涸沢岳・槍ヶ岳・北穂高岳 奥穂高岳より
日本百名山 
奥穂高岳 標高3190m 前穂高岳 標高3090m
穂高岳山荘〜奥穂高岳〜[吊尾根]〜前穂高岳〜[重太郎新道]〜岳沢〜上高地
 7月25日から27日で奥穂高岳、前穂高岳に登った。第3日目の7月27日は、奥穂高岳に登り吊尾根から前穂高岳に登る予定だ。

 穂高岳山荘を4時30分に出発、さっそく山荘横の絶壁を登る。朝一番の行動でもあり、クサリやハシゴを利用して慎重に登る。標高3100m辺りまで標高差約120mが急峻な岩登りだ。

夜明け 穂高岳山荘・涸沢岳

夜明け

奥穂高岳へ出発(標高2980m)

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

まもなく日の出

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ
 急な岩場を登り切ると少し緩やかな登りになる。尾根筋を上がってきたが尾根の西側に少し回り込むようになり、ご来光が見られないかと半分諦めていたが、旨い具合に尾根に顔を出したとたんにご来光を拝むことができた。できれば数分早ければ太陽が顔を出すところから見られたのではと思う。

涸沢岳・槍ヶ岳・北穂高岳

奥穂高岳へ

常念岳とご来光
 あちらこちらでモルゲンロートが楽しめて素晴らしい。槍ヶ岳が、涸沢岳が、奥穂高岳、笠ヶ岳、ジャンダルム、富士山と赤く焼けていくさまは表現しがたい。

槍ヶ岳・大喰岳

涸沢岳・槍ヶ岳・北穂高岳

奥穂高岳へ

笠ヶ岳

涸沢岳・槍ヶ岳・北穂高岳

前穂高岳・富士山 奥穂高岳より

奥穂高岳へ

奥穂高岳へ

笠ヶ岳・・・薬師岳・立山・・ 涸沢岳・槍ヶ岳 奥穂高岳より

奥穂高岳へ

槍ヶ岳

奥穂高岳山頂遠望

奥穂高岳へ

焼岳・ジャンダルム
 穂高岳山荘から約45分で奥穂高岳山頂に立った。素晴らしい展望で山々が朝日に照らされて活動が始まったようだ。焼岳、乗鞍岳、御嶽山、富士山、槍ヶ岳、穂高連山と光を浴びてくる。

奥穂高岳 山頂に到着

奥穂高岳(標高3190m) 山頂にて

焼岳

富士山

霞沢岳・御嶽山・乗鞍岳・焼岳 奥穂高岳より

薬師岳・立山・槍ヶ岳・大喰岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳 奥穂高岳より

奥穂高岳山頂(南側から望む)

富士山・前穂北尾根

立山・槍ヶ岳・大喰岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳 奥穂高岳より

立山・槍ヶ岳・大喰岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳 奥穂高岳より

ジャンダルム
 山頂でしばらく素晴らしい景色を楽しんで、吊尾根に挑戦することになった。前穂高岳を正面に見て下って行く、左側は前穂北尾根の峰々、右側は明神岳の峰々がヤスリのようにそそり立っている。それに続く尾根が吊尾根だ。

奥穂高岳をあとに前穂高岳へ吊尾根を下る

←前穂北尾根・前穂高岳・明神連山→

前穂高岳へ(標高3150m)

御嶽山・乗鞍岳・焼岳・西穂高岳・ジャンダルム(標高3150mより)

奥穂高岳(標高3150mより)

前穂高岳(標高3140mより)

槍ヶ岳・大喰岳・南岳・北穂高岳(標高3140mより)
 吊尾根の岩壁に斜面はかなり厳しい、私も数年したらそうなるのだろうか、三点支持の足場のとり方がぎこちなく降下に時間がかなりかかってしまう。途中から女性郡を後ろに廻し、歳を重ねた男性を前に歩く順番を変えた。少しは早くなったかどうか分からないがリーダーが手取り足取り助言できる分は早いんだろう。安全のためにはこの方が確実だ。

前穂高岳へ(標高3130m)

前穂高岳へ

前穂高岳・明神岳

吊尾根の難所(標高3120mあたり)

吊尾根の難所

前穂高岳へ(標高3050m)

前穂高岳へ(標高3000m)
 標高3000m辺りまで下ると前穂高岳が次第に大きく迫ってきた。しばらく尾根沿いに下り、前穂高岳の右側を巻くように紀美子平へと下って行く。紀美子平の手前で最低コル、標高2920m辺りを通過する。

前穂高岳(標高2990mより)

遠くに鹿島槍が見える

大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳 八ヶ岳 屏風ノ頭・前穂北尾根(標高2980mより)

常念岳・蝶ヶ岳 八ヶ岳 屏風ノ頭・前穂北尾根・前穂高岳(標高2980mより)

前穂高岳へ

前穂高岳へ(標高2940m)

岳沢に虹 山頂辺りではブロッケン現象も!

