくすな!六甲縦走路西起点」などの表示が住宅街にある。六甲全山縦走路の始点塩屋から歩くことについて若い頃からの憧れだったがやっと実現できてよかった。

旗振山へ 再び住宅街になる

旗振山登山道の案内に添って登っていく

源平古道をなくすな! (六甲縦走路西起点)

旗振山へ
 概ね毘沙門天を目印に登ってくると自然とコースにはまっている。毘沙門天のすぐ先の広場で小休止をとる。ここから実質的な山道の登りになってくる。

毘沙門天神社より少し上で休憩(標高85m)

旗振山へ

旗振山へ

旗振山へ

旗振山へ

須磨浦山上遊園に到着 旗振山山頂が見えてきた
 山道になってしばらく登ると、公園になってくる。須磨浦山上遊園で遊戯施設等がある。公園のアーチ内に淡路島や明石海峡大橋が見えるのもいい景色だ。ほどなく、旗振山の山頂に着く。

須磨浦山上遊園アーチの向こうに淡路島と明石海峡大橋

旗振山 山頂に到着だ

旗振山 山頂で展望を楽しむ
 旗振山は、標高253mで四等三角点になっている。山頂には、旗振茶屋があって、周囲からの展望も素晴らしい。遠くは、生駒、金剛から南葛城、泉南の山々、大阪湾、友ヶ島なども見渡せ、近くの淡路島や明石海峡大橋、神戸市街の展望をを堪能できる。

旗振山 山頂

旗振山 四等三角点(標高252.6m)

明石海峡大橋 旗振山より

淡路島・明石海峡大橋 旗振山より
 素晴らしい景色を目に焼き付けて、一旦下り尾根を進む。正面がパッと開け鉄拐山の山頂に着く。鉄拐山は、標高234mで、神戸の地震で必要になった基準点、復興基準点がおかれている。

鉄拐山へ

鉄拐山へ

鉄拐山へ

鉄拐山へ

鉄拐山 山頂到着

鉄拐山 山頂(標高234m)

鉄拐山 三等多角点

鉄拐山 復興基準点
 鉄拐山からの展望も素晴らしく、六甲全山縦走路にあたる山々が一望できる。高倉山の先端の展望台、おらが茶屋が見え、その下に須磨ニュータウン高倉台団地が見える。

 かつて高倉山は、標高292mあったそうでそこから土砂を削り取り、ポートアイランドなどの埋め立てに使われたそうだ。削り取られた山頂付近は、現在の高倉台団地になっている。

 丹生山・帝釈山 高倉山・おらが茶屋・高倉台・栂尾山・横尾山・東山・高取山 摩耶六甲連山 鉄拐山より

神戸市街・大阪湾・神戸空港 鉄拐山より
 鉄拐山をあとに下っていくと尾根道になり、ちょうど真下を第2神明道路の高倉山トンネルの上を通過する。通過点の尾根に四等三角点がある。

栂尾山へ

栂尾山へ

栂尾山へ

高倉山 四等三角点(標高212.2m)

栂尾山へ 高倉山おらが茶屋が見えてきた

高倉山 山頂(標高200m)
 さらに下っていくと広々した尾根になり、その端に展望台、おらが茶屋が建っている。この場所が前述の削り取られた場所で現在記念碑が建っていて標高は200mだ。展望台からは360度の大パノラマを楽しむことが出来る

横尾山・栂尾山・東山・高取山 摩耶六甲連山 おらが茶屋屋上より

鉄拐山・旗振山・高倉山△ おらが茶屋屋上より

神戸の海 おらが茶屋屋上より

淡路島・明石海峡大橋 おらが茶屋屋上より
 ここでも素晴らしい景色を楽しんで、削り取ったあとにできた急な長い階段を高倉台団地まで下っていく。団地を通り抜け次の山、栂尾山へと進んでいく。

栂尾山へ 高倉台へ下る

高倉台

高倉山を振返る

高倉台を通り抜ける

正面に見える栂尾山へ

栂尾山へ
 栂尾山への取り付きはすごい階段になっている。土砂採掘で急な崖に山裾がなったため階段が作られたようだ。頑張って登る、いくつかの踊り場があるがかなりの急な登りだ。階段が終わる頃に誰かが作ったのだるか階段の数を絵にして書いてあった。それによると、階段は、7つの踊り場があり、総数は348段だそうだ。

栂尾山へ 348段の階段を登る(1)

栂尾山へ 348段の階段を登る(2)

栂尾山へ 348段の階段を登る(3)

栂尾山へ もうそろそろ階段は終わりかな!?

