八巻山
  
 日本二百名山 
八 巻 山 標高1682m 東赤石山 標高1706m
床鍋〜権現越〜東赤石山〜赤石越〜八巻山〜赤石越〜瀬場谷分岐〜筏津
 
 5月18日から20日で愛媛県の日本二百名山、東赤石山に登った。1日目18日は22時発のオレンジフェリーで四国東予港へと出発、船中泊。

 2日目の19日は東赤石山登山の日だ。東予港に6時入港、6時30分バスで登山口の床鍋へと向かった。床鍋登山口に8時25分到着、登山準備をして権現越と歩き始める。

東赤石山 床鍋登山口(標高690m)

床鍋登山口を出発
 樹林帯の斜面を登り始めると標高700m辺りから急斜面の登りになり、標高差50mほど頑張ると斜面の巻道の登りになり、その後尾根の中腹を巻くように登っていく。

権現越へ

権現越へ

権現越へ

権現越へ
 標高1000m辺りに至る標高差50m程はきつい登りになり、登り切って休憩を取る。またしばらく緩やかな巻道を登っていく、標高1050m辺りから急登になり、標高差約200mを頑張って必死で登る。標高1240m辺りで休憩を取る。

権現越へ

権現越へ

権現越へ

権現越へ

権現越へ

権現越へ
 休憩後ひたすら50分登っていく、権現越に近付くにつれシャクナゲやシライトソウなどお花も迎えてくれるよになってくる。広い平原のようなピークに着くと権現越だ。尾根筋に出たので風が強く寒い、上着を着て風よけにしてしばらく休憩する。

シャクナゲ

シライトソウ

権現越に到着

権現越(標高1465m)
 権現越から権現山が見えるはずだが霧が掛かっていて薄らしか見えなかった。尾根筋の景色を楽しみながら尾根を歩こうかと思っていたが生憎の霧で様子が余っり見られなかった。

 ヤマツツジなど楽しみながら尾根を進んでいくと赤石山荘の分岐を通過する。この辺りから木々の背が低くなり大きな岩が点在する山容になってくる。

東赤石山へ

東赤石山へ

ヤマツツジ

東赤石山へ

東赤石山へ
 赤石越から木々を抜け顔を出すと、赤石山の特徴である、赤い石岩赤い荒々しい岩峰が目に飛び込んでくる。大きな岩や岩峰を越えたり巻いたりしながら山頂を目指して登っていく。山頂まで岩場を楽しみながら登る、ここまで必死で登ってきた苦労はなんのその楽しい山登りだ。

東赤石山へ

シャクナゲ

東赤石山へ

東赤石山へ

東赤石山

権現山

東赤石山へ

東赤石山へ

東赤石山へ

東赤石山

東赤石山へ

ユキワリソウ

東赤石山

東赤石山へ

東赤石山へ

東赤石山 山頂に到着

東赤石山 山頂からの眺望
 登山口から約4時間で山頂に到着した。東赤石山は、標高1707mで三等三角点になっている。展望は360度だが今日はほとんど望めなかった。時々、石鎚山系が雲の合間に見える程度で残念だ。

 東赤石山これから登る八巻山も同じような赤い石、山名もここから来ているそうだ。かんらん岩という岩だそうで、鉄分が酸化し赤茶けたかんらん岩がむき出しになって荒々しい岩峰になっている。1980年頃まで赤石鉱山や有名な別子銅山が近くだ。

 別子銅山は、1690年に発見され1973年まで282年間に約70万トンの銅を生産、日本の近代化に貢献した。した。一貫して住友家が経営し、日本を代表する巨大財閥となった。

東赤石山 山頂(三角点峰)

東赤石山 山頂(三角点峰)

東赤石山 三等三角点(標高1706m)

石鎚山系(奥は石鎚山)を遠望 山頂(三角点峰)より

東赤石山へ

ユキワリソウ

東赤石山へ

東赤石山 山頂(標高1707m)
 三角点の峰から西へ150m程のところに大きな岩の岩峰がある。この岩峰が東赤石山の山頂らしい。岩の上には山名が標されいるが大きな岩といっても狭いので実質的には三角点峰が山頂になっているようだ。

東赤石山 山頂

東赤石山をあとに八巻山へ

八巻山へ 赤石越から登返す
 東赤石山から少し下ると赤石越になり、下ると赤石山荘へや筏津登山口へに続いている。前進すると八巻山へと続き、東赤石山への岩稜帯の数倍の規模が目に飛び込んでくる。今日のハイライトだ。楽しい岩峰歩きを楽しんでいると、八巻山山頂に到着した。

