燧ヶ岳山頂 柴安嵓にて
友歩会定例会 
Vol.2 
 尾瀬の山旅 
  燧ヶ岳~尾瀬ヶ原~至仏山
燧 ヶ 岳 標高2356m
尾瀨御池~広沢田代~熊沢田代~燧ヶ岳俎嵓~燧ヶ岳柴安嵓~見晴
 9月26日秋の燧ヶ岳に登頂だ。御池ロッジの窓に夜明けを告げる陽が昇ってきた。心配していた天気は良いようだ。燧ヶ岳に挑戦だ!

尾瀨御池の夜明け

御池ロッジを出発

尾瀬御池バスターミナル
 支度をして登山口へ、登山口から山頂まで標高差1265mと、かなり厳しい登りだ。登山口に入ると、直ぐ昨日確認したように左折し少し下る。下り終えると直ぐ登りが始まる。

燧ヶ岳登山口にて

燧ヶ岳登山口にて

燧ヶ岳登山口(標高1500m) 6:03

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

太陽がまぶしい 素晴らしい山旅になりそうだ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ
 大きな岩や小さなの道なき道を登っていく。少し登ると、木々の間からまぶしい太陽が射してきた。厳しい登りだが頑張れよと背中をおしているようだ。

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ 1回目登りきった!

広沢田代(標高1740m)  7:04
 登山口から約1時間、ごろごろ岩の道から長いハシゴが延びていて登りきると、前方が開ける。広沢田代で広い湿地帯だ。期待していた草紅葉も見頃を迎えていた。

 湿原の周囲は霧がかかっていて、幻想的な草紅葉の草原、いろんな形の池塘(ちとう)、草紅葉の中を木道が続く。

広沢田代 7:04

広沢田代

広沢田代

広沢田代  7:22

広沢田代

広沢田代にて

広沢田代にて

広沢田代

広沢田代

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ
 広沢田代で楽しんで次のステップへと進む。ここコースの山登りは三段飛びで、ホップは田代湿原、ステップは熊沢田代そしてジャンプは燧ヶ岳だ。

 広沢田代の端にくるとまたきつい登り、ステップが始まる。ここからの登りは、木階段、木道そしてどろんこ道で、田代湿原の端から約45分頑張る。

 30分ぐらい登った急坂の途中で、5合目になる。まだ半分だ頑張れ!頑張れ!
5合目標識から5分ほど登ると、下界が見られるようになり、先ほどの広沢田代が黄金色に輝いて見え、疲れが引いていくような感じだ。

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ  7:23

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ
 燧ヶ岳へ 5合目(標高1940m)  7:55
広沢田代  8:00

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

熊沢田代が見えてきた  8:08
 広沢田代端から約45分厳しいステップを頑張って、熊沢田代の見える端に登りきる。ここから眺める熊沢田代は大きな大きな、お皿のようで中央に木道が走り、正面に燧ヶ岳が聳えて見える。

熊沢田代

熊沢田代

燧ヶ岳

熊沢田代

燧ヶ岳 熊沢田代

燧ヶ岳をバックに 熊沢田代にて

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳 熊沢田代

熊沢田代

燧ヶ岳 熊沢田代
 広々した熊沢田代の中心部へと木道を進んでいく。熊沢田代は、正面に燧ヶ岳が見えてみんなの笑顔も素晴らしい。草紅葉は一段と美しく、大きな池塘がたくさんあり、池塘には青空と白い雲、周囲の景色が映り込んで素晴らしい。

熊沢田代

熊沢田代

熊沢田代

熊沢田代(標高1950m)  8:22

燧ヶ岳 熊沢田代にて

熊沢田代

熊沢田代  8:32
 雲上の楽園で時を過ごし、いよいよジャンプで燧ヶ岳山頂を目指す。山頂への標高差は約400mでかなり厳しい、途中でバテないことを祈るのみだ。

 熊沢田代の木道端から7分程登ると、眼下に熊沢田代が見える。湿原は、顔のようで2つの池塘が目、小さな森が鼻、木道が口のようだ。皆さんはどう見られたかな!?