鉄拐山・旗振山・高倉山・淡路島 高倉台を振返る
 階段を登りきるとすぐ山頂だが思わず休憩になった。そのあと少し岩場を登りきると山頂に到着する。
栂尾山(つがおやま)は、標高274nで山頂に展望台が建っている。この展望台からの眺めも素晴らしい。

栂尾山へ 階段が終わり尾根に出る

栂尾山へ この岩場を登ると山頂だ!

栂尾山 山頂(標高274m)

栂尾山 展望台
大阪湾・栂尾山・旗振山・淡路島・明石海峡大橋 栂尾山より

栂尾山・旗振山・淡路島・明石海峡大橋 栂尾山より

栂尾山・旗振山・高倉山・おらが茶屋・淡路島 高倉台 栂尾山より

淡路島・明石海峡大橋 栂尾山より
 栂尾山をあとに一旦下って登り返すと、横尾山に到着する。栂尾山の最後が岩場になっていたが、下りも風化しかけた岩場の道で、横尾山への登り返しも岩の道だ。

栂尾山をあとに横尾山へ

横尾山へ

横尾山へ

横尾山へ

横尾山へ

横尾山へ

横尾山 山頂

横尾山 二等三角点(標高312.0m)
 横尾山は、標高312mで二等三角点になっている。山頂は狭く10人も立てば一杯だ。木が茂っていて展望は望めない。

 このあと、須磨アルプスの岩場を楽しみ、妙法寺へ下り、高取山の登りが待っている。ここで前編を終わり、後編へと続けていきます。つづく・・・
   
旗振山

基準点名:鉢伏山
等級種別:四等三角点
標高:252.6m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨


旗振山 四等三角点 

旗振山 山頂 252.6m 2019.01.14
鉄拐山

基準点名:須磨
等級種別:二等三角点
標高:234m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨


鉄拐山 三級基準点       復興基準点 

鉄拐山 山頂 234m 2019.01.14
高倉山(三角点)

基準点名:立原谷
等級種別:四等三角点
標高:212.2m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨

高倉山山頂、真下に第二神明道路高倉山トンネルがある。
高倉山 四等三角点 

高倉山 四等三角点 212.2m 2019.01.14
高倉山(おらが茶屋)

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:200m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨


復興基準点 おらが茶屋屋上 

高倉山 山頂 200m 2019.01.14
栂尾山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:274m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨

栂尾山 山頂 

栂尾山 山頂 274m 2019.01.14
横尾山

基準点名:須磨
等級種別:二等三角点
標高:312.0m
所在:神戸市須磨区
地図:須磨

横尾山 二等三角点 

横尾山 二等三角点 312.0m 2019.01.14
 

コース
 JR大阪駅(7:45)=[新快速・普通]=塩屋駅(8:28/8:47)〜[住宅街]〜
毘沙門天神社上(9:07/9:12)〜須磨浦山上遊園〜旗振山(9:36/9:47)〜
鉄拐山(10:00/10:07)〜高倉山・三角点(10:15)〜高倉山・おらが茶屋(10:20/10:29)〜
高倉台〜栂尾山(11:03/11:13)〜横尾山(11:30/11:36)〜須磨アルプス展望岩(11:45)
〜[須磨アルプス]〜東山(12:07/昼食/12:38)〜横尾南公園(12:53)〜[横尾住宅街]〜
妙法寺(13:08)〜妙法寺小前交差点(13:10)〜野路山公園(13:22/13:30)〜
高取山・須磨(14:00/14:12)〜高取山・長田(14:20/14:24)〜高取神社(14:28)〜
スタートより14km地点・トイレ(14:36/14:47)〜一般道出合(15:00)〜[住宅街]〜
鵯越駅(15:36/15:43)=[神戸電鉄]=新開地(15:32/15:40)=[阪急特急]=梅田(16:28)

天候   晴れ 小春日和
参加者 20名
実施日 2019.01.14
毎日新聞旅行 (中級) kawamura  nishijima  murano