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友歩会 アルプス例会 | ||
北アルプス裏銀座縦走 三俣蓮華岳 標高2841.2m 双六岳 標高2860.3m 樅沢岳 標高2755m 左俣岳 標高2674.1m 槍ヶ岳 標高3180m 三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜樅沢岳〜[西鎌尾根]〜槍ヶ岳山荘 |
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8月2日、縦走3日目、今日は三俣山荘を出発して三俣蓮華岳、双六岳から樅沢岳、硫黄乗越、西鎌尾根を経て槍ヶ岳山荘までの行程だ。今日一番の心配は西鎌尾根での雷が最も恐ろしい。雷さんが来ないことを祈りつつ5時37分に出発した。 三俣蓮華岳まで標高差300m、三俣峠を経て1時間で山頂についた。三俣蓮華岳は標高2841.2mで三等三角点になっている。また古い大三角点など破損した状態で山頂にあった。雨は少しきつくなってきた。 双六岳へ尾根の縦走路を一段と厳しくなってきた雨の中約1時間10分頑張った。双六岳は標高2860.3mで三等三角点になっている。土砂降りの中約50分ジャブジャブ下って双六小屋に到着。双六小屋で休憩、温かいミルクをいただいて少しからだが温まる。時刻は9時ここで思案にしどころ、今から4時間半ほどこの雨風の中、そして西鎌尾根の名の通り危険個所もある。小屋で30分休憩し元気も出てきたので決行することにした。 早速、双六小屋の前の標高差200mの急登を登り始める。かなり登りもきついが吹きつける雨風も容赦してくれない。約30分で樅沢岳に着く。樅沢岳の山頂標識が新しくなっていてピークの中程に立っていた。少し先の尾根につながるところに以前見た山頂標識が立っていた。 尾根を少し下って次のピークを巻いてさらに小さなピークを登り下ると、硫黄乗越になる。尾根を進み小さなピークの三ッ目が三角点のある左俣岳だ。山頂にはハイマツが茂っており少し探したがハイマツが深くて見つけることができなかった。 左俣岳から千丈沢乗越まで細いヤセ尾根、西鎌尾根が約2時間続く。雪渓もありトリッキーなところもたくさんあったが雨風で痛めつけられそれどころではなかった。ただ途中雷鳥の親子連れに会ってホッとしたこともあった。 仙丈沢乗越から少し下り、槍ヶ岳の肩まで約1時間急登が続く。疲れがたまってくるので、ガラ場道を足を滑らせながら一歩一歩登った。目印を決めてそこまで休憩なしで登るを繰り返してやっと槍の肩に到着。厳しい行程だった。 6時40分頃から雨が止み、槍ヶ岳はもとより周囲の山が美しくなってきた。およそ20分ほどの黄昏ショーではあったが心和む一時を過ごすことができた。明日は良い天気で槍の山頂に上がれますようにと願って就寝。 |
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三俣山荘と鷲羽岳 |
鷲羽岳 三俣蓮華岳登山道より |
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三俣蓮華岳 山頂にて |
三俣蓮華岳 山頂 |
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三俣蓮華岳 三角点・主三角点 |
三俣蓮華岳 三等三角点 |
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コバイケイソウの群生 |
双六岳 山頂にて |
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双六岳 山頂 |
双六岳 三等三角点 |
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双六小屋 |
樅沢岳 山頂にて |
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樅沢岳 山頂 |
クルマユリ |
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雪渓にて |
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雷鳥 |
雷鳥の赤ちゃん |
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千丈沢乗越 |
千畳沢乗越 |
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千丈沢乗越の下り |
西鎌尾根を降りかえる |
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槍ヶ岳へ急登が続く |
槍ヶ岳へ(小槍のような岩) |
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イワベンケイ |
槍ヶ岳山荘 |
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槍ヶ岳 |
槍ヶ岳 |
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槍ヶ岳にて |
槍ヶ岳にて |
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槍ヶ岳(左は小槍) |
常念岳・蝶ヶ岳 槍ヶ岳山荘にて |
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常念岳・蝶ヶ岳・前穂高岳から穂高連峰 槍ヶ岳山荘にて |
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第1日目 高瀬ダム〜烏帽子岳 | ||
第2日目 烏帽子小屋〜三俣山荘 | ||
第4日目 槍ヶ岳山荘〜上高地 | ||
コース |