前穂高岳へ まもなく最低コル

前穂高岳へ 最低コルを通過(標高2920m)

前穂高岳へ

前穂高岳へ

紀美子平に到着(標高2920m)
 吊尾根を下ること約40分で紀美子平に到着、ここでザックをデポして前穂高岳へ登る。ごろごろした岩を乗り越えて登ること約35分前穂高岳山頂に到着。

 前穂高岳は、標高3091mで一等三角点になっている。三角点は石積みの中にあり風雨積雪に耐えるには十分なところにある。展望は360度だが登ったときはあいにく霧がかかっていてあまり展望は楽しめなかった。それでも奥穂高岳、富士山などを望むことができた。

奥穂高岳 紀美子平より

前穂高岳へ 紀美子平にザックをデポして山頂往復へ

前穂高岳へ

前穂高岳へ

奥穂高岳

前穂高岳へ

前穂高岳へ

前穂高岳へ

前穂高岳 山頂

前穂高岳 山頂にて

前穂高岳 山頂

前穂高岳 山頂

前穂高岳 一等三角点(標高3090.5m)

富士山

奥穂高岳

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

紀美子平へ

西穂高岳 紀美子平(標高2920m)より
 前穂高岳から紀美子平に下山してとりあえず朝食を頂いた。その時ヘリコプターがやってきて旋廻が始まった。伝わってきた話によると吊尾根で足を骨折したそうでその救難ヘリだという。数回旋廻して吊尾根の最低コル辺りで隊員が降下し救難に向かった。

西穂高岳・・・奥穂高岳 紀美子平より

吊尾根で骨折者 救急ヘリ到着

ヘリから救急隊員が降下 その後無事搬送のもよう
 見ている訳にも行かないので紀美子平をあとに急な滑り台のような岩場を注意しながら下る。ヘリがまたやってきてしばらくホバリングした後飛び去って行ったので無事救助されたのであろう。

紀美子平をあとに岳沢へ

岳沢へ

岳沢へ

岳沢へ

岳沢へ(標高2900m)

岳沢へ(標高2860m)

岳沢へ

岳沢へ

岳沢(標高2830mより)

岳沢へ

岳沢へ

岳沢へ(標高2710m)

前穂高岳
 尾根をどんどん下りと云いたいところだが急な岩の下りは足場、落石に注意しながら慎重に下った。私も数年すると彼らのように足運びが悪く岩場の下りに時間がかかるようになるのだろうか。

岳沢へ

岳沢展望台(標高2660m)

岳沢へ

岳沢へ

岳沢

岳沢ヒュッテ(標高2170m)に下山
 紀美子平を下り始めて約2時間40分岳沢ヒュッテに下山した。ここで休憩をとり上高地まで延々と下った。途中、風穴で冷たい風をいただくが疲れが溜まってきたようだ。

上高地へ

上高地へ

上高地へ

上高地へ

風穴(標高1700m)

穂高岳沢登山口(標高1520m)に下山
 岳沢ヒュッテから歩き続けること約2時間、やっと全員上高地に無事下山した。上高地からタクシーで平湯へ、ひらゆの森で30分の烏の行水に近い温泉入浴をし、槍ヶ岳グループに合流した。そのあと、バスに乗り関SA、草津PAを経て大阪梅田に20時に到着した。

 楽しい山旅をご一緒できた皆さんありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。

穂高岳吊尾根

河童橋
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前穂高岳

基準点名:穂高岳
等級種別:一等三角点
標高:3090.5m
所在:長野県松本市
地図:穂高岳

 前穂高岳 

前穂高岳 一等三角点 3090.5m 2015.07.27
奥穂高岳

基準点名:なし
等級種別:−
標高:3190m
所在:長野県松本市
地図:穂高岳

 奥穂高岳 前穂高岳より

奥穂高岳 山頂 3190m 2015.07.27

コース
7/25 晴れ (台風12号沖縄近海接近中)
 大阪梅田(7:20)=[バス]=多賀AS(9:00)=ひるがのSA(12:00/昼食/12:30)=高山IC=
平湯BT(12:50/13:00)=[濃飛バス]=上高地BS(13:23/13:29)〜河童橋(13:36/13:44)〜
明神(14:25/14:35)〜徳沢(15:24/15:36)〜横尾 横尾山荘(16:31)  (泊)
7/26 晴れ
 横尾山荘(5:43)〜本谷橋(6:59/7:10)〜(8:07/8:13)〜涸沢ロッジ(9:04/昼食/9:32)〜
ザイテン取付き(10:40/10:54)〜(11:33/11:42)〜穂高岳山荘(12:08/12:37)〜
涸沢岳(12:57/13:20)〜穂高岳山荘(13:43)  (泊)
7/27 晴れ
 穂高岳山荘(4:30)〜奥穂高岳(5:13/5:38)〜(6:36/6:44)〜紀美子平(7:26/7:33)〜
前穂高岳(8:07/8:16)〜紀美子平(8:59/朝食/9:15)〜岳沢パノラマ台(9:57/10:04)〜
岳沢ヒュッテ(11:53/12:05)〜風穴(13:07/13:13)〜穂高岳沢登山口(13:46)〜
上高地BS(14:04)=[タクシー]=ひらゆの森(14:27/入浴/15:00)=[バス]=
飛騨清見IC〜関SA(17:02)=草津PA(18:55)=大阪梅田(20:03)

天 候  7/5 晴れ 7/2 晴れ 7/2 晴れ  (台風12号7/26夜熱帯低気圧になり影響なし)
参加者 7名
実施日 2015.07.25.-07.27
ツアー 毎日新聞旅行 inada