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大天井岳 大下りより |
日本二百名山
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大天井岳 標高2922m |
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燕山荘〜[表銀座縦走コース]〜大天井岳〜(東天井岳)〜常念小屋 |
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8月8日から11日で燕岳、大天井岳、常念岳に登った。
第3日目の8月10日は燕山荘から大天井岳を経て常念小屋までの行程だ。
燕山荘の一番の朝食に4時前から並んで朝食を頂き、表にでてご来光を拝む。槍ヶ岳が赤く染まり、燕岳、大天井岳など次々と山が輝いてくる。 |
ご来光を待つ |
黎明の槍ヶ岳 |
ご来光 |
燕岳 |
穂高岳・槍ヶ岳 大天井岳・表銀座縦走コース |
槍ヶ岳・笠ヶ岳・双六岳・鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳・三ツ岳・立山・燕岳 |
燕山荘を5時10分出発、大天井岳へ表銀座縦走コースを歩き始める。日の出間もないので明暗がはっきりしていて朝日の射す先鋒や斜面は輝き、日陰は夜明けを待っているような感じだ。 |
大天井岳へ出発(標高2712m) |
燕岳 |
穂高岳・槍ヶ岳 大天井岳・表銀座縦走コース |
燕岳 |
やがて山々は朝日に輝いて活力を浴びてくる。素晴らしい大地のパワーを身に受けることができる素晴らしい瞬間だ。 |
槍ヶ岳 表銀座縦走コース |
大天井岳へ |
大天井岳・穂高岳・槍ヶ岳 蛙岩 |
蛙岩遠望 |
大天井岳・穂高岳・槍ヶ岳 蛙岩 |
縦走尾根に岩の塊がそびえていたがその近くに来た。蛙岩(げえろいわ)という岩だそうでどれが該当の岩か分からなかった。あとで調べて見ると、蛙岩の標識が建っていた右手の岩が蛙岩だそうだ。蛙岩は2つに割れていて夏場は左を巻いて進み、雪の冬場は中央の細い隙間を越えるそうだ。 |
大天井岳へ |
蛙岩群 |
蛙岩(げえろいわ)(標高2660m) |
蛙岩 |
蛙岩を過ぎると少し下りになり、展望がすこぶる良くなってくる。縦走コースの先に横通岳、常念岳、東天井岳、大天井岳、穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六岳などが展望でき素晴らしい。 |
横通岳・常念岳・東天井岳・大天井岳・表銀座縦走コース 穂高岳・槍ヶ岳・笠ヶ岳・双六岳 |
まもなく大下りになるがその尾根頭が狭いので少し手前の広い尾根で休憩をとる。朝日を浴びて清々しい朝、まだ6時過ぎだ。
直ぐ、大下りの頭にでる、ここから標高差約100mザレ場の急斜面を下る。下りきると今度は登り返しだ。 |
蛙岩の尾根 |
大下りを前に小休止 |
大天井岳 |
槍ヶ岳 |
大天井岳・表銀座縦走コース 穂高岳・槍ヶ岳 大下りの頭より(標高2660m) |
槍ヶ岳・双六岳・三俣岳・鷲羽岳・水晶岳 |
槍ヶ岳 |
大天井岳へ 大下りを下る |
大天井岳へ |
大天井岳へ(標高2580m) |
尾根を大天井岳に向かってどんどん歩く、快適な表銀座縦走コースだ。やがて切通岩に到着。クサリとハシゴをつかって標高差5mほどの岩を下る。 |
大天井岳へ |
大天井岳へ(標高2650m) |
北燕岳・燕岳・燕山荘 |
大天井岳へ(標高2670m) |
双六岳・鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳・三ツ岳・立山・燕岳 |
大天井岳へ |
大天井岳へ |
大天井岳へ(標高2680m) |
