牛松山 山頂にて
友歩会定例会 干支の山  
牛 松 山 (丹波富士) 標高636m
亀岡駅〜一ノ鳥居〜金比羅神社〜牛松山〜愛宕神社〜養仙寺〜亀岡駅
 2月13日、友歩会定例会で干支の山、牛松山に登った。当初1月例会で1月23日の予定だったが雨天のため延期してリベンジになった。

 亀岡駅に9時10分到着、素晴らしい天気だ。亀岡市は、昨年の大河ドラマ「麒麟がくる」の余韻で活気を続けようと頑張っているようだ。あわせて牛松山が干支の山として多くのハイカーが登ることで活気があるようだ。

 亀岡駅前は、サンガスタジアムができて開発が進み、「かめきたサンガ広場」ができ大きく変わっていた。広い広場を抜け保津橋を渡り牛松山へと進んで行く。

 正面に牛松山が聳えていて丹波富士と呼ばれている。右奥には愛宕山が、左端には三郎ヶ岳が見え、保津川の河川敷ではバルーンがあがっていて景色を楽しんでいるようだ。

牛松山 保津橋より

牛松山 保津橋より

あたご分岐
 保津橋を渡って、旧街道に入ると道標があり、「左いづも右あたご」と刻まれている。今日は左に行くのだが右に行けば愛宕で明智越えへと続いている。昨年は「麒麟がくる」で明智越えはたいへん賑わったのではと思われる。道標の近くには保津村の道路基準となる道路元標、だんだん文字が消えてきている。

道標 左いづも 右あたご

保津の基準 保津村道路元標

二宮金次郎像 保津小学校にて

竹林 牛松山・金比羅神社2.4km
 先に進むと、保津小学校があり、校庭の片隅に二宮金次郎像があった。昔は由緒ある小学校には大抵あったのだが今はあまり見られなくなった。なんでも本を読みながら薪を担いて道を歩くと、交通事故になるからだとか。

 北保津バス停でもう一人参加者がいるのでしばらく待って登山口へと登っていく。竹林が始まり、ここから2.4kmの案内が立っている。その先左側に福性寺があり、山道の苔が美しい。

 鳥居と石段が見えてくると、金比羅神社の参道で牛松山の登山口になる。結構急な登りから始まり、二丁の標石が目に飛び込んでくる。この丁石が十八丁へと続いているので一丁一丁数えながら登ると、励みになって頑張れる。

牛松山登山口・金比羅神社一ノ鳥居 神社まで十八丁

牛松山へ

牛松山へ

牛松山へ
 御神橙が左に見えてまもなく二ノ鳥居をくぐる。丁石を楽しみに目標にしてどんどん登っていく。今日は参加者17人とかなり多い、みんな元気で追い上げてくるのでかなり厳しい。早く若い人がリーダーの名乗りをあげて欲しいものだ。

御神橙

二ノ鳥居 三丁

牛松山へ

牛松山へ

常夜橙

牛松山へ

牛松山へ

牛松山へあと九丁 九丁石
 九丁を過ぎると少し急になりなんとか登ると、標高350m辺りになり木々の間から亀岡市外が展望できる。この地特有の雲海が出ていたらきっと美しいのだろうと想像する。

亀岡市街が見える 雲海があると美しいだろう

牛松山へ

牛松山へ

御神橙(文化七年/1810年)・十一丁石
 十一丁に古い御神橙があり、文化七年(1810年)とあり200年以上も前の燈籠だ。十四丁には古い丁石と最近建てられた丁石が小さな尾根頭に建っていた。ここから嵐山連山の北の端の烏ヶ岳が美しく見える。

牛松山へ

十四丁石(右:新丁石)

烏ヶ岳(嵐山)

牛松山へ

牛松山へ

牛松山へ
 頑張って登ってくるたやがて十八丁になり鳥居が出てくる。鳥居をくぐり石段を登り切ると金比羅神社に到着する。参拝をしてすぐ上の山頂へと登る。

十八丁の鳥居をくぐり石段を登りきれば金比羅神社

牛松山 金比羅神社

牛松山 金比羅神社にて

牛松山山頂へ

牛松山山頂 NHKパラボラアンテナ

牛松山 山頂(標高636m)

牛松山 山頂 丑年の標識
 山頂は、NHKのパラボラアンテナが占領していて、牛松山の山頂はフェンスの隅っこにある。ちょっと悲しい山頂だ。牛松山は標高636mで三角点は少し下にある。今年は丑年で、亀岡市の観光で登頂証明の標識が山頂につけられている。

 ぽかぽか天気の中で昼食をいただきゆっくり過ごす。山頂から木々が茂って展望はない。アンテナが一等席を占めているので残念だ。

牛松山 山頂にて

丑年の二人 牛松山山頂にて

牛松山 三等三角点(標高629.2m)
 昼休みを終えて下山開始、少し下ると牛松山の三角点がある。三角点は三等三角点で標高629mだ。ここも木々に覆われていて展望は望めない。

 三角点をあとに下山開始、愛宕神社へと少し急な下り道をひたすら下っていく。約1時間で愛宕神社に全員無事下山した。

牛松山 三角点にて

牛松山をあとに下山開始

愛宕神社へ

愛宕神社へ

愛宕神社へ

愛宕神社へ

登山口に無事下山
 下山して愛宕神社にお参りする。亀岡・愛宕神社(元愛宕)というそうで、案内によれば、京都愛宕山山頂の愛宕神社はこの場所から還座していったそうで、元愛宕と呼ばれている。京都の愛宕山愛宕神社は参拝者が耐えないがここは少しさみしい。神さんの世界でも出世運とかあるのだろうか。

愛宕神社

愛宕神社

愛宕神社

愛宕神社
 続いて丹波七福神の二番札所養仙寺にお参りした。布袋さんがおまつりしてあって内外・大小・新旧さまざまな布袋さんが600体ほどあるそうで、布袋寺とも言われているらしい。

養仙寺

布袋さん 養仙寺

牛松山 和らぎの道公園にて

亀岡駅へ

牛松山

今日の日よ ありがとう

牛松山登山証明書 丹波亀山城主 明智光秀
 養仙寺から和らぎの道公園から牛松山を仰いでひたすら1時間、亀岡駅へと歩く。数人の人が登頂証明書をもらって戻ってきた。
 新型コロナウイルス感染に注意しながらの少し窮屈な山旅を強いられる中、いい天気の中楽しい山旅ができました。
 新型コロナウイルス感染に注意しながら健康で楽しい山登りを皆んなで楽しみましょう。積極的なご参加を期待しています。ありがとうございました。
 
参考:12年前の牛松山登山   

コース
 京都駅(8:42)=[園部行き]=亀岡駅(9:10/(9:24)〜道標(9:41)〜
 北保津BS(9:50/10:00)〜一の鳥居・登山口(10:06)〜二の鳥居(10:18)〜
 御神燈十一丁(10:58)〜金比羅神社(11:40/11:47)〜牛松山(11:49/昼食/12:23)〜
 牛松山三角点(12:25/12:30)〜テレビ中継所(12:32)〜登山口(13:31)〜
 愛宕神社(13:31/13:47)〜養仙寺(13:50/13:56)〜和らぎの道公園(14:02)〜
 北保津BS(14:25)〜亀岡駅(14:58/15:21)=[京都行き]=京都(15:49)

天候   晴れ
参加者 17名 
実施日 2021.02.13 
友歩会 ohki 

参考:12年前の牛松山登山