奥穂高岳にて
友歩会定例会 
Vol.3 
穂 高 岳 
前穂高岳 標高3091m 奥穂高岳 標高3190m
涸沢岳 標高3110m 
 岳沢小屋~前穂高岳~奥穂高岳~穂高岳山荘
 
 つづき

 紀美子平で昼食を済ませ、いよいよ吊尾根を渡り奥穂高岳へのコースだ。紀美子平から少し下って、吊尾根のトラバース状の道を進んでいく。足元は岳沢へと落ちているが比較的ゆるやかで高度感はあまりない。

紀美子平(標高2910m)

吊尾根

ジャンダルム・奥穂高岳

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

西穂高の連山・奇岩?

岳沢・焼岳・・・

ジャンダルム・奥穂高岳(標高2910m) 11:51

奥穂高岳へ

吊尾根ルート
 周囲の景色を楽しみながらどんどん進んでいく。紀美子平から25分ほど歩くと、小さな岩場が出てきて、ここから少しずつ登りが急になってくる。

 右上には吊尾根が奥穂高岳岳へ続いている。振返ると、今登ってきた前穂高岳も登山道の上に載っかって見える。

吊尾根ルート ちょっとしたトラバース(標高1920m) 11:58

吊尾根ルートを奥穂高岳へ

ジャンダルム・奥穂高岳

奥穂高岳

前穂高岳

吊尾根ルート(標高2920m) 12:11

岳沢

奥穂高岳へ

明神岳
 紀美子平から45分ほど登り、標高2945m辺りのから前穂高岳の雄姿が素晴らしい。北尾根も期待したがガスがでてきてかろうじて二峰?が見えていた。もう少し尾根を標高差30mほど登れば見通しが良いのだが、ガスの影響が心配だ。

前穂高岳・二峰? 尾根にて(標高2945m) 12:19

前穂高岳

前穂高北尾根

吊尾根ルート(標高2950m) 12:25

吊尾根ルート

明神岳

前穂高岳 尾根にて(標高2950m) 12:28

吊尾根ルートを奥穂高岳へ

明神岳

奥穂高岳 12:32
 標高2975mの尾根まで登ってきた。振返ると前穂高岳が聳えていて山頂から吊尾根がこちらに向かって続いている。前穂高岳の左側には、前穂高の北尾根が続いている。
 *写真がうまく撮れなかったので、参考写真を掲載しました。

前穂高岳 尾根にて(標高2975m) 12:44

前穂高 北尾根

(参考)  屏風の頭 北尾根・前穂高岳 撮影:2016/10/02

(参考)  前穂高岳・明神岳 撮影:2016/10/02

涸沢

吊尾根ルート 12:56

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

吊尾根ルート 13:12

奥穂高岳へ
 前穂高の展望を楽しみ、30分ほど登っていくと、岩門にお地蔵さんのような岩が見えてくる。そこを越えて登りが続く。やがて開けて右前方に一枚岩のような大きな岩が見えてくる。

 南陵ノ頭へと続く、大げさに言えば垂直の壁だ。当然クサリが下がっていて、クサリを利用して登り切る。今回は、救難ヘリは飛んでいなかったが、今までに何回も遭遇した。今回はこの壁を登りに取ったが、下りの登山者に滑落事故が多いようだ。
 *参考に下りの様子を掲載しました。

大岩の急登(標高3100m) 13:35

大岩の急登

大岩の急登

大岩の急登

大岩の急登

大岩の急登

大岩の急登

大岩の急登 13:45

(参考) 大岩の下り 撮影:2015/07/27

(参考) 大岩の下り 撮影:2015/07/27

(参考) 大岩の下り 撮影:2015/07/27
 最大の注意を払って大岩を登り切ることが出来、救難ヘリコプターのお世話にならなくて済んだ。ほどなく、奇形の岩の壁が現れてきた。南陵の頭のようだ。

 大きな岩と岩の間に、人が通れる隙間があり、クサリが下がっている。最初の一歩が腰ぐらいあり、皆さん悪戦苦闘だ。

南陵の頭 尾根にて(標高2130m) 13:50

奥穂高岳へ

岩間のクサリ場 13:51

岩間のクサリ場をクリヤー

岩間のクサリ場で悪戦苦闘

岩間のクサリ場で悪戦苦闘 13:54

岩間のクサリ場無事通過

南陵の頭(標高3145m) 13:59
 クサリ場を通過すると、今度は砦のような岩を通過する。南陵ノ頭で、標高3145mまで登ってきた。もうすぐ奥穂高岳の山頂だ。

