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白山 別当出合登山口 | ||||
白 山 標高2702m vol.1/2 | ||||
別当出合〜[砂防新道]〜甚之助避難小屋〜南竜ヶ馬場 | ||||
7月22日から7月23日にかけて白山に登った。白山は、1995年8月に登ったが当時の記録が少なく再度登ってみようと思った。 7月22日、7時過ぎ梅田をバスで出発、名神、北陸道を経て福井ICで一般道に入った。国道416から国道157に入り、白峰で白山公園線へと入り別当出合に向かった。途中一の瀬から別当出合は一般車の通行規制でシャトルバスが運転されている。我々のバスはシャトルバスの後について登り降車だけはできる。 別当出合登山に到着、登山準備をしていよいよ白山へ歩み始めた。別当谷に架かる長く高い吊橋を渡る。この吊橋は2004年5月、土石流によって旧吊橋は破壊された。現在の吊橋は登山シーズンに備え地域の様々な人々の協力により、吊橋流出から2ヶ月余りで完成したそうだ。吊橋の全長は117m、旧吊橋(48m)の2倍以上の長さで、標高1000m以上にある吊橋としては日本一の長さだそうだ。説明板の土台は、これらの土石流の記憶を、後世に残すために白峰中学校の生徒達によって作られたそうだ。もし、当時現場にいたらを考えると身震いする。 |
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別当出合登山口を出発(標高1260m) |
別当出合吊橋(全長117m)を渡る |
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自然との共生〜土石流の記憶〜 |
土石流に破壊された旧吊橋(看板より) | |||
よく整備された登山道を登り始める。さっそく急登になるが石組された石段が続く。別当出合から約40分で中飯場に到着、トイレや水場がありここで小休止。 |
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急登が始まる |
急登が続く |
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中飯場に到着 |
外来種子除去マット |
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外来種子除去マットで靴を拭いて先に進む。この辺りから一般的な登山道になり石段は少なくなる。お花も次第に楽しめるようになる。キヌガサソウ、エンレイソウ、ハクサンチドリ、ミヤマキンポウゲなど疲れを癒してくれる。 中飯場から約40分で別当覗に到着、ここからの展望がいいとのことだが、足元が崖になっていて事故があったそうで現在は立入禁止になっている。 |
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急登は続く |
キヌガサソウ |
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エンレイソウ |
ハクサンチドリ |
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ミヤマキンポウゲ |
甚之助避難小屋に到着 |
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さらに40分で甚之助避難小屋に到着。最近できたのかきれいな小屋だ。左側が避難小屋、右側がトイレになっていて前の広場にはベンチが設置してある。ここで小休止をとる。 カライトソウ、マイヅルソウ、ヨツバシオガマ、ゴゼンタチバナなどお花を楽しみながら高度を上げていく。急登だが中々楽しい山旅だ。甚之助小屋から約30ふんで南竜道分岐に到着。 |
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甚之助避難小屋 |
カライトソウ |
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マイヅルソウ |
ヨツバシオガマ |
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急登は続く |
ゴゼンタチバナ |
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急登は続く |
南竜道分岐に到着 |
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ここから上へ進めば室堂へと続いているが、今回は右折し巻き道の南竜道を進み、南竜山荘へと歩いた。この分岐には帰路山頂から降りてきたとき通過する予定だ。 南竜道は、巻き道なので登りはなく、お花を楽しみながら高原の気分で歩ける。イブキトラノオ、メタカラコウ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、ニッコウキスゲ、テガタチドリ、ベニバナイチゴ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンポウゲ、クロユリなどたくさんの高山植物を楽しむことができた。 南竜道を20分ほど行くと、明日登るエコーラインの分岐を通過する。お花畑でゆっくりしていると、雨が降り始めた。あと少しで南竜荘というところだったが楽しみの後の代償だろうか。 南竜荘に到着、明日の登頂に備えて今日はゆっくりここでお泊りだ。 |
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イブキトラノオ |
メタカラコウ |
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ハクサンフウロ |
ヨツバシオガマ |
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ニッコウキスゲ |
テガタチドリ |
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ベニバナイチゴ |
ハクサンコザクラ |
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ミヤマキンポウゲ |
クロユリ | |||
南竜山荘に近づいてきた |
南竜山荘に到着 |
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コース |