雪倉岳(鉢ヶ岳・雪倉岳 朝日岳) 三国境より
日本二百名山 
雪 倉 岳 標高2611m
三国境〜鉢の鞍部〜雪倉岳避難小屋〜雪倉岳〜ツバメ平(水場)
 7月16日から19日で白馬岳、雪倉岳、朝日岳の縦走をした。

 第3日目7月18日は、白馬岳に登り、雪倉岳から朝日岳の縦走だ。前編で白馬岳に登り、三国境までの記述、本編では三国境から雪倉岳に登り、朝日岳との鞍部、ツバメ平辺りまでを述べる。

 三国境から素晴らしい眺めの雪倉岳、朝日岳振り返れば白馬岳、小蓮華山など山々を眺めながら天空の散歩だ。

 三国境からほとんどの登山者は、小蓮華山方向に連なっている。我々の向かう雪倉岳へは見たところ登山者が確認できない。雪倉岳を目指して緩やかな道を下っていく。

 正面に鉢ヶ岳がそびえていて麓まで約40分、標高差約300m下りの快適な歩きだ。周囲の山々が素晴らしく美しい。

鉢ヶ岳・雪倉岳

雪倉岳へ

白馬岳・旭岳

雪倉岳へ

雪倉岳

白馬岳・旭岳

白馬岳・旭岳

鉢ヶ岳・雪倉岳

鉢ヶ岳

雪倉岳

白馬岳

旭岳
 鉢の鞍部で小休止、今回は鉢ヶ岳に登らず、巻いて雪倉岳へと進んでいく。この暗部からお花畑がはじまる。ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、チングルマなど鉢ヶ岳の斜面一面に咲き誇っている。お花畑は雪倉岳避難小屋辺りまで続いていて素晴らしい。昨日体調不良だったので今日は少し自粛して皆について行くことに心がけた。そこでお花の写真撮影は簡略して歩いた。

 雪倉岳の山容の変化を楽しみながらの登り、三角錐に見えていた山も、「へ」の字になり、「逆へ」字、台形へと変わっていく。途中で雷鳥の親子に会った。ガスのかかった時によく合うのだが今日は日当たり真っ只中での出会いだ。

雪倉岳へ

ハクサンイチゲ

シナノキンバイ

ミヤマキンポウゲ

チングルマ

雪倉岳へ

リンドウ

雪倉岳へ

白馬岳

雪倉岳へ

雷鳥

ハクサンコザクラ

雪倉岳

クルマユリ

イブキジャコウソウ

雪倉岳

雪倉岳

白馬岳・鉢ヶ岳
 鉢ヶ岳を巻きながらお花畑を進むと雪倉岳避難小屋に到着。このコースはお花が一杯だが人はいない。お花の写真を撮っていた人と、小屋からから荷で雪倉岳を往復してきた人の二人だった。休憩して最後の登りにそなえる。休憩後登り始めると山頂が見えた感じで頑張って登っていく。

 景色は益々素晴らしくなってくる。標高差約160m登りきると、山頂ではなく広いピークに出てその先に三角錐の山頂があった。

雪倉岳へ 避難小屋を出たところ

雪倉岳へ

小蓮華山・白馬岳・・・ 鉢ヶ岳

雪倉岳

雪倉岳山頂に到着

前朝日・朝日岳 雪倉岳より

小蓮華山・白馬岳・旭岳・・・ 鉢ヶ岳 雪倉岳より

立山・剣岳 雪倉岳より

毛勝三山 雪倉岳より
 雪倉岳は、標高2611mで三等三角点になっている。展望は特に素晴らしい。北にはこれから登る朝日岳、東には昨日、白馬岳から見えた火打山、妙高山、高妻山は雲がかかって今日は見えない。雲がなければ雨飾山も見えたと思う。
 南には、小蓮華山、白馬岳、旭岳、立山、剣岳、そして手前に鉢ヶ岳が見え、西には、毛勝三山が見える。

雪倉岳 山頂

雪倉岳 山頂にて

雪倉岳 山頂

雪倉岳 三等三角点(標高2610.9m)

雪倉岳山頂をあとに朝日岳へ
 雲の上に見える朝日岳へと鞍部まで下っていく、空中散歩はまだまだ続く。赤男山の巻道の最鞍部まで下りが続く。暗部までの下りは標高差約600m、途中で昼食をとっての下りだ。食事時間を入れて2時間あまりの下り、いつまで下るのかと思ったがやっと水場に到着した。

朝日岳へ

朝日岳

雪倉岳を振り返る

朝日岳へ

朝日岳

ニッコウキスゲ

チシマギキョウ

マツムシソウ

ウスユキソウ

ダイモンジソウ

ナゼシコ

朝日岳へ

シロウマアサツキ

カラマツソウ

朝日岳へ

ハクサンフウロ

朝日岳へ いつまで下るんだろう?

三国境(暗部)へ 小蓮華山

朝日岳へ

キヌガサソウ

朝日岳へ

赤男山のガレ場

朝日岳へ
白馬岳に戻る   朝日岳に続く   
 
雪倉岳

基準点名:六兵衛
等級種別:三等三角点
標高:2601.9m
所在:新潟県糸魚川市
地図:白馬岳

雪倉岳 山頂            雪倉岳 

雪倉岳 三等三角点 2601.9m 2016.07.18

コース
7 7/16
 梅田(8:50)=[バス]=[渋滞]=大津SA(11:45)=養老SA(12:41/昼食/13:15)=
駒ヶ岳SA(15:05/15:25)=安曇野IC(16:15)=白馬村 リゾートイン静観(17:30) (泊)
7/17
 静観(6:31)=[タクシー]=猿倉(6:46/7:02)〜白馬尻(8:07/8:21)〜
雪渓下(8:42/アイゼン着/8:51)〜[白馬大雪渓]〜雪渓上(9:38/アイゼン脱/9:41)〜
葱平(10:28) 〜避難小屋(11:34/11:41)〜尾根分岐(12:57)〜白馬山荘(13:16) (泊)
7/18
 白馬山荘(5:52)〜白馬岳(6:10/6:23)〜三国境(6:56/7:06)〜鉢の暗部(7:45/7:56)〜
雪倉岳避難小屋(8:37/8:48)〜雪倉岳(9:29/9:44)〜(10:41/昼食/11:09)〜
水場(11:54/12:04)〜水平道分岐(12:30)〜朝日岳(13:45/14:04)〜水谷コル(14:43)〜
朝日小屋(14:50) (泊)
7/19
 朝日小屋(5:33)〜イブリ山(7:17/7:28)〜三合目(9:24/9:36)〜北又小屋(10:28/10:53)
=[タクシー]=小川温泉(11:27/入浴・昼食/13:08)=
黒部宇奈月温泉駅(13:34/フリー時間/14:49)=[はくたか563号]=金沢駅(15:25/16:00)
=[サンダーバード34号]=大阪駅(18:39)

天 候  7/16 晴れ 7/17 雨風  7/18 晴れ  7/19 晴れ
参加者 9名
実施日 2016.07.16-07.19
毎日新聞旅行  inada 

白馬岳に戻る   朝日岳に続く