 ここから見る、奥穂高岳は、砂山のような山容で、やさしいおじさんという感じだ。そこでお仕いしているのが、ジャンダルムなんだろうか。今回は残念ながらジャンダルム霧がかかりよく見えなかった。

奥穂高岳 南陵の頭より 13:59

奥穂高岳 南陵の頭より

ジャンダルム

奥穂高岳

奥穂高岳(標高3190m) 14:18
奥穂高岳 穂高神社奥宮
 2時18分、吊尾根をクリヤーして無事、奥穂高岳に登頂した。奥穂高岳は標高3190mだ。あいにく霧が出て山頂からの大パノラマはお預けになった。
 参考に山頂から見る槍ヶ岳・穂高連峰の雄姿、ジャンダルムの写真を掲載しました。

奥穂高岳にて

(参考)  槍ヶ岳・穂高連峰  撮影:2015/07/27

(参考)  ジャンダルム  撮影:2015/07/27
 前穂高岳、奥穂高岳岳に登頂し、穂高岳山荘へ下山だ。目的達成で気が緩んでいる可能性があるので、気合いを入れ直して下山開始。

 大分疲れてきたので、時々足が引っ掛かる。足が上がっていないようだ。山頂から約40分でハシゴに到着。ここから垂直降下だ。

奥穂高岳をあとに 12:36

西穂高岳ジャンダルム分岐

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

ガスが上がってきた

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ(標高3010m) 15:16

穂高岳山荘へ
 細心の注意を払いながら、三点支持で下って行く。厳しい箇所もあるが日頃鍛えた技術と頑張りで下って行く。

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

穂高岳山荘へ

奥穂高岳を振返る

穂高岳山荘に到着(標高2983m) 15:30
 
 赤い屋根の穂高岳山荘が見え、慎重に下る。全員無事、穂高岳山荘に下山した。今日は緊張の連続だったが、皆さんの力量で全員無事登頂できて良かった。なんとか天気も味方してくれたようで奥穂高岳辺りから霧におおわれてきたが大事に至らなかった。

 穂高山荘で、前穂高岳、奥穂高岳の登頂を祝して乾杯した。乾杯!
   
     
 

コース
 9月11日 ① 大阪=松本=上高地~岳沢小屋
新大阪(7:57)=[のぞみ76]=名古屋(8:47/9:00)=[しなの5]=松本(11:05/11:30)=
新島々(12:00/12:10)=[バス]=上高地BT(13:15/13:33)~⑩岳沢登山口(13:59)~
⑦風穴(14:36)~①(16:23)~岳沢小屋(16:35)(泊)
 9月12日 ② 岳沢小屋~前穂高岳~奥穂高岳~穂高岳山荘
岳沢小屋(5:09)~ハシゴ(6:10)~カモシカの立場(6:41)~岳沢パノラマ台(7:33/7:45)~
雷鳥広場(8:30)~紀美子平(9:03/9:12)~前穂高岳(10:06/10:24)~
紀美子平(11:11/昼食/11:33)~最低コル~南陵ノ頭(13:59)~奥穂高岳(14:18/14:36)~
穂高岳山荘(15:30)(泊)
 9月13日 ③ 穂高岳山荘~(涸沢岳)~涸沢~横尾山荘
穂高岳山荘(5:40)~涸沢岳(6:01/6:16)~穂高岳山荘(6:36/7:00)~[ザイテングラート]~
ザイテングラート取付(8:13/8:21)~涸沢小屋(9:24/9:58)~本庄橋(11:55/昼食/12:15)~
横尾山荘(13:25)(泊)
 9月14日 ④ 横尾山荘~德沢~明神~上高地=松本=帰阪
横尾山荘(6:15)~德沢(7:10/7:27)~明神(8:21/8:25)~明神池(8:35/8:55)~
岳沢湿原(9:43)~上高地BT(10:08/バス予約/10:20)~
アルペンホテル(10:30/温泉入浴/11:30)~上高地BT(11:45/昼食他/13:20)=[バス]=
新島々(14:25/14:45) =[電車]=松本(15:15/15:53)=[しなの 18]=名古屋(18:07/18:17)
=[のぞみ241]=新大阪(19:06)

天候   9/11晴 9/12晴 9/13晴 9/14晴 
参加者 7名 
実施日 2023/09/11~09/14 
友歩会 0hki  .Ueda  Nomoto
写真協力 hitotumati