槍ヶ岳の黎明
友歩会定例会 
Vol.5
槍ヶ岳〜双六岳縦走
槍ヶ岳 3180m 双六岳 2860m
槍ヶ岳〜千丈沢乗越〜左俣乗越〜左俣岳〜硫黄乗越〜樅沢岳〜双六小屋
 8月1日、槍ヶ岳の黎明、常念岳から蝶が岳の山並みの上が明るくなり、ご来光を待つだけだ。槍ヶ岳は真っ黒で天空に聳えている。槍の穂先でご来光をと思う人は暗闇の中ライトを頼りに穂先へと登っている。
 次第に空が明るくなり、多くの人たちが今か今かと空を眺めている。穂先にライトが見えるので何人かが登頂しているようだ。

槍ヶ岳の黎明

槍ヶ岳の黎明

槍ヶ岳の黎明
 4時53分ご来光だ。歓声があがり、みんな幸せそうだ。次第に穂高連峰に陽光が射し暖色になって、至福の一時を迎えた。昨年計画した表銀座コースで、ヒュッテ大槍から望む槍が岳は輝いてまたモルゲンロートになるのだろうか。再度挑戦してしてみたくなった。

槍ヶ岳の黎明 ご来光(4:53)

ご来光

槍ヶ岳・ご来光

槍ヶ岳テント場・大喰岳

常念岳

槍沢

槍ヶ岳

常念岳

穂高連峰

常念岳

槍ヶ岳

槍沢

穂高連峰

槍ヶ岳

槍ヶ岳山荘にて
 槍ヶ岳山荘に戻り、支度をして今日の目的地、双六岳へ出発した。陽の登る東の方を見ていたが、これからは鑓ヶ岳の西側の山々を楽しみながら進めていこう。
 槍ヶ岳の肩から素晴らしい北アルプスの山並みが望める。足下から切り立った尾根が双六岳へと続いている。西鎌尾根と呼ばれ槍ヶ岳から西に延びる厳しい尾根だ。

            黒部五郎岳 
              双六岳    三俣蓮華岳     薬師岳 鷲羽岳 水晶岳 赤牛岳  立山
                樅沢岳  西鎌尾根    硫黄尾根

槍ヶ岳

槍ヶ岳

槍ヶ岳肩にて

槍ヶ岳

双六岳・笠ヶ岳 西鎌尾根分岐(標高3060m)
 槍ヶ岳の肩から西鎌尾根へと進んでいく。先ず肩から標高差約330mを下り、千丈沢乗越を目指す。少し下って振りかえると、槍ヶ岳の少し違った姿が見られる。よく見かけるのは、槍沢からの槍ヶ岳、穂高連峰から望む槍ヶ岳ではないかと思う。
 こちらから見ると、小槍その上に曾孫槍が見え一番上が大槍だ。ここから孫槍は見えない。小槍の下を見ると、クライマーが槍ヶ岳にアタックしている姿が見える。

槍ヶ岳  小槍・曾孫槍・大槍

槍ヶ岳にて

笠ヶ岳

西鎌尾根

                     黒部五郎岳 
                        双六岳 三俣蓮華岳 薬師岳 鷲羽岳 水晶岳 立山
                   西鎌尾根        樅沢岳 

西鎌尾根

大パノラマを楽しむ
 アルペン踊りをした小槍、しらんけど!その子槍も見られて良かった。今まで大槍の下にあるのが小槍と思っていたが、孫槍だそうだ。そんなことで下から、小槍、曾孫槍、孫槍そしててっぺんが大槍だ。
 しばらく時々振り返りながら、前に広がる素晴らしい大パノラマを満喫しながら下っていく。

笠ヶ岳

千丈沢乗越へ

        笠ヶ岳                黒部五郎岳 
                          双六岳 三俣蓮華岳 薬師岳 鷲羽岳 水晶岳 立山
                           樅沢岳  西鎌尾根    硫黄尾根岳
  
 目の前に広がる大パノラマ、笠ヶ岳、黒部五郎岳そして手前に双六岳、三俣蓮華岳、奥に薬師岳、手前に鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳さらに右奥に立山連峰が実に素晴らしい。

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

ヨツバシオガマ

笠ヶ岳

千丈沢乗越へ

尖った岩を見ると槍ヶ岳!

