祝瓶山 山頂 後方は大朝日岳 | |
日本三百名山 | |
祝 瓶 山 標高1417m | |
大石橋登山口〜[鈴振尾根]〜一の塔〜祝瓶山 (往復コース) | |
7月6日から9日で、祝瓶山と杁差岳に登った。1日目7月6日は、移動日で伊丹空港を9時40分発ANA513で新潟空港へ向かった。新潟空港からジャンボタクシーで、登山口のある小国町へと走った。途中、関川村で道の駅関川に立ち寄り、昼食をとった。小国町役場あたりから細い道を山の方へと走る。やがて白い森交流センター・りふれに14時前に到着した。今日はここで宿泊だ。 2日目7月7日、今日は祝瓶山に登頂する。りふれを6時前に送迎バスで出発、20分ほどで大石橋登山口に到着。支度をして出発、荒川左岸を少し行くと吊橋が架かっている。 |
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りふれ |
大石橋登山口(標高430m)を出発 |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ 大石橋を渡る |
大石橋は、細い今にも壊れそうな吊橋だ。吊橋の踏み板が20センチ程の幅で少し怖そうな橋だ。注意しながら一人ずつ渡った。渡ってみると、高度が余りないのでそれほど恐怖感はない。 橋を渡って少し行くと、大朝日岳への標識が立っているが、その先に道はない。仕方なく直進の道をしばらく行くと行き止まりだ。元に戻って行き止まりの方を見ると、川に架かっていた丸太の橋が流されていた。仕方ないので少し水に浸かりながら渡渉した。渡渉すると今は使われていないそうだが大石沢小屋がある。 |
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祝瓶山へ |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ |
荒川左岸に沿って登っていくと小さな沢があり渡渉すると、祝瓶山への標識が立っている。ここから鈴振尾根の尾根歩きになる。 尾根の登りは、急登で踊り場がほとんどなく、四六時中急な登りだ。標高590m辺りまで登ると左側の木々の隙間より朝日連峰が見えてくる。 |
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祝瓶山への標識(標高465m) |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ |
遠くに大朝日岳が見える 鈴振尾根(標高610m) |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ 小休止をとってまた頑張る |
標高680m辺りで小休止、登るにつれて朝日連峰の景色も良くなってくる。続いてこれから登る祝瓶山の手前の一ノ塔がちらちら見えてくる。 | |
一ノ塔の奥に祝瓶山が見える 鈴振尾根(標高720m) |
祝瓶山へ |
朝日連峰 袖朝日岳・西朝日岳・中岳・大朝日岳 鈴振尾根(標高790m) |
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祝瓶山 一ノ塔・祝瓶山本峰 鈴振尾根(標高810m) |
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祝瓶山へ |
祝瓶山一ノ塔 鈴振尾根(標高1060m) |
標高1015m辺りで小休止をとり、元気づけるが、かなりばててきたようだ。標高1060m辺りまで登ると一ノ塔の形も変わり手が届くようになってくるのだが、全く動きが緩慢になってくる。なんとか頑張って一ノ塔にやっと到着、休憩だ。 | |
祝瓶山へ |
祝瓶山へ |
一ノ塔(標高1230m) |
ゴゼンタチバナ |
一ノ塔で少し休んで、360度のパノラマを楽しむ。朝日連峰、飯豊連山が素晴らしい。飯豊山はまだ多くの雪があるようだ。そして今日の目的、祝瓶山に続く尾根が見える。 | |
以東岳(左端)・袖朝日岳・西朝日岳・中岳・朝日岳・大王山(手前右) 一ノ塔より |
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飯豊連 飯豊山(左端)・・・・杁差岳(右端) 一ノ塔より |
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祝瓶山 一ノ塔より |
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祝瓶山山頂を目指して尾根道を登っていく。登山道脇には、ヒメサユリ、ウラジロヨウラクなどのお花が咲いていて元気をくれる。山頂へは円錐形の尖った綺麗な山容をしている。一ノ塔から40分頑張った甲斐があり、山頂に10時20分到着。 | |
祝瓶山 |
ウラジロヨウラク |
ヒメサユリ |
祝瓶山 山頂はもうすぐ |
祝瓶山 |
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祝瓶山 山頂に到着 |
祝瓶山 山頂でくつろぐ |
祝瓶山 山頂 |
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祝瓶山は、標高1417mで二等三角点になっていて山頂は360度の大パノラマだ。日本三百名山にも選ばれている。朝日連峰の主峰大朝日岳から延びる山稜で、祝瓶山は東北のマッターホルンとも呼ばれている。 | |
祝瓶山 山頂 |
祝瓶山 二等三角点(標高1417m) |
山頂からの大パノラマは実に素晴らしい。朝日連峰は残雪が山容をひきしめているようだ。遠くには飯豊連峰が薄らと見えている。 もっとゆっくりしたいがそうもいかないので往路を下山を開始する。ヒメサユリと残雪そして朝日連峰の峰がマッチして美しい。 |
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祝瓶山 山頂をあとに |
大石橋登山口へ |
朝日連峰とヒメサユリ 鈴振尾根(標高1370m) |
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大石橋登山口へ |
祝瓶山 一ノ塔より(標高1230m) |
気温が高くなり、熱中症になりそうな雰囲気になってきた。体に熱がこもってきて思考力が落ちてくる。ただただ注意しながらひたすら尾根を下る。 | |
大石橋登山口へ |
朝日連峰を眺めながら下山 |
大石橋登山口へ |
大石橋登山口へ |
大石橋登山口へ |
大石橋登山口へ |
祝瓶山 一ノ塔・祝瓶山本峰 遠望 鈴振尾根(標高720m) |
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大石橋登山口へ |
沢の水は至福のひととき |
祝瓶山の標識が立っていたところまで下り、小さな沢で頭から水をかぶり生きた心地になった。大石沢小屋を過ぎるとすぐ、渡渉になる。朝はちゅうちょしながら渡ったが、帰りはバシャバシャと渡渉した。 | |
大石橋登山口へ |
大石橋登山口へ 大石沢小屋 |
大石橋登山口へ |
大石橋登山口へ |
大石橋 |
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大石橋登山口へ |
大石橋登山口(標高430m)に全員無事下山 |
朝、渡った大石橋を渡ると、登山口に全員無事下山した。素晴らしい山だったが、気温が高く体調面でへばり気味になった。祝瓶山は、標高が1400m余りで、夏場の登山は少し厳しい気がする。ただ昨日が山開きだったそうで、気象の方が異常なのだろうか。 送迎バスで、りふれに一旦戻り、小国町役場まで送ってもらった。ここからジャンボタクシーで杁差岳の登山口のある奥胎内ヒュッテへと走った。16時すぎ到着、お風呂に入りゆっくりくつろいだ。 |
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杁差岳へ | |
祝瓶山 基準点名:祝瓶山 等級種別:二等三角点 標高:1417.3m 所在:山形県長井市 地図:羽前葉山 祝瓶山 二等三角点 |
祝瓶山 二等三角点 1417.3m 2017.07.07 |
コース |
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杁差岳へ | |