御嶽山剣ヶ峰山頂にて
MRCアルプス例会 
Vol.3 
木曽御嶽山 標高3067m
  剣ヶ峰 標高3067m  王滝山頂 標高2936m
八合目女人堂~九合目石室山荘~剣ヶ峰~王滝山頂~
二ノ池二ノ池山荘~サイノ河原~飛騨頂上~五ノ池小屋
 つづき 

 石室山荘でひと休みして、これから御嶽山山頂剣ヶ峰へと登りだす。もう少しだがこれまた厳しい登りだ。頑張って登ろう。

御嶽山剣ヶ峰へ 石室山荘をあとに

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰 九合目
 石室山荘から15分ほどで九合目の石柱があり、その上に鐘があり、覚明霊神がお祀りしてある。ここから15分ほど登ると緩やかな広いところに出る。

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

覚明霊神

覚明霊神

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ
 10年前の噴火で埋まってしまった二ノ池だ。池の様相は十分残っているが、紺碧の波立つ水面が、砂に変わった感じだ。参考に2006年に撮った写真をご覧下さい。

噴火で埋まってしまった二ノ池
  ----- 参考  -----

(参考) 二ノ池 撮影:2006/10/15
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二ノ池をバックに

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ

御嶽山剣ヶ峰へ
 二ノ池を眺めて、20分余り山頂を目指して登っていく。山頂への石段の下には、シェルターが建てられていた。石段脇には、10年前の噴火で犠牲になった方々の慰霊碑が目に入った。

御嶽山噴火災害慰霊碑 (平成26年9月27日噴火)

御嶽山剣ヶ峰 シェルター
 いよいよ御嶽山山頂、剣ヶ峰に登頂だ。噴火で変わったと思われるのが、岩や周囲が、白色のイメージだったが、茶褐色のイメージに変身しているように思う。

 ほぼ同じ場所の写真を、左に今回の写真、右側に2006年に撮影した写真を並べてみた。天気の加減もあると思うが、火山の噴火による影響はすざましく感じられる。

御嶽山剣ヶ峰

御嶽山剣ヶ峰 撮影:2006/10/15

御嶽山剣ヶ峰

御嶽山剣ヶ峰 撮影:2006/10/15

御嶽山剣ヶ峰 御嶽山山頂奥社

御嶽山剣ヶ峰 御嶽山山頂奥社 撮影:2006/10/15
 御嶽山は標高3067mで長野県と岐阜県にまたがった活火山の独立峰だ。夏場は富士山、白山などとならんで白装束に身を包んで山頂奥宮を目指す信仰登山者も多い。

 山頂には一等三角点(本点)が明治26年に設置されていて標高は3064mだ。360度の展望は、素晴らしく、北アルプス穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳さらに立山連峰、近くに乗鞍岳が見える筈なのだが今日は曇っていて残念だ。

 一番上の水のない一ノ池、エメラルド色の二ノ池とすばらしい景観だったが、噴火で池は埋まってしまった。登頂者にしか味わえない爽快な喜びが一つ減ってしまった。

御嶽山剣ヶ峰

御嶽山剣ヶ峰(標高3067m)

御嶽山剣ヶ峰

御嶽山剣ヶ峰一等三角点(撮影:2006/10/15) 

御嶽山剣ヶ峰山頂にて

御嶽山剣ヶ峰山頂にて

二ノ池
  ----- 参考  -----

(参考) 二ノ池 撮影:2006/10/15
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 ~ あれから10年 ~
 頂上に着く頃には小雨模様となったので、王滝頂上に はMさんのみが、噴火後の状況確認も兼ねて向かった。
 あれから10年ぶりに御嶽山に登って来ました。 今回はあの時登った田の原側ではなく、ロープウェイがある女人堂側からです。 女人堂や石室山荘側は噴煙だけで、噴石被害がなかったようです。

  しかし剣ヶ峰から王滝山頂側は大きく様変わりして、登山道は新たに整備されていました。 そして我々の命を救ってくれた王滝小屋ですが、営業はしていなくて避難所になっていましたが、 外観の見た目は、あの時と変わっていませんでした。

 最初に逃げ込んだ部屋は避難場所として残っていましたが、縮小され電灯のない部屋になっていました。 また王滝神社の階段や小屋との間の路は変わっていましたが、社殿は残っていました。

 神社と小屋の前で亡くなられた人たちの分も含めて、無事生き残れたことに頭を下げて来ました。

剣ヶ峰から王滝側を臨む

剣ヶ峰から王滝側を臨む

王滝から剣ヶ峰へ 撮影:2006/10/15

王滝神社

王滝神社 撮影:2006/10/15

王滝小屋全容

王滝小屋玄関

神社と小屋の階段

逃げ込んだ部屋
 剣ヶ峰をあとに、今日は五ノ池小屋までのコースだ。
 つづく
   
     
 

コース
(一日目)8月4日
 新大阪(7:36)=[ひかり]=京都(7:51)=名古屋(8:42/9:00)=[しなの]=木曽福島(10:25)
木曽福島(10:40)=[木曽福島バス]=御嶽ロープウエイ(11:46/11:58)=[ロープウエイ]=
飯森高原駅(12:12/昼食/12:40)~七合目行場山荘(12:52/12:56)~
八合目女人堂(14:34) (泊)
(二日目)8月5日
 八合目女人堂(6:45)~石室山荘(8:31/8:56)~二ノ池分岐(9:29)~剣ヶ峰(10:07/10:33)
~[王滝山頂]~二ノ池分岐(10:48)~二ノ池(11:11/昼食/11:49)~賽ノ河原12:07/12:14()~
賽ノ河原避難小屋(12:26)~五ノ池分岐(12:37)~五ノ池小屋(13:41) (泊)
(三日目)8月6日
五ノ池小屋(6:45)~継子岳(5:32/5:39)~五ノ池小屋(6:08/朝食/6:59)~
摩利支天分岐(7:40/:7:45)~摩利支天(8:04/8:19)~摩利支天分岐(8:34/8:38)~
五ノ池分岐(8:47)~二ノ池(9:36/9:50)~二ノ池分岐下(10:02)~石室山荘(10:15/昼食/10:41)~
女人堂(11:44/12:09)~行場山荘(12:56/13:03)~飯森高原駅(13:13/13:57)=[ロープウエイ]=
御嶽ロープウエイ(14:10) (一次解散)
御嶽ロープウエイ(15:10)=[木曽福島バス]=木曽福島(16:40) (二次解散)
木曽福島駅()=[送迎バス]=おん宿蔦屋 (泊)
(四日目)8月7日
旅館=[送迎バス]=木曽福島駅()=[しなの]=名古屋=[のぞみ]=新大阪

天候   8/4 曇り  8/5 晴れ  8/6 晴れ  8/7 晴れ
参加者 15名 
実施日 2024/08/04~08/07 
MRC isikawa  nakao .
写真協力   nakao