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

笠ヶ岳

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

奥丸山・笠ヶ岳

西鎌尾根

西鎌尾根・硫黄尾根

                黒部五郎岳 
                       双六岳             三俣蓮華岳 
                    西鎌尾根            樅沢岳 

千丈沢乗越へ

イワギキョウ

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

西鎌尾根・硫黄尾根

笠ヶ岳

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

西鎌尾根

西鎌尾根

西鎌尾根

西鎌尾根
 千丈沢乗越に近づいて後ろを振り返ると、槍ヶ岳が山塊の向こうに見えていた。大槍の左下に小槍が大きく見えている。
 さらに目をくばると、奥穂高岳、ジャンダルムそして西穂高の山々、さらに焼岳が見えその奥に乗鞍岳が見える。

槍ヶ岳

槍ヶ岳

奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高・焼岳 乗鞍岳

槍ヶ岳

槍ヶ岳

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ

千丈沢乗越へ 後方に槍ヶ岳

千丈沢乗越へ

西鎌尾根

笠ヶ岳

奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高・焼岳 乗鞍岳

西鎌尾根

西鎌尾根
 素晴らしい西鎌尾根を槍ヶ岳から千丈沢乗越まで下ってきた。ここから樅沢岳まで西鎌尾根をアップダウンを繰り返し進んでいく。

千丈沢乗越(標高2734m)

千丈沢乗越

千丈沢乗越にて
 
     

コース
【1日目】7月29日(木) 晴れ
 新大阪(7:46)=[のぞみ212]=京都(8:02)=名古屋(8:38/9:00)=[しなの5]=
 松本(11:04/昼食他/12:50) =[松本電鉄]=新島々(13:20/13:30)=[アルピコバス]=
 上高地BT(14:35)〜河童橋(14:50)〜西糸屋(14:58)〜[上高地散策]〜西糸屋(17:12) (泊)
【2日目】7月30日(金) 晴れ
 西糸屋(7:34)〜河童橋(7:38/7:53)〜岳沢湿原(8:05/8:12)〜
 明神池・穂高神社奥宮(9:01/9:15)〜明神(9:26/9:35)〜徳沢(10:35/10:55)〜
 横尾(12:02/昼食/12:40)〜一ノ俣分岐(13:48)〜二ノ俣(14:00)〜槍沢ロッジ(14:36) (泊)
【3日目】7月31日(土) 晴れ時々霧
 槍沢ロッジ(5:35)〜ババ平キャンプ場(6:21/6:29)〜水俣乗越分岐・槍沢大曲り(7:00)〜
 天狗原分岐(8:19/8:30)〜水場(9:13)〜ヒュッテ大槍分岐(10:02)〜
 播骭A(10:21/10:27)〜殺生分岐(11:19)〜 槍ヶ岳山荘(12:25/CI・昼食/13:25)〜
 槍ヶ岳(14:00/14:40)〜槍ヶ岳山荘(15:25) (泊)
【4日目】8月1日(日) ・・・日の出 4:53 晴れ夕方雨
 槍ヶ岳山荘(5:57)〜千丈沢乗越(7:13/7:16)〜[西鎌尾根]〜左俣乗越(9:18/9:37)〜左俣岳〜
 硫黄乗越(10:54)〜樅沢岳(12:18/12:31)〜双六小屋(13:12) (泊)
 *天候急変予測と到着1時間遅れ、夕食早く16:15等で双六岳を先送り。
【5日目】8月2日(月) 晴れ
 双六小屋(5:19)〜巻道分岐(5:40)〜中道分岐(5:49)〜双六岳(6:37/6:55)〜
 中道分岐(7:42)〜巻道分岐(7:45)〜双六小屋(8:02/8:15)〜くろゆりベンチ(9:18/9:26)〜
 花見平(9:52/10:06)〜弓折岳分岐(10:26)〜弓折岳(10:44/10:53)〜
 弓折岳分岐(11:03/11:07)〜鏡平小屋・鏡平(12:02/昼食・展望/12:42)〜
 熊の踊り場(13:01)〜シシウドヶ原(13:30)〜イタドリヶ原(14:14)〜チボ岩(14:46)〜
 チチブ小沢・水場(14:53/15:04)〜秩父沢(15:13)〜わさび平小屋(16:31) (泊)
【6日目】8月3日(火) 晴れ
 わさび平小屋(6:46)〜笠新道分岐(7:05)〜お助け風(風穴)(7:48)〜
 新穂高ロープウエイ(8:32/8:55)=[濃飛バス]=平湯温泉BS(9:28)〜
 平湯の森(9:50/入浴/11:20)〜平湯温泉BS(11:30)=[濃飛バス]=
 高山(12:31/昼食/13:29)=[ひだ 12]=(16:09/16:32)=[のぞみ 95]=新大阪(17:21)
【7日目】8月4日(水) 予備日

天候   晴れ 
参加者 8名 
実施日 2021/07/29-08/03 
友歩会 ohki 
写真協力  参加の皆さん