シシ淵にて
友歩会定例会 
Vol.1 
 大杉谷~大台ヶ原
大 杉 谷 ~ 日出ヶ岳 標高1695m
大杉谷登山口~大日嵓~京良谷~千壽滝~シシ淵~
ニコニコ滝~平等嵓~桃の木山の家
 10月29日から31日で大杉谷から大台ヶ原へ縦走し、最終日は大台ヶ原の三座の縦走をした。

 29日早朝大阪を出発、鶴橋7時3分発の急行で松阪へ、JR紀勢線を乗り継いで三瀬谷駅に10時14分到着。駅前の路地を大きく巻いてホーム反対側の道の駅おおだいへ急ぐ。

 道の駅おおだいから、登山バスで10時30分出発、登山口まで約一時間半だ。約一時間で大杉谷登山センターに到着、ここで小休止をとり30分ほどでやっと、大杉谷登山口BSに到着した。

JR三瀬谷駅 乗ってきた紀勢線新宮行き

三瀬谷駅前

道の駅 おおだい

大杉谷登山センター

大杉谷登山口BS(標高280m)

大杉谷登山口へ

大杉谷登山口へ

大杉谷登山口へ
 大杉谷登山口BSに、5台ほどの小型バスが到着、登山客が100人超えと思われる。今夜の桃の木山の家は満員のようだ。

 BS辺りが狭いので先に進んだ。適当な休憩場所がなく、登山口まで来てしまった。登山口の片隅で昼食をとり、登山準備をした。

 いよいよ大杉谷への出発だ。入口にフェンスゲートがつけられていて、その先は、岩壁をえぐった登山道になっている。そして、岩壁にはクサリがつけられていて、厳しい大杉谷入口だ。

大杉谷登山口(標高300m)

大杉谷登山口

大杉谷登山口を出発 12:20

大杉谷登山口を出発

大杉谷を登る

大杉谷を登る

エメラルドグリーンが出迎え

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る
 緊張しながら右の岩につけられたクサリをつかみながら前進していく。左下は絶壁で、左前方からエメラルドグリーンの大杉谷が歓迎してくれている。

 程なく、大日嵓(だいにちぐら)を通過する。大日嵓は、高さ110m程の岩壁で、岩壁をえぐってつくられたスリリングな道を進んでいく。なかなか気が抜けない岩の道だがクサリがあるので、掴まって時々息抜きをして前進する。

大杉谷 宮川

大杉谷を登る 大日嵓の始まり?

大杉谷を登る 大日嵓標識辺り

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る
 岩場が終わると、大日嵓吊橋になる。早速足がすくむのを感じながら吊橋を渡る。大杉谷には吊橋が10箇所ほどあるがその最初の吊橋だ。

大日嵓吊橋

大日嵓吊橋

大日嵓吊橋

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

広い河原に出る
 大日嵓吊橋からまたトリッキーな岩壁の道を進み、大杉谷の広い河原に下りつく。岩場を無事通過でほっとする場所だ。休憩スポットなのだが、60人ほどの大パーティーが休憩中なので先回りしようとスルーした。

大杉谷 広い河原に出る 
 岩の道を登って先へと進んでいく、能谷吊橋を渡る。長い橋だが下は広い河原になっているので余裕だ。橋を渡って5分ほど進むと、今度はかなり長い吊橋が待っている。結構厳しい吊橋で、地獄谷吊橋だ。橋の左右のワイヤーを素早く確実に握りかえして無事渡り終えた。

大杉谷を登る

能谷吊橋

能谷吊橋

大杉谷を登る

地獄谷吊橋

地獄谷吊橋

地獄谷吊橋 

地獄谷吊橋を渡る
 また崖沿いの道を先へ先へと進んでいく。時々ほっとできる道もあるが頑張って進む。追い越してきた60人のパーティーのリーダー曰く、スグ追いつくので、間を開けて進みのは難しいわ?頭にくるツアーのリーダーだ。追いつかれたら先を譲る予定だが、振り返ると着いてきていない。パなんとか言うツアーだが?失礼な!

