前穂高岳にて
友歩会定例会 
Vol.2 
穂 高 岳 
前穂高岳 標高3091m 奥穂高岳 標高3190m
涸沢岳 標高3110m 
 岳沢小屋~前穂高岳~奥穂高岳~穂高岳山荘
 
 2日目9月12日は、今回のメインイベント前穂高岳、吊尾根そして奥穂高岳への縦走だ。

 岳沢小屋4時過ぎ起床、朝弁を食べて出発準備。昨夜の予報では今日はほぼ雨で登山中止が考えれてたのですが、皆さんの意気込みで雨は吹っ飛んでしまった。ラッキーです。

 乗鞍岳の上空は赤くなり、焼岳は時間とともに輝いてきた。5時10分岳沢小屋を出発、テント場のガレ場を横切って右手の重太郎新道を登り始める。

岳沢小屋(標高2170m) 5:05

岳沢小屋ベンチ 5:05
涸沢岳・乗鞍岳・焼岳 岳沢小屋より 5:06

岳沢小屋 5:06

穂高を見上げる 5:06

朝焼け 5:16

西穂高 5:16

霞沢岳・乗鞍岳・焼岳 雲海の上高地 5:16

岳沢を登り始める 5:17

岳沢を振返る 5:21

乗鞍岳・焼岳 5:34

紀美子平へ

西穂高
 重太郎新道を登っていくが、なんと言っても振返ると素晴らしい景色が応援してくれる。焼岳は、旭日に照らされて輝いて見える。さらに噴煙だろうか、そこに旭日が射して虹色に輝いて見える。素晴らしい光景だ。

 さらに乗鞍岳がどっしりと見え、その奥に御嶽山からも力を頂いて登れる。右側には、西穂高の連山に陽が射し、山が燃えて見える。

旭日に輝く焼岳 5:37

乗鞍岳・焼岳

旭日に燃える西穂高の峰 5:37

重太郎新道次第に険しくなってきた(標高2385m) 6:06
 岳沢小屋から約1時間、標高差200mほど登ると、道は次第に急になり、岩が多くなってきた。やがて垂直に近い長いハシゴが現れた。みんな慎重に登る。登り切ると、岳沢が美しく見える。

ごろごろ岩の登り

ハシゴ現れる

ハシゴ(標高1390m) 6:11

長いハシゴを登る

岳沢を振返る

長いハシゴを登る

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

焼岳 6:24
 ハシゴが過ぎさらに厳しい岩の道を登っていくと、一方通行の分岐になり、右上へと登っていく。標高差30mほど登ると、下りの分岐を通過する。そこを登り切ると、標高25000mの岩の上に出る。

 大きな岩にカモシカの立場と書かれていた。カモシカの立場の岩に登って楽しんでいる人もいた。のぞが乾いて水分補給の小休止を取る。

紀美子平へ

上り一方通行 この先事故多発(標高2460m) 6:27

紀美子平へ

カモシカの立場(標高2500m)

カモシカの立場に立ってみた!(標高2500m) 6:42

カモシカの立場で小休止

ハシゴ 6:52

ハシゴ(標高2530m)

紀美子平へ

上からの落石に注意(標高2560m) 6:59
 ハシゴや急登がつづき、高度も上がってくる。標高2560m辺りに、上からの落石に注意の看板がある。

 急な岩場の道が上へ上へと続いている。看板から約30分、落石に注意して登っていくと、岳沢パノラマ台の岩の上に出る。

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ(標高2650m) 7:25

紀美子平へ

紀美子平へ
 岩の上は、岳沢パノラマ台で素晴らしい展望だ。朝から見えている、霞沢岳、乗鞍岳、焼岳そして乗鞍岳の左奥には御嶽山も見える。眼下には岳沢そして上高地が望める。上高地の上の雲は可愛い。ここで一息次いでまた登っていく。

霞沢岳・乗鞍岳・焼岳

岳沢パノラマ台(標高2660m) 7:38

岳沢パノラマ台

岳沢パノラマ台にて 7:38~7:45

紀美子平へ 7:51

紀美子平へ 7:55

紀美子平へ

紀美子平へ 8:11

紀美子平へ 8:11

紀美子平へ 8:28
 岳沢パノラマ台で元気をもらってまた岩場の道を注意しながら登り摘めていく。約45分で雷鳥広場に到着。標高2840mまで、岳沢小屋から標高差670m登って来た。雷鳥は見当たらなかった霧がかかると出てくるのだろうか。

