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日本百名山 |
会津駒ヶ岳 標高2133m 中門岳 標高2060m |
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駒ヶ岳登山口〜林道終点〜水場〜駒ノ大池〜会津駒ヶ岳〜中門岳 (往復ルート) |
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9月26日から28日で会津駒ヶ岳に登った。第1日目9月26日、梅田を20時に夜行バスで出発した。夜行バスは若いころよく利用して山に出かけたものだが辛いものがあるので止めていた。しかし、昼間移動のツアーを待っていてはなかなか登山ができないので今回はためしで夜行バスのツアーに参加した。2時間おきぐらいにPA、SAに立寄って深夜目的地へと走った。
9月27日、昨夜から走り続けた北陸道、新潟県に入り長岡JTCから関越道に入り小出ICから一般道をひた走り南会津町山口の道の駅きらら289に到着。朝食、登山支度をする。再びバスに乗って桧枝岐村の登山口駐車場へ移動した。ここで準備体操をして車道を300mほど歩くと会津駒ヶ岳滝沢登山口入口に到着。
ここからマイカーだと登山口近くの駐車場まで行けるのだがバスの回転場がないためここからしばらくの歩きになる。10分ほど歩くと自動車道を歩かずに直登の近道がありそれを登る。車が道沿いに20台ほど駐車していてその先に滝沢登山口があり歩き始めて約30分で到着する。 |
会津駒ヶ岳 滝沢登山口入口 |
林道を上がる |
会津駒登山道近道 |
近道の急登 |
林道終点駐車場 |
滝沢登山口(標高1100m) |
ここまで登山準備でここからいよいよ登山開始だ。先ず取っ掛かりの木製の階段の登る。ここから尾根道をゆっくりと登って行く。はじめは紅葉の始まりでちらほら赤や黄色に色づいた葉っぱが紅葉マジかな薄緑と今日の空、青空と相まって清清しい気持ちの登山になった。 |
滝沢登山口を出発 |
駒ヶ岳へ |
駒ヶ岳へ |
駒ヶ岳へ |
駒ヶ岳へ |
紅葉が美しくなってきた |
登るに従って紅葉が美しくなっていく。約1時間30分で水場分岐に到着。小休止を兼ねてガイドさんが美味しいという水を汲みに谷に下った。往復200m標高差30mぐらいのところに水場があって水はちょろちょろと出ていた。冷たい水だが感動するほどではなかった。 |
水場分岐(標高1630m) |
駒ヶ岳へ |
水場をあとに再び登り始め、標高1800mを越えると木々の間から男体山の山並が見えてきた。女峰山、真名子山、男体山などの山並だ。
標高1960mを過ぎると樹木の丈の低くなり樹木の間から会津駒ヶ岳の山頂がちらほら見られるようになってくる。そしてこの辺りから地道ではなく木道になってくる。 |
真名子山(標高1800mより) |
女峰山・真名子山・男体山・・・(標高1890mより) |
駒ヶ岳へ この辺りから木道になる(標高1960m) |
駒ヶ岳が見えてきた(標高1970m) |
しばらく木道を進むと広くなってベンチになっている。そこから会津駒ヶ岳の美しい姿を望むことができる。隣の燧ヶ岳の山容と比べると穏やかな女性的な姿で美しい。会津駒と呼ばれる会津駒ヶ岳の名は、残雪期に駒の形に見える雪形が見られることに由来しているようだ。
さらに登ると、駒ヶ岳の左側のピークに山小屋が見えてくる。そのピークは草紅葉で赤黄緑の木々と調和して非常に美しく、まるで絵本のようだ。 |
駒ヶ岳 ベンチにて(標高1980m) |
