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新椎葉峠・峰越登山口〜平清経住居跡〜白鳥山〜唐谷登山口 |
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5月12日から15日で九州熊本県の国見岳と白鳥山に登った。5月14日第2日目、今日は白鳥山に登り、せんだん轟の滝を見て新門司港まで戻るコースだ。
5月14日、しゃくなげの宿を7時20分に出発。宿の標高が約770mでこれから行く登山口の椎葉峠は約1490mだ。従って標高差720mをバスはうなりながらところでころで落石を避け、寄りかかる木の枝を避けながら登って行った。
椎名峠に到着、峠には秘境ルート開通の碑が建っていた。ここが県境で、宮崎県椎名村と熊本県泉村の境だ。 |
五家荘観光マップ 推葉峠 |
宮崎県推葉村 秘境ルート開通の碑 熊本県泉村 |
椎名峠で支度をして峰越登山口を出発した。白鳥山は標高1639mだが既に1490mまでバスで上がっているので山頂までの標高差は150mほどと楽なコースだ。
緩やかな上り下りのアップダウンを繰り返し進む。若葉が美しく、倒木には苔ヶ生しバイケイソウが所々に群生している。小ピークを越え3つ目のピークにくると白い石が点在していてカルスト地形に似ている。 |
峰越登山口(標高1490m) |
峰越登山口を出発 |
白鳥山へ |
白鳥山へ |
白鳥山へ |
白鳥山へ(標高1540m) |
白鳥山へ |
白鳥山へ(標高1570m) |
白鳥山へ |
白鳥山へ |
五つ目のピークに近づくと白いお花が目に入ってきた。何とそのピークには、ヤマシャクヤクが一面咲き乱れていた。丸い白いマシュマロのような花は可愛い。白いカルスト地形のような岩の間にもたくさん咲いていて自然の庭園のようだ。みんなヤマシャクヤクに取り付かれたように可憐な美しさに魅了しているようだ。切がないので15分ほどで切り上げ先に進んだ。 |
ヤマシャクヤク(標高1560m) |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク |
ヤマシャクヤク カルスト |
ヤマシャクヤク カルスト |
ヤマシャクヤクのピークを下るとドリーネと呼ばれるカルスト地形だが周囲は動物避けのネットで囲まれていて近寄れない。 |
ドリーネ カルスト地形(標高1545m) |
その先に、平清経住居跡の看板がある。平清経は、平重盛の三男、こんな所でどのような隠れ生活をしていたのか想像は全くつかない。大分の柳ヶ浦で入水したそうだがそれまでここで住んでいたのだろうか。
住居跡から10分余りで山頂に到着した。 |
平清経住居跡 |
平清経住居跡(標高1555m) |
白鳥山は、標高1639mで二等三角点になっている。展望は望めないのが残念だ、しかしその分緑が多くて素晴らしい。九州百名山で、今日感激したヤマシャクヤクの群生が有名だ。 |
白鳥山へ |
白鳥山へ |
白鳥山 山頂に到着 |
白鳥山 山頂 |
白鳥山 山頂にて |
白鳥山 二等三角点(標高1639m) |
白鳥山 山頂付近 |
白鳥山を下山 |
御池登山口へ |
御池登山口へ |
山頂でゆっくりして御池登山口(椎名唐谷登山口)に下山した。小さな沢沿いに下る、約30分で下山した。登山口には、立派な登山道入口の石碑が建っていた。
全員無事下山して、バスに乗り込むと待っていたかのように雨が降り出した。夕べの祈りが届いたようだ。 |
御池登山口へ |
御池登山口 |
御池登山口 |
御池登山口に下山(標高1320m) |
御池登山口駐車場よりバスは急な秘境ルートを下る。県道に出るころにはエンジンの臭いがきつきなり、運転手が休憩したいということで県道に出たところで休憩した。ブレーキは熱く焼けて効きにくくなってきていて危険だった。水でブレーキを冷やして先に進んだ。
次のビューポイントは、せんだん轟の滝だ。12時に滝の駐車場に到着、雨は滝のように降ってきた。バスから出るのも大変なのでnバスの中で昼食にした。少し小康状態になったので滝見見物に出かけた。
遊歩道を滝壷へと下って行く。土地木々の間から垣間見れるが沢まで降りると凄い迫力だ。沢には東屋がりその下に見物用の橋がある。今日は雨で余り動けないが天気がよければもっと近くによるなどすれば迫力が倍加するのではと思われる。また季節によって楽しみ方も違ってくるようだ。
せんだん轟の滝は、日本滝百選で五家荘で最も大きい滝で、落差は70mだそうだ。この滝の流れは、日本三急流の一つ球磨川に合流している。
五家荘では、栴檀轟(せんだんとどろ)と言そうです。五家荘では、昔から滝のことを「とどろ」と呼び名称の後に「轟」が付くのが普通だそうだ。また栴檀(せんだん)は、滝近くに大きな栴檀の木があったことから栴檀轟と呼ばれるようになったとか。 |
せんだん轟の滝(落差70m) |
せんだん轟の滝 |
せんだん轟の滝 |
せんだん轟の滝を後に、佐俣の湯へバスを走らせた。石段の郷佐俣でなかなかいい温泉だ。温泉でゆっくりくつろぎ九州自動車道で新門司港へと戻った。19時50分の名門大洋フェリーで、帰途についた。往路の1便は船が小さく振動や騒音が大きくゆっくりできなかったが、2便の船は大きく快適だった。
今回初めてパステルツアーの山旅だったが、計画、添乗員、事故対応の考え方など大変よく、安心できると思った。また行きたい山を選んで参加したいと思った。
引率いただいたリーダーさん、ご一緒いただいた参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。 |
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国見岳へ |
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白鳥山
標高:1639m
三角点:二等
点名:不士野
標高:1639.2m
所在:熊本県八代市
地図:推原・富士野
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白鳥山 二等三角点 1639m 2014.05.14 |
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コース
5/12
大阪南港・フェリーターミナル(16:50)=[名門大洋フェリー]= (船中泊)
5/13
新門司港(5:50(定刻5:30))=[バス九州道]=北熊本SA(6:27)=御船IC(8:15)
=[R445・・・]=二本杉峠(9:08)=樅木林道=五勇谷橋ゲート(10:15/10:29)〜
国見岳新登山口(10:42)〜旧道分岐(11:38/11:47)〜展望台(11:55)〜P1550(12:24)〜
前国見岳(12:50)〜国見岳(13:09/昼食/13:33)〜旧道分岐(14:37)〜
旧道登山口(15:00/15:06)〜三角点(15:12)〜新登山口(15:24)〜
五勇谷橋ゲート(15:35/15:43)=五家荘 しゃくなげの宿(16:12) (泊)
5/14
しゃくなげの宿(7:17)=[バス]=新椎葉峠峰越登山口(8:05/8:19)〜
御池手前のP1560・ヤマシャクナゲ群生地(9:06/9:20)〜カルスト地形〜
平清経住居跡(9:26)〜唐谷登山口分岐(9:28)〜白鳥山(9:38/9:50)〜
唐谷登山口分岐(9:58)〜椎名唐谷登山口(御池登山口)(10:22/10:24)=
せんだん轟の滝(12:00/昼食・滝見/12:48)=佐俣の湯(13:48/入浴/15:01)=
御船IC(15:25)===新門司港(18:07/19:50)=[名門大洋フェリー]= (船中泊)
5/15
大阪南港・フェリーターミナル(8:30)
天 候 5/13 晴れ 5/14 曇りのち雨
参加者 11名
実施日 2014.05.12-05.15
ツアー パステルツアー kaji yamada
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