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

奇岩

八巻山へ
八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山へ

八巻山 山頂だ

八巻山 山頂に到着
 八巻山は、標高1698mで山頂には大きな岩が横たわっている。岩の上には山名表示があり、八巻大権現がお祀りしてある。

 当初予定では、尾根を西へ更に進み、石室越を回って下山予定だったが、急斜面の下りと風、行動時間を考慮して往路を赤石越へ下ることにした。

八巻山 山頂

八巻山 山頂(標高1698m)

八巻山 山頂・八巻大権現

八巻山をあとに筏津登山口へ下山開始

筏津登山口へ

筏津登山口へ
 往路の下山だが結構厳しい、登るとき見られなかった岩峰など興味をひいた。赤石越に戻り、ここから筏津登山口へと下山を開始した。

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ 赤石越(標高1665m)

筏津登山口へ
 赤石越から10分程下ると赤石山荘への分岐に下る。ここで休憩をとって登山口へと下っていく。小一時間下って休憩し、さらに下っていく標高1000mを過ぎたあたりで滝頭のような絶壁の上に出る。深い渓谷で高巻きして下っていく。沢に下りたい心境だたが下り着いたのはずっと先だった。

筏津登山口へ 赤石山荘分岐(標高1580m)

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ 滝頭・絶壁のようだ

筏津登山口へ

筏津登山口 瀬場谷分岐(標高920m)
 どんどん下ると、瀬場谷分岐があり、ここから沢沿いに赤石山荘への登山道がある。沢に架かった丸太の壊れそうな橋を渡る。

筏津登山口へ 瀬場谷を渡る

筏津登山口へ 瀬場谷

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口へ

筏津登山口に全員無事下山
 瀬場谷分岐から小一時間下ると、筏津登山口に全員無事下山した。東赤石山の登り下りは結構時間が掛かり大変だが、東赤石山山頂から八巻山一帯の稜線は赤い奇岩が乱立するアルペン的な素晴らしい山容だ。

 下山後、マイントピア別子で温泉に浸かりゆっくりと疲れを癒した。時間があったら別子銅山の観光もいいだろう。温泉のあとは、東予港へと向かい、オレンジフェリーで大阪南港に、船中泊して5月20日朝戻った。

筏津登山口(標高665m)

マイントピア別子
 アルペンムード漂う稜線の光景は素晴らしく、稜線歩きも楽しかった。山頂からの展望が今ひとつだったのが残念だったが楽しい山旅になった。参加者の皆さん、リーダーさんありがとうございました。
   
東赤石山

基準点名:赤石
等級種別:三等三角点
標高:1706.0m
所在:愛媛県新居浜市
地図:別子銅山


東赤石山 山頂 

東赤石山 山頂(三角点峰) 1706m 2018.05.19
東赤石山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:1707m
所在:愛媛県新居浜市
地図:別子銅山

三角点峰より西に150m







東赤石山 山頂 1707m 2018.05.19
八巻山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:1698m
所在:愛媛県新居浜市
地図:別子銅山

八巻山 

八巻山 山頂 1698m 2018.05.19

コース
5月18日  晴れ  移動
 大阪南港フェリーターミナル(22:00)=[オレンジフェリー]= (船中泊)
5月19日  曇り時々晴れ  八巻山・東赤石山
 東予港(6:00/6:30)=[バス]=東赤石山床鍋登山口(8:25/8:37)〜H1000(9:31/9:39)〜
H1240(10:23/10:33)〜権現越(11:22/11:28)〜赤石山荘分岐1(11:49)〜
東赤石山△(12:39/12:59)〜東赤石山(13:03)〜赤石越(13:12)〜[赤石の岩稜帯]〜
八巻山(13:36/13:51)〜赤石越(14:15)〜赤石山荘分岐2(14:26/14:36)〜
H1280(15:22/15:31)〜瀬場谷分岐(16:24/16:34)〜筏津登山口(17:28/17:33)
=[バス]=マイントピア別子(18:10/入浴/19:20)=東予港(20:26/22:30)
=[オレンジフェリー]=  (船中泊)
5月20日  晴れ 帰着
 大阪南港フェリーターミナル(6:10) 

参加者 16名
実施日 2018.05.18-05.20
毎日新聞旅行 (上級) inada  inabu