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

紅葉でエメラルドグリーンが黄金色に!

京良谷 
 京良谷に下ってきた。エメラルドグリーンの大杉谷が、紅葉と日差しで黄金色に変化していた。素晴らしい、ほっとできる瞬間だ。

 また岩の登りになる。15分ほど登ると、日浦杉吊橋だ。結構しっかりした吊橋で、吊橋にもだいぶなれてきた。吊橋を渡って少し進むとかなり厳しい岩壁の登りになる。この先なにか良いことがありそうだ。

大杉谷を登る

大杉谷を登る

日浦杉吊橋

日浦杉吊橋

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る
 えぐられた道のついた岩壁を次第に高度を上げていくと、10分ほどで期待がさらの大きくなってくる。深い谷底が刺激的になってきた。小さな滝が眼下に見え、エメラルドグリーンの大杉谷が美しく見えてきた。

 顔を上げると、山の上から滝が吹き出している。千壽滝(せんぴろだき)だ。もう少し上に展望休憩所があるので、千壽滝を時々眺めながら登りきった。

大杉谷 小さな滝が見えてきた

エメラルドグリーンの大杉谷宮川

千壽滝

千壽滝

千壽滝展望台(標高330m)

大杉谷 千壽滝
 展望台から千壽滝を堪能した。滝の周囲の木々が生長して、次第に滝が見えにくくなってきている。この滝は対岸で少し遠いためインスタントカメラでは少し撮影が甘いので残念だ。

千壽滝(せんぴろだき)

千壽滝 

千壽滝

千壽滝
 展望台から千壽滝を堪能した。滝の周囲の木々が生長して、次第に滝が見えにくくなってきている。この滝は対岸で少し遠いためインスタントカメラでは少し撮影が甘いので残念だ。

大杉谷

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る
 千壽滝から50分ほど結構厳しい岩の道が続く。なかなかハードでひたすら前進していく。シシ淵が遠くに見えてきた。しかしここからまだ一山越える感じで進んでいく。

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷

シシ淵が遠くに見えてきた

シシ淵遠望

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

ダイモンジソウ

  
 一山超えた感じで広い河原に出ると、前方にV字に切れた峡谷シシ淵が大きく聳えその奥に滝が落ちていて素晴らしい。さらにその滝がエメラルドグリーンの川面に映り感激だ。滝はあとで大きく見えるニコニコ滝だ。

 シシ淵は、大杉谷の超絶景スポットだ。ここの景色は、日差しによって大きく変化するので飽きない絶景だ。時間があれば朝から夕方まで見れば面白そうだ。

シシ淵(標高350m)

シシ淵 奥の滝はニコニコ滝

大杉谷を登る

シシ淵にて

シシ淵にて

シシ淵

シシ淵

シシ淵をあとに

大杉谷を登る
 シシ淵を楽しんだあと、左岸を高巻きして登っていく。シシ淵で見えていた滝、ニコニコ滝が見えてくる。落差50m程の一文字に落ちる懸垂の滝だ。

大杉谷を登る

大杉谷を登る

ニコニコ滝

ニコニコ滝

ニコニコ滝



 
 やがて目の前に絶壁が切立っている。平等嵓と呼ばれ唖然とする大岩壁、隣にもう一つありそれで平等嵓と呼ぶそうだ。

 平等嵓吊橋を渡って、大岩壁のすごさを実感知る。橋の高さもすごく、宙に浮いたところから眺める絶景は素晴らしい。

平等嵓(標高400m)・平等嵓吊橋

平等嵓

平等嵓

平等嵓吊橋

平等嵓吊橋

平等嵓吊橋

平等嵓吊橋

平等嵓吊橋

平等嵓

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

大杉谷を登る

加茂助吊橋

吉野熊野国立公園 大杉谷 環境庁・三重県

大杉谷を登る

桃の木吊橋
 圧巻の平等嵓を見て、加茂助吊橋を渡り、少し登ると、今日の宿が橋の向こうに見えてきた。桃の木吊橋に到着。橋の上で記念写真を撮って、桃の木山の家に入った。