雷鳥広場(標高2840m) 8:30

紀美子平へ

紀美子平へ 8:44
 雷鳥平を過ぎると、また岩場になってくる。塔のような大きな岩があり、先端近くを乗り越えていく。いよいよ紀美子平へ最後岩場だ。

紀美子平へ(標高2860m) 8:45

紀美子平へ最後の登り(標高2880m) 8:50

紀美子平へ

明神岳

霞沢岳・御嶽山・乗鞍岳・焼岳

紀美子平へ最後の登り

紀美子平へ最後の登り

紀美子平へ最後の登り
 最後のスラブ状の大岩は、風化したのか亀裂が入って一枚岩の感じがなくなっていた。最初にこの岩を下ってきたときには滑り台のようなイメージだったが、この大岩も崩壊しつつあるようだ。

 岩場を登り切ると、紀美子平に9時到着。紀美子平の標高は、2910mで、前穂高岳山頂まで標高差180mをこれから登る。

紀美子平へ最後の登り

紀美子平に到着(標高2910m) 9:03

紀美子平に到着
 
紀美子平
 前穂高岳の登頂だ。青空がなくなってきたので雨具を着て、ザックをデポし空身で登ることにした。岩が折り重なった急斜面を落石に注意しながら登っていく。

 幸い雲がないので、周囲の景色が素晴らしい。このあと登る奥穂高岳、登ってきた岳沢、焼岳、西穂高の連山、明神岳、乗鞍岳、遠く御嶽山などを時々眺めながら、厳し岩場を登っていく。
紀美子平にデポして前穂高岳へ 
奥穂高岳

奥穂高岳

奥穂高岳

西穂高岳・奥穂高岳

奥穂高岳

前穂高岳へ

焼岳・西穂高岳

涸沢岳・北穂高岳

前穂高岳へ

前穂高岳へ
 前穂高岳に10時過ぎ登頂した。前穂高岳は、標高3091mで、一等三角点になっている。山頂からの展望は素晴らしいと言いたいのだが少し曇っていての眺めになった。

 一番目に付くのは、奥穂高岳、ジャンダルム、涸沢岳、北穂高岳、前穂高北尾根、上高地などなど素晴らしい。残念ながら槍ヶ岳は見えなかったようだ。

前穂高岳

前穂高岳

前穂高岳

前穂高岳 一等三角点(標高3090m)

前穂高岳北峰

上高地

前穂高岳にて

奥穂高岳

岳沢

紀美子平へ下る

紀美子平へ

岳沢

明神岳

奥穂高岳・吊尾根

紀美子平へ

紀美子平
 
 前穂高岳山頂を楽しんで、紀美子平へ下る。足元、落石に注意しながら、岩場は三点支持で下る。11時10分過ぎ紀美子平に下山。ここで昼食にし、奥穂高岳へと向かうことにした。

 つづく
   
     
 

コース
 9月11日 ① 大阪=松本=上高地~岳沢小屋
新大阪(7:57)=[のぞみ76]=名古屋(8:47/9:00)=[しなの5]=松本(11:05/11:30)=
新島々(12:00/12:10)=[バス]=上高地BT(13:15/13:33)~⑩岳沢登山口(13:59)~
⑦風穴(14:36)~①(16:23)~岳沢小屋(16:35)(泊)
 9月12日 ② 岳沢小屋~前穂高岳~奥穂高岳~穂高岳山荘
岳沢小屋(5:09)~ハシゴ(6:10)~カモシカの立場(6:41)~岳沢パノラマ台(7:33/7:45)~
雷鳥広場(8:30)~紀美子平(9:03/9:12)~前穂高岳(10:06/10:24)~
紀美子平(11:11/昼食/11:33)~最低コル~南陵ノ頭(13:59)~奥穂高岳(14:18/14:36)~
穂高岳山荘(15:30)(泊)
 9月13日 ③ 穂高岳山荘~(涸沢岳)~涸沢~横尾山荘
穂高岳山荘(5:40)~涸沢岳(6:01/6:16)~穂高岳山荘(6:36/7:00)~[ザイテングラート]~
ザイテングラート取付(8:13/8:21)~涸沢小屋(9:24/9:58)~本庄橋(11:55/昼食/12:15)~
横尾山荘(13:25)(泊)
 9月14日 ④ 横尾山荘~德沢~明神~上高地=松本=帰阪
横尾山荘(6:15)~德沢(7:10/7:27)~明神(8:21/8:25)~明神池(8:35/8:55)~
岳沢湿原(9:43)~上高地BT(10:08/バス予約/10:20)~
アルペンホテル(10:30/温泉入浴/11:30)~上高地BT(11:45/昼食他/13:20)=[バス]=
新島々(14:25/14:45) =[電車]=松本(15:15/15:53)=[しなの 18]=名古屋(18:07/18:17)
=[のぞみ241]=新大阪(19:06)

天候   9/11晴 9/12晴 9/13晴 9/14晴 
参加者 7名 
実施日 2023/09/11~09/14 
友歩会 0hki  .Ueda  Nomoto
写真協力 hitotumati