駒ノ小屋の尾根 |
駒ヶ岳 |
駒ノ小屋の尾根・駒ヶ岳 |
草紅葉の中に池塘が点在し、紅葉の景色をさらに印象付けているようだ。後を振り返ると女峰山、真名子山、男体山、白根山などが展望できる。また燧ヶ岳・至仏山・平ヶ岳なども展望できる。 |
駒ヶ岳 |
女峰山・真名子山・男体山・・・白根山・・・(標高2000mより) |
駒ノ小屋へ |
駒ノ小屋へ |
駒ノ小屋へ |
燧ヶ岳・武尊岳・至仏山・・・ |
帝釈山・女峰山・真名子山・男体山・・・白根山・・・燧ヶ岳・武尊岳・至仏山(標高2015mにて) |
木道から素晴らしい景色を楽しみながら登り詰めると駒ノ大池に到着する。駒ノ大池の上には駒ノ小屋が建っている。駒ノ大池に写る会津駒ヶ岳など素晴らしい景色を満喫しながら昼食を頂いて山頂へのアタックを待つ。 |
駒ヶ岳と駒ノ大池(標高2050m) |
駒ノ大池と駒ノ小屋 |
駒ノ大池にて |
駒ノ大池にて |
駒ヶ岳と駒ノ大池 |
駒ヶ岳 |
昼食を頂いて会津駒ヶ岳山頂を目指す。かなりの人は駒ノ大池のベンチにリュックをデポして空荷で向かっていた。
しばらく尾根沿いに木道を登って行く。標高2000m辺りで山頂への道と山頂を巻く道の分岐に着く。先ずは山頂へ直登コースを登る。駒ノ大池から15分あまりで駒ヶ岳の山頂に到着した。 |
駒ヶ岳山頂へ |
駒ヶ岳山頂へ |
駒ヶ岳から望む燧ヶ岳・武尊岳・至仏山 |
駒ヶ岳山頂に到着 |
会津駒ヶ岳は、標高2133mで一等三角点になっている。山頂は多くの山々が展望できる旨の案内板があるが燧ヶ岳が直ぐ目に入ったがあとは記憶に残らなかった。と云うのは山頂にはクマザサが茂っていて木々もたくさんあり展望が余りよくなく、狭い山頂だった。20名もクマザサの刈り取った空間にすし詰め状態でまるで満員電車だ。 |
駒ヶ岳 山頂 |
駒ヶ岳 一等三角点(標高2132.6m) |
駒ヶ岳 山頂にて |
駒ヶ岳山頂から望む燧ヶ岳 |
せっかく登った山頂なので人が引いてゆっくりできるのを待ちたかったがツアーのため叶わない。さっそく中門岳へと尾根を下っていった。
小さなピークを二つ越えて下ると中門大池に到着する。尾根道のアップダウンの道すがら草紅葉が美しくたくさんの池塘が点在し、近くの燧ヶ岳がついて回るような風景が続いた。 |
駒ヶ岳山頂をあとに中門岳へ |
燧ヶ岳 |
女峰山・真名子山・男体山・・・白根山・・・燧ヶ岳(標高2100mにて) |
草紅葉と池塘 |
草紅葉と池塘 |
中門大池 |
駒ヶ岳から35分ほどで中門大池に到着した。中門大池には中門岳の標識が建っている。山頂はもう少し先の標高2060mのはずだが、2040mのこの池に標識がある。桧枝岐村の標識に書かれた説明では昔からこの池の辺りを中門岳と呼んでいたようだ。以前、巻機山に登ったがここの山頂も国地院の最高点ではなく少し手前の御機屋(おはたや)と呼ばれるところが巻機山の山頂にこの地ではなっていたことを思い出した。 |
中門大池(標高2040m) |
中門大池・中門岳 |
中門大池 |
地図上の最高点標高2060mの中門岳に登った。山頂は池塘になっていてどこが最高点か分からないが池塘周りの一番高いところだろう。三等三角点が奥の少し下った標高1988mにあるが時間的に訪問できなかった。 |
中門岳 山頂の池塘 |
中門岳 山頂の池塘 |
中門岳 山頂の池塘(標高2060m) |
燧ヶ岳 中門岳山頂の池塘より |
中門岳をあとに往路を下山開始 |
中門岳の池塘の周りでしばらく景色を眺めて楽しんだあと往路を下山した。行く時振り返りながら眺めた景色を今度は正面に見て快適に景色を楽しみながら歩いた。帰路は駒ヶ岳山頂を巻くように巻き道を下った。 |