桃の木吊橋と桃の木山の家(標高480m)

桃の木吊橋にて

桃の木山の家にて  16:39

大杉谷 桃の木山の家前
   
 早速、ビールで乾杯。みなさんうまく緊張と緩和を調整して危険箇所をクリヤーして無事到着できた。明日もまた危険箇所が続くコースが待っている。

 お風呂を楽しみにしていたが、宿泊者が多く新型コロナウイルス感染予防で入れなかった。夕食が最後で7時からになり襲い夕食になった。食後しばらく歓談したが早々に就寝。静かな山小屋ではなく、宮川の流れで一晩中ゴーゴーと鳴っていた。

 明日は、大杉谷をさらに登り、日出ヶ岳までの予定だ。  つづく 
   
     

コース
10/29  晴れ
 近鉄鶴橋(7:09)=[近鉄急行五十鈴川行き]=近鉄・JR松阪(9:14/9:24)
=[JR紀勢線伊勢市行き]= JR多気(9:35/9:43)=[紀勢線新宮行き]=JR三瀬谷駅(10:14)
~道の駅おおだい(10:25/10:30)=[登山バス]=大杉谷登山センター(11:20/11:25)=
大杉谷登山口BS(11.57)~登山口(12:03/昼食/12:20)~大日嵓吊橋(12:34)~
能谷吊橋(12:47)~地獄谷吊橋(12:53)~京良谷(13:25)~日浦杉吊橋(13:42)~
千尋滝(せんぴろだき)(14:02/14:16)~シシ淵(1504/15:18)~ニコニコ滝(15:29)~
平等嵓吊橋(15:48)~加茂助吊橋(16:15)~桃の木吊橋(16:36)~桃の木山の家(16:39) (泊)
10/30  晴れ
 桃の木山の家(6:19)~七つ釜滝(6:54/7:03~七ッ釜吊橋(7:18)~崩壊地(7:43~7:58)~
光滝(8:06)~隠滝(8:22)~四八郎滝(8:32)~堂倉橋・堂倉滝(8:52/9:14)~
粟谷小屋(10:31/昼食/11:07)~シャクナゲ平(12:47/13:01)~日出ヶ岳(13:55/14:13)~
展望台(14:23)~正木嶺(14:37/14:48)~正木ヶ原(15:10/15:15)~尾鷲辻(15:28)~
牛石ヶ原(15:48)~大蛇嵓(16:03/16:15)~牛石ヶ原(16:32)~尾鷲辻(16:51)~
大台ヶ原駐車場(17:37)  心・湯治館 (泊)
10/31  霧 霧雨 小雨 雨
 心・湯治館(5:05)~日出ヶ岳(5:49/日の出/6:16)~心・湯治館(7:04/朝食/8:05)~
川上辻(8:25)~ナゴヤ岳(8:53/9:00)~如来月(9:33/9:46)~三津河落山(9:54/9:59)~
大和岳(10:24/10:44)~ドライブウエイ出合(11:12)~川上辻(12:16)~
大台ヶ原駐車場(12:38)~
心湯治館・食堂・売店・ビジターセンタ(12:39/昼食・自由時間・バス待ち/15:40)~
大台ケ原BS(16:00)=[奈良交通バス]=湯盛温泉杉の湯(17:26/休憩/17:41)=
大和八木(18:47) (解散)
大和八木(19:04)=[近鉄急行上本町行き]=鶴橋(19:29)

参加者 9名(大杉谷) 7名(大台ヶ原)
実施日 2022/10/29~10/31 
友歩会 ohki  konisi  
写真協力  koga