 さらに5分ほど登ると、熊沢田代の向こうに、会津駒ヶ岳が見えてくる。今回幸か不幸か登れなかったが、草紅葉の会津駒ヶ岳のたおやまな山容が目に浮かぶようだ。

燧ヶ岳へ 熊沢田代を上から望む  8:39

熊沢田代

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ 熊沢田代をバックに 8:43

会津駒ヶ岳 熊沢田代
 素晴らしい草紅葉の世界が過ぎると厳しい山登りになり、程なく6合目(標高2020m)を通過、この辺りから厳しくなってくる。ただ所々で少し開け会津駒ヶ岳などが望める。また所々に木々の紅葉が真っ青な空と、秋の雲と相まって美しく厳しい登りを応援してくれる。

燧ヶ岳へ 6合目  8:50

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ  9:12

会津駒ヶ岳

燧ヶ岳へ(標高2130m辺り)  9:20

会津駒ヶ岳
 しかし、そのあとガレ場道の急登になってくる。ガレ場道をヒイヒイ言いながら約30分上部に空がと思ったところで、8合目を通過、数分で巻き道に登りきる。

 しばらく巻き道を登っていくと、赤茶けた崩壊地を通過する。ここから山頂まで標高差約95mの急登が続く。登るのが精一杯で写真を撮る余裕はない。厳しい~

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳へ 8合目(標高2230m)  9:50

会津駒ヶ岳

燧ヶ岳へ  9:52

会津駒ヶ岳

燧ヶ岳へ(標高2250m)  9:57

燧ヶ岳へ

燧ヶ岳山頂 俎嵓だ!  10:26
 10時26分、燧ヶ岳山頂の俎嵓(まないたぐら)に登頂、登山口を6時に出発して3時間半よく頑張った。

 燧ヶ岳は、双耳峰で今登頂した俎嵓は、標高2346mで二等三角点がある。これから向かうもう一つの峰が柴安嵓で標高2356mで燧ヶ岳の主峰になっている。

燧ヶ岳 俎嵓

燧ヶ岳 俎嵓

燧ヶ岳 二等三角点(標高2346m)

燧ヶ岳 柴安嵓  俎嵓より

燧ヶ岳 俎嵓山頂と柴安嵓

燧ヶ岳 俎嵓にて

燧ヶ岳 俎嵓にて

燧ヶ岳 ミノブチ岳
 俎嵓からの眺望は素晴らしい。眼下に大きな湖、尾瀬沼が見える。その手前に富士山のような小さな峰が見える。燧ヶ岳は双耳峰だがもう一つ峰があってそれが眼下のミノブチ岳だ。遠くを見ると、男体山、日光白根山なども見えている。

燧ヶ岳俎嵓より望む 男体山・日光白根山  尾瀬沼・ミノブチ岳

燧ヶ岳 柴安嵓  俎嵓より
 俎嵓から西側を見ると、柴安嵓が見える。標高差50mほど下って登り返す。約25分で燧ヶ岳の主峰柴安嵓に登頂する。柴安嵓は、標高2356mで燧ヶ岳の主峰だ。

 燧ヶ岳は、福島県・群馬県・新潟県の県境にある尾瀬ヶ原の北東、福島県南西の隅のある火山だ。尾瀨を代表する燧ヶ岳は、東北地方の最高峰で明日登る至仏山とともに日本百名山だ。

燧ヶ岳 柴安嵓へ  10:47

燧ヶ岳 柴安嵓へ

燧ヶ岳 柴安嵓へ

燧ヶ岳 柴安嵓へ

燧ヶ岳柴安嵓へ登頂  後方は越えてきた俎嵓  11:12

燧ヶ岳 柴安嵓

燧ヶ岳山頂・柴安嵓 (標高2356m)

燧ヶ岳山頂にて

燧ヶ岳山頂にて
そして
燧ヶ岳柴安嵓で昼食
 山頂からの眺望はこれまた素晴らしい。眼下には尾瀬ヶ原が広がり、その先に至仏山が見える。ミノブチ岳、尾瀬沼、男体山、日光白根山も望める。振り返ると、今登頂した俎嵓が見える。

