|
稲村ヶ岳 山頂にて |
友歩会定例会 |
Vol.2 |
稲村ヶ岳 標高1726m 大日山 標高1689m
|
|
洞川温泉〜法力峠〜山上辻・稲村ヶ岳山荘〜
稲村ヶ岳〜大日山〜山上辻〜法力峠〜洞川温泉
|
|
4月25日、大峰山の2日目、4時過ぎに目を覚ますとまだ雨が降っている。5時過ぎ山荘の主人と相談、山は逃げないから危険を冒してまで行かない方がいいのではということで、早朝の稲村ヶ岳登山は中止した。下山語朝食にしていたが、無理を言って朝食を早くしてもらうことにした。
日の出とともに霧も次第に晴れてきた。今日の予定は、稲村ヶ岳、大日山に登頂して洞川温泉に下山するように変更した。 |
|
稲村ヶ岳山荘にて |
稲村ヶ岳山荘 ご主人とお話 |
稲村ヶ岳へ |
6時20分、稲村ヶ岳へ出発した。約2時間のコースタイムだが残雪のどうクリヤーするかで変わりそうだ。登り始めると早速登山道に雪が残っている。山頂近くはどうなっているのか心配だ。 |
|
稲村ヶ岳登山案内 |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
大日山が見えてきた |
稲村ヶ岳へ |
木々の間に大日山が見えてくる。ここで大日山について、山荘の主人などから聞いたことをまとめてみました。
大峰の山々から特徴の尖って見える山が昔、稲村ヶ岳と呼ばれていたそうで、今も稲村ヶ岳の本峰は大日山だ。稲村(稲叢)は、刈り取った稲を乾燥させるため積上げたもので、南側の谷、岩本谷から眺めるとそれに似ているので稲村ヶ岳(大日山)と呼ばれていた。以降地図では少し高いピークが稲村ヶ岳になり、元々呼ばれていた稲村ヶ岳は大日山となったそうだ。 |
|
稲村ヶ岳へ |
大日山 |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
大日山の麓に着くと、断崖絶壁を横切るように道がついている。横切ったところから登りになるが、ここに残雪がしっかりあり、滑ると谷底にまっしぐらだ。岩との間が溶けている箇所はいいのだが、その先残雪をキックステップして滑らないよう、バランスを崩して転倒しないよう最大の注意で無事通過だ。帰りはもっと怖そうだ。 |
|
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
稲村ヶ岳へ 大日山を巻いて登る |
大日山分岐・キレット |
登りきるとキレットになっていて、大日山と稲村ヶ岳の間が鋭く切れ落ちている。大日山への登り口になっている。
ここからまた急な稲村ヶ岳直下の岩壁を登っていく。登りきると平たいところに出て少し急な登りで山頂に着く。 |
|
キレット |
稲村ヶ岳へ |
大日山 |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
稲村ヶ岳へ |
登り着くと三角点があり、山頂に展望台がある。稲村ヶ岳山頂で、標高は1726mで三等三角点になっている。展望台からは360度の大パノラマで実に芝らしい。
山頂から今日登る予定だった山上ヶ岳が北方向に見え、反対の南側に弥山、八経ヶ岳など大峰の山々が見える。天気が良ければ今頃山上ヶ岳を目指して歩いているのだがやはり残念だ。 |
|
稲村ヶ岳 山頂 |
稲村ヶ岳 三等三角点(標高1726m) |
山上ヶ岳・・・竜ヶ岳 稲村ヶ岳より |
仏生嶽・八経ヶ岳・・・頂仙岳 稲村ヶ岳より |
稲村ヶ岳 山頂にて |
稲村ヶ岳山頂をあとに |
大日山へ |
稲村ヶ岳山頂をあとに大日山分岐へと下っていく。木々の間から見える大日山はさすが稲村ヶ岳を象徴する山容をしていて素晴らしい。 |
|
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山 |
大日山 |
大日山分岐からいきなり、岩の登りに取付く。ハシゴや階段をどんどん登っていく。キレットが覗ける岩まで来ると、赤いハシゴがかかっている。ハシゴの下は切れ落ちたキレットだ。 |
|
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山へ |
大日山に登り切る。大日山は、前述したように稲村ヶ岳の本峰で稲村ヶ岳と呼ばれていた。標高は、1689mで山頂に大日如来がお祀りしてある。 |
|
大日山へ |
大日山 山頂(標高1689m) |
大日山 山頂にて |
大日山 山頂にて |
八経ヶ岳 大日山より |
大日山 山頂をあとに |
大日山を下る |
大日山を下る |
キレット 大日山下りにて |
大日山を下る |
大日山を下る |
キレット |
キレットで一休み
|
スリルのある大日山を下り、キレットで一休みにした。これから今日一番の難所だ。行きはヨイヨイで登りきったが、下りは滑らないように歩くのはもちろんだがバランスを崩すと深い崖下に滑落だ。 |
|
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘へ |
稲村ヶ岳山荘に下山 |
稲村ヶ岳山荘にて |
稲村ヶ岳山荘にて |
全員無事山荘まで下山してくつろいだ。小屋の主人も出てきて稲村ヶ岳についての話などしてくれた。一息ついで洞川温泉へと下山開始した。 |
|
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
法力峠まで下山 |
断崖絶壁を横切る登山道を注意しながらひたすら下る。所々に苔むした岩や芽吹き始めた木々が美しい。
法力峠まで下ってきた。一休みして母公堂分岐へ往路を下っていった。特に危険なところはないのでまたひたすら下って行った。 |
|
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
母公堂分岐 |
母公堂分岐から母公堂へと下って行く、15分ほどで車道に出て母公堂に無事全員下山した。残念ながら母公堂は閉まっていた。コロナの影響なのだろうか?
