ポンポン山にて
友歩会30周年
友歩会定例会  
ポンポン山 標高679m
中畑回転場BS〜森の案内所〜[竈ヶ谷コース]〜ポンポン山〜川久保BS
 1月20日、友歩会定例会でポンポン山に登った。ポンポン山には幾度も登っているが、北側の尾根から登ったことがなかったので計画した。

 高槻駅北バス停から9時37分出発、8時台に便がないので少し遅い出発だ。バスで約50分、高槻市外から山の中の田舎に着いた。ここから車もほとんど通らない府道733号、左に変電所を、正面に小塩山を眺めながらひたすら歩く。さらに出灰川沿いに南へと歩くと大原野森林公園の入口に着く。

中畑回転場BSを出発(標高405m)

森の案内所へ 正面は小塩山

森の案内所へ

森の案内所入口にて
 ここで体調に合わせて、東海自然歩道経由でポンポン山に向かうグループと分かれて、ポンポン山へミニ集中登山をすることにした。

 森の案内所で小休止をして、案内所裏側の西尾根ルートの案内に従って一旦川へと下った。出灰川に架かる橋を渡り、右岸をしばらく下っていく。

森の案内所(標高400m)

森の案内所からポンポン山へ西尾根ルート

出灰川を渡る

出灰川沿いに下る
 西尾根への登り口になる渡渉ヶ所を見逃さないようにと下っていくと、渡渉ヶ所が見つかった。ここだと思って渡渉し対岸に渡った。

 渡るとレスキューポイントを兼ねた案内板No.11があり、ポンポン山へと記されていた。ここだと思い込み登り始めたが沢道でなかなか尾根道への取付きがない。
 次の案内板No.12で確認するとポンポン山へは合っているのだが、「ポンポン山へ」の上に「竈ヶ谷(かまがだに)ルート」と書いてあった。

 西尾根ルートを登るつもりが、東尾根ルートとの間の谷、竈ヶ谷の沢道を登っていたのだ。案内板も真新しくしっかりしているのでこのまま竈ヶ谷ルートを登ることに切り替え登っていった。

渡渉ヶ所を見つける 

出灰川を渡渉

竈ヶ谷ルート ポンポン山へ(標高385m)

ポンポン山へ 竈ヶ谷を登っていく

ポンポン山へ 竈ヶ谷

ポンポン山へ 竈ヶ谷

ポンポン山へ 竈ヶ谷

ポンポン山へ

ポンポン山へ

ポンポン山へ 竈ヶ谷

ポンポン山へ

ポンポン山へ

ポンポン山へ 竈ヶ谷

ポンポン山へ
 登山道はよく手入れされていていい道だが、渡渉が何回と続く、およそ15回ぐらいはあっただろうか。標高450m辺りまで来ると左上の東尾根ルートへの取付きがある。

 しばらく歩くと沢が分かれているようでその手前の少し広いところで昼食にした。昼食後渡渉してまもなく、案内板のNo.32から西尾根へ取付く。

ポンポン山へ

ポンポン山へ西尾根取付き(標高460m)

ポンポン山へ西尾根への登り

ポンポン山へ

ポンポン山へ西尾根への登り

ポンポン山へ西尾根への登り

ポンポン山へ

フクジュソウ管理特設テント(今年の準備中のようだ)
 ここまで緩やかな沢登りだったがここからいきなりの登りになる。しばらく登るとトラロープが張ってあってかなりの急登になる。

 取付きから10分あまり、上の方に白いテントのようなものが見えてくる。こんな急斜面になんだろうと思いながら登っていく。

 右側はフェンスがしてあってフクジュソウの群生地のようだ。フェンスの扉には、「今年のフクジュソウは終了しました」と書いてあって、左側に真新しいテントが張ってあった。

 この下で少し前に2人の作業員さんにお会いしたがテントを張るなどフクジュソウの季節に合わせてきっと準備していたのであろう。フクジュソウは2月中旬から3月中旬頃に咲くので管理用のテントを建て準備中のようだ。せっかくフクジュソウの群生地を見つけたので機会をつくって訪れてみたいと思う。

フクジュソウは終了(昨年のものか?) (標高545m)