大天井岳へ |
振返る 一番奥が燕岳 |
大天井岳へ |
切通岩を下る(標高2690m) |
切通岩を下る |
切通岩を下る |
切通岩の岩肌に小林喜作のレリーフがある。小林喜作は、表銀座に喜作新道を開いた北アルプスの案内人だ。当時4日、5日かかっていた中房温泉から槍ヶ岳の縦走路を、わずか1日で行くことができる新ルートを開拓した人だ。槍ヶ岳にはこの喜作新道から東鎌尾根を登ると到達できる。今回は常念岳に行くので通らないが過去1995年と1999年の2回訪れたコースだ。
ここから大天荘まで登り返しだ。標高差190m程の登り返しで、山頂を巻くようにしかもジグザグに付けられた道を登って行く。標高2810mまで登ると大天荘まで300mの標識が建ててあり、以降200m、100mと建っている。 |
喜作レリーフ 喜作新道開道者小林喜作氏 |
喜作レリーフ |
大天井岳へ(標高2685m) |
大天井岳へ |
立山・剱岳・燕岳・燕山荘・表銀座縦走コースとまばゆい有明山 |
大天井岳へ |
大天井岳へ |
大天荘まで300m(標高2810m) |
大天井岳へ |
大天荘まで200m |
大天荘まで100m |
大天荘に到着(標高2875m) |
大天荘に到着、グループの一人が遅れているので到着を待つ、10分ほど休憩して本峰の大天井岳に向かう。道は岩と小石がガレていて歩きにくい。
大天井岳は、「おおてんしょうだけ」と山渓などではが呼んでいる地元では「だいじぇんじょうだけ」と呼ぶそうだ。大天井岳は、標高2992mで三等三角点になっている。展望は360度で素晴らしく、昨日から見えていた山々は見る角度が変わるだけで良い景色だ。ただ、今一つよく見えないのは光線の関係もあるが常念岳が大きく見えてきたのだがくっきり見えなくて残念だ。 |
大天井岳へ |
大天井岳 山頂にて |
穂高岳・槍ヶ岳 西岳・喜作新道 |
大天井岳 三角点 |
大天井岳 三等三角点(標高2922.1m) |
大天井岳山頂と槍ヶ岳 |
大天井岳山頂と穂高岳・槍ヶ岳 西岳 |
大天井岳山頂の祠 |
大天井岳山頂 |
槍ヶ岳 |
燕岳から表銀座縦走コース |
大天井岳山頂から下山 |
常念岳 |
大天荘に下り広場でかなり早い昼食にした。とは言っても4時30分の朝食だったので5時間以上は経っているのでいいタイミングだ。 |
大天井岳山頂と大天荘 |
針ノ木岳・蓮華岳・鹿島槍ヶ岳(雲の中)・餓鬼岳 燕岳から表銀座縦走コース |
穂高岳・槍ヶ岳 西岳 大天荘より |
大天荘(標高2875m) |
中天井岳(中央) |
食事のあとは、表銀座縦走コースから分かれて常念小屋へと尾根筋を下って行った。歩き始めると直ぐ右手に石を積んでできたようなピークがありその先に円錐形のピークが見える。中天井岳だ。 |
常念小屋へ |
常念小屋へ |
穂高岳・槍ヶ岳・双六岳 西岳・喜作新道 |
常念小屋へ |
常念小屋へ シイー静かに!!! |
しばらく進んで小さな尾根頭で先頭が止ってゆっくり戻ってきた。雷鳥の親子が居るそうで順番に観察した。 |
雷鳥 |
雷鳥 |
常念小屋へ |
槍ヶ岳 |
前方にやさしい山容の山が見えてきた。中天井岳で山頂に行きたいが山頂直下を巻いて進んだ。途中鞍部から後を振り返ると大天井岳、槍ヶ岳が美しく見えていた。 |
常念小屋へ |
東天井岳 |
大天井岳 |
穂高岳・槍ヶ岳・双六岳・鷲羽岳・水晶岳 西岳・喜作新道 |
大天井岳 |
常念小屋へ |
中天井岳を巻いて先が開けると横通岳と常念岳が見えてきた。横通岳には安曇野から霧が立ち上がってきている。どうも天気が悪くなりそうな予感がする。横通岳との鞍部まで下り休憩をとる。 |
横通岳・常念岳・蝶ヶ岳 |
常念岳 |
横通岳・常念岳 |
常念小屋へ |
常念小屋へ |
横通岳鞍部で休憩 |
常念小屋へ |
