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後立山連峰 高妻山にて | ||||
日本百名山 | ||||
高 妻 山 標高2353m 五地蔵山 標高1998m | ||||
戸隠キャンプ場〜一不動〜五地蔵〜高妻山 (往復) | ||||
9月13日から16日で高妻山、火打山、妙高山に行った。9月14日2日目、日本百名山の高妻山登山だ。 戸隠中社前の中谷旅館を5時30分バスで出発、15分ほど走って戸隠キャンプ場に到着、登山準備をして出発。キャンプ場を進むと戸隠牧場になり馬が放牧されていて清清しい感じがした。牧場は山裾まで広がっていてその先に戸隠山がそびえていた。左のごつごつした感じの山は戸隠山で中央の鞍部がこれから登る第一目標の一不動で右端の写真が切れた辺りが五地蔵だ。高妻山は五地蔵山の丁度奥にあってここからは見えない。 |
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戸隠キャンプ場(標高1170m) |
戸隠キャンプ場を出発 |
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戸隠牧場に入る |
戸隠山・一不動(鞍部)・五地蔵(右端) |
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戸隠山・一不動(鞍部)・五地蔵(右端) |
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戸隠牧場の柵に入る |
戸隠牧場を行く |
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牧場の草原を歩いてやがて登山道に入って行く。石ころだらけの道を登って行くと丸木橋があり左岸に渡る。川は大洞沢で一不動の直下へと続いている。その大洞沢を数回渡渉しながら上流へと登って行く。 | ||||
高妻山へ登山道に入る |
一不動へ |
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一不動へ |
一不動へ |
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一不動へ大洞沢を登る |
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キャンプ場から歩き始めて約1時間で壁に突き当たる。沢筋を登ってくるとほんの小さな滝があり綺麗な沢だと思っていたら今度は大きな滝で滑滝と云う滝だ。 沢幅一杯が一枚岩の壁になっていて中央が滝になっていた。滝の右端にクサリが下がっていてクサリを補助に滝を登った。登りは良いが帰りの下りは少し渋滞しそうな感じだ。 |
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滑滝を登る |
滑滝を登る |
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滑滝を登る |
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滑滝を過ぎると今度は大きな岩の斜面をトラバースしなければならない。その大きな岩盤お先のには不動滝があり落ちたらあの世行きだ。一枚岩のような岩壁の上り下りはクサリの補助があれば恐怖心が余りないが、岸壁の斜面をトラバースするのは簡単なところでも案外怖いものだ。 帯岩といわれる岩壁のトラバースをなんとかクリヤー、今度は不動滝の左隅からクサリの下がった岩を登りきる。足元は滝で下は切り込んでいるためかなりのスリルだ。 |
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不動滝 |
帯岩を渡る |
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帯岩を渡る |
不動滝の岩場 |
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不動滝の上に出ると滝に流れ落ちろ沢をしばらく登る。やがて石ころだらけの道になり、いつもの登山道歩きになる。危険なところをクリヤーして喉が渇いたところで、氷清水という水場がある冷たくておいしい水で疲れがとれた。石ころ道をさらに15分あまり登ると一不動に到着する。 | ||||
一不動へ |
一不動へ |
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一不動(標高1750m)に到着 |
一不動の道標 |
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一不動で休憩、ここから南へ行けば戸隠山で、北はこれから向かう五地蔵山だ。標高は約1750mなのでキャンプ場の標高が約1170m、標高差580mを登ってきたわけだ。この先標高1998mの五地蔵山、そして高妻山山頂、標高2353mまでかなり厳しいアップダウンを繰返しながら登って行くのだ。山頂までその標高差603mプラスアップダウンを加えればかなり厳しい。 山頂までの道中のピークに仏さんが見守っていただけているのでなんとか頑張れそうだ。ここの一不動から始まり、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、十阿弥陀そして高妻山山頂だ。 山頂までの祠は約10分から15分程度で巡っていける。二釈迦は行くとき見つけられなかったが帰路に見つかった。一不動から標高差70m、尾根の小さなピークを登りきったところで少し振り返った位置にあった。 |
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五地蔵山へ |
オヤマリンドウ |
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五地蔵山へ |
二釈迦(標高1820m) |
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尾根のアップダウンを繰り返し10分で三文殊を通過、そして約15分で四普賢、そしてさらに約15分で五地蔵に到着した。 | ||||
五地蔵山へ |
五地蔵山へ |
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三文殊(標高1850m) |
五地蔵山へ |
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五地蔵山へ |
四普賢(標高1900m) |
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五地蔵山へ |
五地蔵に到着 |
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ここまで一不動から標高差230mを1時間足らずで登ってきた。ここで半分少し長めの休憩をした。五地蔵は五地蔵山の山頂ではなく南側のピークにあった。 五地蔵山は、標高1998mで五地蔵の南のピークより少し高い北のピークだ。案内板がなければ山頂を巻いて過ぎてしまいそうだ。ここまで概ね南から北へと登ってきたがここから90度左折して概ね西向きに尾根を進む。山頂を過ぎると肩のところに六弥勒、少し下って登り返すと七薬師がお祀りしてある。 |
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五地蔵(標高1980m) |
五地蔵山へ |
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五地蔵山(標高1998m) |
高妻山へ |
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六弥勒(標高1990m) |
高妻山へ |