ポンポン山へ西尾根への登り

ポンポン山へ

西尾根に合流(標高580m)
 簡易テントから急な手作りの階段道を登りきると西尾根ルートの尾根に出る。尾根をしばらく進み少し登るとリョウブの丘に着く。ベンチがあってリョウブの枝の向こうに小塩山などが見える。

 リョウブは、サルスベリとも呼ばれていて、花の時期(7月頃)に白い花がたくさん付けるのだろう。

ポンポン山へ西尾根

リョウブの丘(標高615m)

小塩山 リョウブの丘より

ポンポン山へ

ポンポン山へ山頂へ最後の階段

ポンポン山 山頂に到着
 リョウブの丘に着いた頃電話があり、森の案内所で別れたグループがポンポン山山頂に着いたとか。我々もポンポン山へと尾根道を登っていく、最後の急な階段を登りきると山頂、ここで合流全員揃った。

 ポンポン山は、標高679mで二等三角点になっている。標高は年々変化しているが、678.9mの数字並びの時があった。ほんのひととき陽が射したが曇っていて展望はほとんど望めなかった。

ポンポン山 山頂にて

ポンポン山 山頂にて

ポンポン山 山頂

ポンポン山 二等三角点(標高678.8m)
 下山は全員揃って川久保への下りだ。釈迦岳方向へほんの少し下ったところから左の尾根に入り少し下ると標識があり谷へと下っていく。

ポンポン山山頂をあとに川久保へ

川久保(右)へ(標高650m)

川久保へ

川久保へ

川久保へ

川久保へ
 谷に下りるとベンチがあり休憩所だ、そしてここから沢になり下っていく。ゾウ谷という谷のようだが、水声(すいせい)の道と名付けられ結構変化のある道だ。その道を約25分下ると林道になりその手前にベンチがある。ここでしばらく休憩する。

川久保へ

川久保へ

川久保へ

水声(すいせい)の道 (ゾウ谷)(標高475m)
 林道に出て5分あまり下ると林道ポンポン山線に出る。広くなった林道を沢沿いに下っていく。この美しい沢は、川久保渓谷と呼ばれているそうで途中に、全国水源の森百選の記念碑が建っている。さらに下ると本山寺への古い道標がある。

 集落が近づくと、林道記念碑がある。この記念碑の横がポンポン山への川久保尾根だ。集落を通り過ごすと広い道に出て川久保バス停がある。

川久保へ

全国水源の森百選記念碑

右本山寺の道標

川久保へ

川久保 林道記念碑 尾根コースの登山口

川久保バス停(標高305m)に全員無事下山
 今回は初めてのコースで、ルートを間違えて西尾根ルートを計画していたが、竈ヶ谷(かまがだに)ルートを登った。下りは、出灰の予定だったがバスの時間に少し厳しく事故でも起きれば大変なのでコース変更し、川久保に下ることにした。川久保へのコースは谷コースで、結果的に登りも下りも谷コースになった。

 登りの取付き間違いで緊張があったが、全員無事下山できた。新しい発見もあり良かったと思う。下山のコース案内はTさんにお世話になりありがとうございました。今回発見した、ポンポン山の沢歩きやフクジュソウ群生地など山旅の機会が増えて良かった。皆さんありがとうございました。
  
ポンポン山

基準点名:加茂勢山
等級種別:二等三角点
標高:678.8m
所在:京都府京都市
地図:法貴

ポンポン山 山頂 

ポンポン山 二等三角点 678.8m 2018.01.20

コース
 高槻北BS(9:37)=[市バス61中畑回転場行き]=中畑回転場BS(10:26/10:30)〜
森の案内所(11:17/11:24)〜竈ヶ谷分岐・渡渉(11:30)〜[竈ヶ谷]〜(12:08/昼食/12:26)〜
尾根取付き(12:28)〜福寿草群生地(12:40)〜西尾根(12:49)〜リョウブの丘(12:59/13:06)〜
ポンポン山(13:20/13:30)〜水声の道・ベンチ(13:55/14:05)〜川久保BS(14:37/14:42)
=[高槻市バス]=JR高槻駅南BS(16:06)

天 候  晴れ時々曇り一時時雨れ
参加者 5名
実施日 2018.01.20
友歩会 ohki