鞍部から横通岳の山頂を巻いて登り、常念小屋へと下って行く。ここからひたすら小一時間下り道を歩き続けると常念小屋が見えてくる。常念小屋のある常念乗越は相当広い、残念ながら常念岳は太陽がなく薄暗い山容になっていた。
常念小屋に入り、できれば常念岳を往復する予定だったが天気も少し気になるし、パーティーの疲れがあるようなので、今日は小屋で休息、明日早朝登ることになった。
17時30分頃からしばらく雨が降った。常念岳に登っていたら雨に遭っていたことになる。明日のいい天気を願って小屋でビールで乾杯し過ごした。 |
常念小屋へ |
常念小屋へ |
常念小屋へ |
常念小屋に到着 |
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常念岳へ |
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大天井岳
基準点名:天章山
等級種別:三等三角点
標高:2922.1m
所在:長野県安曇野市
地図:槍ヶ岳
大天井岳 大天井岳 山頂 |
大天井岳 三等三角点 2922.1m 2015.08.10 |
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コース 8/8 晴れ (台風13、14号発生)
大阪梅田(7:55)=[バス]=吹田IC(8:55)=京都東IC(10:00)=大津SA(10:07/10:25)=
多賀SA(11:10)=内津峠PA(12:10/13:00)=梓川SA(15:05/15:25)=
安曇野IC(15:30)=穂高温泉郷 常念坊(16:25) (泊)
8/9 晴れ
常念坊(6:59)=[バス]=中房温泉・燕岳登山口(8:00/8:14)〜第一1ベンチ(8:51/9:03)〜
第二ベンチ(9:31/9:40)〜第三ベンチ(10:15/10:28)〜富士見ベンチ(11:01/11:13)〜
合戦小屋(11:46/昼食/12:18)〜合戦沢ノ頭(12:37/12:53)〜(13:24/13:28)〜
燕山荘(13:41/14:28)〜燕岳(15:01/15:18)〜燕山荘(15:52) (泊)
8/10 晴れ、夕方小雨
燕山荘(5:12)〜(5:38/5:44)〜蛙岩(5:52)〜(6:11/6:25)〜大下り(6.27)〜(7:24/7:36)
〜(8:09/8:15)〜切通岩・小林喜作レリーフ(8:23)〜大天荘(9:00/9:11)〜
大天井岳(9:22/9:34)〜大天荘(9:45/昼食/10:16)〜中天井岳(10:25)〜(10:38/10:42)〜
東天井岳南角(11:10/11:23)〜横通岳鞍部(12:09/12:22)〜常念小屋(13:18) (泊)
8/11 晴れり
常念小屋(4:25)〜常念岳(5:47/6:10)〜常念小屋(7:20/朝食/8:11)〜
第二ベンチ(8:29)〜第一ベンチ(8:42)〜水場(8:53/9:01)〜
胸突き八丁・標高2090m(9:22)〜笠原沢(9:58/10:07)〜エボシ沢(10:32)〜
王滝ベンチ(10:54/11:08)〜古池(11:36)〜山ノ神(11:46)〜
常念岳登山口・駐車場(11:59/12:07)=[バス]=
安曇野蝶ヶ岳温泉ほりでーゆー四季の里(13:39/入浴・昼食/14:23)=豊科IC(15:03)=
駒ヶ根SA(16:01/16:17)=養老SA(18:25/18:42)=梅田(20:48)
天 候 8/8 晴れ 8/9 晴れ 8/10 晴れ 8/11 晴れ (台風13、14号の影響なし)
参加者 25名
実施日 2015.08.08-08.11
ツアー 毎日新聞旅行 nishijima nagao
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