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七薬師(標高2000m) |
高妻山へ |
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七薬師標高2000mから一旦50mほど下ってまた2050mの八観音へ100m登り返す。振りかえると五地蔵山がそびえていてあれを超えてきたわけでかなり厳しい。 | ||||
五地蔵山 |
高妻山へ |
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八観音(標高2050m) |
高妻山へ |
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八観音からまた下って登り返すと九勢至だ。この辺りまで来ると雲が湧いてきて景色が悪くなってくる。一時的なガスであれば良いんだが、山頂で晴れることを期待しながら尾根を歩いた。 九勢至、標高2050mから山頂までほぼ登りが続く。急な登りや岩の道など変化に富んでくる。心配していたガスは少し晴れ後立山連峰が雲の上に現れだしてきた。 |
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九勢至(標高2050m) |
高妻山へ |
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高妻山へ |
高妻山へ |
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後立山連峰 高妻山より |
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高妻山へ |
十阿弥陀(標高2340m) |
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九勢至から急登を頑張って十阿弥陀、標高2340mへ標高差約290mの最後の頑張りが続いた。ここまで来ると山頂に沢山の人が小さく見えて登頂を喜んでいるようだ。尾根の岩を超えて山頂に向かう。足が少し疲れているのでバランスに注意しながら岩を飛び越えたりまたいだりしながら前進。高妻山に11時に到着した。キャンプ場を出発して約5時間アップダウンが沢山ある登り、標高差1183mを登りきった。 高妻山は、標高2353mで二等三角点になっていて山頂は岩になっていて360度の大展望台だ。新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる山で、戸隠連峰の最高峰だ。 今日一番のパノラマは雲上の後立山連峰だ。景色を楽しみながら昼食をいただき下山にかかった。下山は往路の引き返しだ。 |
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高妻山山頂 |
高妻山山頂に到着 |
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高妻山 山頂 |
高妻山 二等三角点(標高2353m) |
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高妻山 山頂にて |
高妻山 山頂 |
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妙高山 高妻山より |
五地蔵山 高妻山より |
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後立山連峰 高妻山より |
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下山も一不動まではアップダウンが繰返しながらの下りなのでかなり厳しい、そこへ加えて登りで体力が消耗しているので十分注意が必要だ。来るとき登った八観音のピークや五地蔵山などを眺めながら下って行った。五地蔵で休憩し、一不動へと下った。 高妻山の雄姿を見ようと振り返り振り返り下ったがなかなか見ることができず、なんとか二釈迦辺りから円錐形の高妻山を見ることができた。円錐形で思い出したが高妻山は「戸隠富士」と呼ばれているそうだ。 |
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高妻山下山開始 |
紅葉始まる |
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オヤマリンドウ |
一不動へ 八観音ピーク・五地蔵山 |
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ゴゼンタチバナ |
一不動へ |
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一不動へ 五地蔵山 |
一不動へ |
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高妻山 二釈迦辺りから |
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一不動に14時10分下山、ここで休憩した。このあとしばらく下ると不動滝、帯岩、滑滝と難所が待ち受けている。 一不動から下り始めてしばらく下るとあの冷たい水が待っていた。この氷清水冷たくておいしく水筒に入れて下った。 |
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一不動に下山 |
戸隠キャンプ場へ |
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戸隠キャンプ場へ |
戸隠キャンプ場へ 不動滝の頭 |
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ほどなく不動滝の上の岩場になった。細心の注意をしながらクサリを補助に、クサリに頼ってさまざまな下りだ。帯岩は、最初の岩場で時間を食っている間にほとんど通過してしまったようだ。 滑滝は登る時の予想通りかなり時間がかかっての下りになった。何人かが補助しながらの下りだった。 |
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不動滝の頭を降りる |
帯岩を渡る |
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滑滝を下る |
滑滝 |
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滑滝を無事通過するとあとはひたすら下るだけだ。ほどなく戸隠牧場に下山、バスの止まっている戸隠キャンプ場へと下り無事、高妻山から下山した。高妻山は、アップダウンも含めると累積標高差1300m以上になるのではなかろうか。久々に厳しい登山だったように思う。 | ||||
戸隠キャンプ場へ |
戸隠キャンプ場へ |
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戸隠牧場に下山 |
戸隠キャンプ場に下山 |
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火打山に登る | ||||
五地蔵山 標高:1998m 三角点:なし 所在:新潟県中頸城郡妙高高原町 地図:高妻山 |
五地蔵山 2013.9.14 |
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高妻山 標高:2353m 三角点:二等 点名:高妻山 標高:2352.8m 所在:新潟県中頸城郡妙高高原町 地図:高妻山 |
高妻山 二等三角点 2013.9.14 |
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コース |
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