至仏山・尾瀨ヶ原

燧ヶ岳柴安嵓より望む 男体山・日光白根山  尾瀬沼・ミノブチ岳

燧ヶ岳 俎嵓  柴安嵓より
 山頂で昼食をとり、見晴新道を下り始めた。岩とガレ場道を下っていく。左側にミノブチ岳が見え上から見た面影とは全く違って見える。

 どんどん下っていくと尾瀬ヶ原が、間近に近寄ってくる感じだ、至仏山も美しく見えている。

燧ヶ岳 柴安嵓をあとに  11:54

下田代・見晴へ

ミノブチ岳・尾瀬沼

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

至仏山・尾瀨ヶ原

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

尾瀬ヶ原

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

俎嵓

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ(標高2200m)
 岩場の道を楽しく下っていくと、標高2180m辺りから樹林帯になってくる。ここから苦難の下りになってくる。少しでも平坦なところがあると、泥の道になっている。平坦部が長いと地獄で、泥試合になる。

 見晴まで3.8kmの標識が出てくる、泥試合を繰り返しながら下って行く、7合目を通過、6合目通過、そして3合目まだまだ悪戦苦闘が続く。

下田代・見晴へ(標高2180m辺り)  12:33

下田代・見晴へ  あと 3.8kmだ!  12:38

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ
7合目まで下ってきた(標高2080m)  13:08
下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ 3合目だ!1(標高1690m)  14:44
 我慢の泥試合が続く、なんとか見晴まで1.6km地点まで下ってきた。火山の山は概ねどろんこ道があるがこの燧ヶ岳は特別ではなかろうか。

 やっと、尾瀬沼への分岐に下ってきた。ここから燧ヶ岳まで3.3kmの表示があり、今この3.3kmを下ってきた。4時間あまり下りで、30分ほどが普通の山道で、ほとんどが泥合戦の道だった。

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

見晴新道 見晴へ 1.6km  15:22

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

見晴新道① 尾瀬沼分岐 燧ヶ岳へ3.3km  15:52

木道になる ビール!ビール!(標高1475m)

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

下田代・見晴へ

尾瀨小屋に到着 尾瀬ヶ原(標高1420m)  16:05
   
 木道になり、「ビール!ビール!」で、テンポをとって見晴へと進む。16時を廻ったところで、今日の宿尾瀨小屋に全員無事下山、到着した。

 山小屋では珍しく、お風呂があり、早速入浴汗を流した。ロビーで団欒、夏場だと、外にたくさんあるテーブル、ベンチで盛り上がるのだろう。夕食を頂いて就寝。

 明日は、尾瀬ヶ原を散策して、至仏山に挑戦だ。  つづく 
   
     

コース
9/25 大阪~尾瀨御池
 新大阪(7:30)=[のぞみ88]=品川(9:49/換/9:55)=[⑩土浦行き]=
 東京=上野=北千住(10:22) 新大阪(7:57)=[のぞみ90]=品川(10:17/換/10:33)
 =[⑪土浦行き]=東京=上野=北千住(11:02) 北千住(11:12)
 =[東武特急リバティー会津119号会津田島行き]=新藤原=会津高原尾瀬口(13:52)
 会津高原尾瀬口BS(14:10)=[会津バス尾瀬御池行き]=尾瀬御池BS(15:50)
 尾瀬御池ロッジ (泊)
9/26 燧ヶ岳 尾瀬見晴
 御池ロッジ(5:55)~御池登山口(6:01)~広沢田代(7:07/7:15)~熊沢田代(8:22/8:30)~
 燧ヶ岳俎嵓(10:27/10:45)~燧ヶ岳柴安嵓(11:15/昼食/11:52)~見晴新道分岐(15:22)~
 下田代十字路・見晴(16:05)  尾瀬小屋 (泊)
9/27 尾瀬ヶ原  至仏山  戸倉温泉
 尾瀬小屋(5:52)~竜宮小屋(6:25)~中田代三俣(7:10/7:20)~尾瀨ロッジ(8:02)~
 ビジターセンター(8:03/8:12)~至仏山(11:57/昼食/12:23)~小至仏山(13:14/13:24)~
 テラス(14:46/14:51)~鳩待峠(15:17/15:33) =[乗り合いタクシー]=尾瀬戸倉(15:55)  
 戸倉温泉マルイ旅館 (泊)
9/28 吹割の滝 帰阪
 マルイ旅館(8:30)=[バス]=吹割の滝(8:50/散策/9:40)=[バス]=
 上毛高原(10:30/10:44)=[上越新幹線たにがわ408東京行き]=東京(12:00) (解散)

参加者 8名 
実施日 2022/09/25~09/28 
友歩会 ohki  ueda  nomoto