1300年程前、役行者が熊野本宮から大峰山脈を南から北の大峯山(山上ヶ岳)に向かい修行していた。この修行を案じた役行者の母が会いに、洞川の蛇ヶ谷まで来た、しかし大蛇がでてこの谷は渡れなかった。役行者の弟子の前鬼が、母と会えるように洞川の人に頼んで庵を作り、母公堂と名付けたそうだ。その際、母があとを追わないように「女人入山禁止の結界門」を建てた。これが「女人禁制」の始まりだそうだ。 |
|
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
洞川温泉へ |
母公堂 |
母公堂 撮影:2013/6/6 |
母公堂にて 撮影:2013/6/6 |
ごろごろ水 |
さくら |
洞川温泉へ |
稲村ヶ岳登山口に全員無事下山 |
母公堂をあとに行者道を洞川温泉へと歩いた。途中、ごろごろ水に立ち寄りおいしい水を頂いた。稲村ヶ岳登山口も無事通過し、洞川の街を経て洞川温泉手前の「四季彩うえき」で昼食を頂いた。おいしい定食とビールで満足。そして、洞川温泉につかりゆっくりくつろいだ。
バスの時間まで皆さんは、鍾乳洞や洞川を散策して楽しんでおられたようだ。定刻のバスに乗り、帰阪した。 |
|
洞川温泉 |
洞川温泉BS |
|
|
今回は、小雨の中での登攀で初日は稲村ヶ岳の登頂はできず、2日目早朝稲村ヶ岳も霧雨でできず、天気回復後稲村ヶ岳登山しかできなかった。当初予定していた男性は山上ヶ岳、女性は観音峯は残念ながらお預けとなった。
小雨の中、雨具で熱くなったり寒くなったり、岩場での滑りそうな箇所の通過、残雪の通過などいろいろありましたが全員無事登頂下山でき良かったと思います。ありがとうございました。
新型コロナウイルスの猛威はまだまだ続くようです。注意しながら健康で楽しい山登りを皆んなで楽しみましょう。積極的なご参加を期待しています。 |
|
|
|
|
|
|
コース
(1日目)
近鉄阿部野橋(7:50)=[急行吉野行き]=下市口駅(9:01/9:20)
=[奈良交通バス洞川温泉行き]=洞川温泉BS(10:38/10:40)〜登山口(10:59)〜鍾乳洞〜
母公堂分岐(11:32)〜法力峠(12:28/昼食/12:44)〜山上辻・稲村小屋(14:30)
*稲村ヶ岳登山雨天で中止 (泊)
(2日目)
稲村ヶ岳山荘(6:20)〜大日山分岐(6:44)〜稲村ヶ岳(7:05/7:20)〜大日山分岐(7:37)〜
大日山(7:46/8:00)〜大日山分岐(8:10/8:14)〜稲村小屋(8:34) /8:52)〜
法力峠(10:07/10:18)〜母公堂分岐(11:04)〜母公堂(11:20/11:03)〜ごろごろ水(11:42)〜
登山口(11:53)〜洞川温泉(12:10/昼食・散策・入浴/15:30)〜 洞川温泉BS(15:40/15:58)
=[奈良交通バス下市口行き]=下市口駅(17:08/17:24)=[急行]= 阿部野橋駅(18:44)
−−−<当初予定>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(1日目) 法力峠〜稲村ヶ岳
近鉄阿部野橋(7:50)=[急行吉野行き]=下市口駅(9:01/9:20)
=[奈良交通バス洞川温泉行き]= 洞川温泉BS(10:38/10:38)〜
法力峠(12:20/昼食/12:44)〜山上辻・稲村小屋(14:00/14:20)〜
稲村ヶ岳(15:20/15:30)〜大日山(15:55/16:00)〜稲村小屋(16:20) (泊)
(2日目男性) レンゲ辻〜山上ヶ岳〜清浄大橋〜母公堂〜洞川温泉
稲村小屋(6:20)〜レンゲ辻・女人結界門(7:20/7:30)〜山上ヶ岳・湧出岳(8:20/8:30)〜
大峰山寺(8:35/8:40)〜西ノ覗(9:00)〜洞辻茶屋(9:20)〜お助け水(9:40)〜
一本松茶屋(10:10)〜 女人結界門(10:50)〜清浄大橋(11:10)〜母公堂(11:30/11:40)〜
洞川温泉(12:10/昼食・散策・入浴/15:30)〜 洞川温泉BS(15:50/15:58)
=[奈良交通バス下市口行き]=下市口駅(17:08/17:24)=[急行]= 阿部野橋駅(18:44)
(2日目女性 A) 法力峠〜観音峯〜洞川温泉
稲村が岳山小屋(6:30)〜法力峠(7:30/7:40)〜三ツ塚(8:40/8:50)〜観音峯山(9:25/9:40)〜
観音峰展望台(10:15/10:25)〜観音平(10:50)〜観音峰登山口(11:50/12:00)〜
洞川温泉(13:00/昼食・入浴・散策/15:30) 洞川温泉BS(15:50/15:58)
=[奈良交通バス下市口行き]=下市口駅(17:08/17:24)=[急行]= 阿部野橋駅(18:44)
(2日目女性 B) 法力峠〜母公堂〜洞川温泉
稲村小屋(7:30)〜法力峠(8:30/8:40)〜母公堂(9:40/10:00)〜
洞川温泉(10:30/昼食・散策・入浴/15:30)〜 洞川温泉BS(15:50/15:58)
=[奈良交通バス下市口行き]=下市口駅(17:08/17:24)=[急行]= 阿部野橋駅(18:44)
天候 4/24 小雨 4/25 晴れ
参加者 11名
実施日 2022.04.24〜25
友歩会 ohki
|
|
|
|
|