駒ノ池へ |
駒ヶ岳 |
駒ヶ岳 |
駒ノ大池へ |
駒ヶ岳 |
駒ヶ岳 |
駒ノ大池に下山 |
駒ノ大池に戻り、しばらく休憩、綺麗な山容の会津駒ヶ岳をゆっくり眺めて下山にかかった。下山は往路の紅葉を楽しみながら下った。途中水場分岐で一息入れて登山口へとひたすら下った。 |
駒ノ大池と駒ヶ岳 |
駒ノ大池と駒ヶ岳 |
駒ヶ岳 |
駒ノ池をあとに滝沢登山口へ |
燧ヶ岳 |
滝沢登山口へ |
駒ヶ岳 |
滝沢登山口へ |
紅葉 |
滝沢登山口へ |
滝沢登山口へ |
滝沢登山口に下山 |
登山口入口に下山 |
最後の階段を下ると車道そして近道を下り登山口入口へと無事全員下山した。ここで体操をして300先の駐車場へ戻った。今日の宿舎はここからバスで5分ほどだ。ひのえまたと云う旅館で温泉もよく料理も素晴らしく大満足した。明日は、裏燧林道を少し散策して大阪まで長いバスの旅になるのだ。 |
駐車場に下山 |
旅館ひのえまた |
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裏燧林道散策へ |
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会津駒ヶ岳
標高:2133m
三角点:一等
点名:岩駒ヶ岳
標高:2132.6m
所在:福島県桧枝岐村
地図:会津駒ヶ岳
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会津駒ヶ岳 一等三角点 2132.6m 2014.09.27 |
中門岳
標高:2060m
三角点:三等
点名:中門岳
標高:1988m
所在:福島県桧枝岐村
地図:会津駒ヶ岳
(三角点は山頂から少し奥の下の為確認できず)
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中門岳 山頂 1988m 2014.09.27 |
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コース
9/26
大阪梅田(20:00)=[バス]=京都竹田(21:00)=大津SA=尼御前= (車中泊)
9/27
=[バス]=名立浜SA=長岡JTC=小出IC=道の駅きらら(6:00/6:40)=
登山口駐車場(7:15/7:34)〜駒ヶ岳登山口(7:38)〜登山道近道(7:49)〜
林道終点・滝沢登山口(8:06/8:13)〜(8:35/8:42)〜(9:17/9:24)〜
水場分岐(9:45/水場/10:00)〜(10:27/10:33)〜駒ノ大池(11:20/昼食/11:40)〜
会津駒ヶ岳(11:56/12:02)〜中門大池(12:36)〜中門岳(12:45/12:53)〜
駒ノ大池(13:41/13:54)〜水場分岐(14:50/15:02)〜滝沢登山口(16:05/16:10)〜
駒ヶ岳登山口(16:30/16:36)〜駐車場(16:42)=[バス]=桧枝岐村
旅館ひのえまた(16:48) (泊)
9/28
旅館ひのえまた(6:30)=[バス]=御池(6:50/7:02)〜[燧林道散策]〜御池田代〜
姫田代(7:20)〜上田代(7:36/8:00)〜[往路]〜
御池(8:30/燧ヶ岳登山組と待合せ/8:57)=季の郷湯ら里(10:08/入浴・昼食/12:15)=
堀之内IC=越後川口SA〜有磯海SA=南城SA=京都竹田(20:00)=梅田(20:53)
天 候 9/26 晴れ 9/27 晴れ 9/28 晴れ
参加者 21名 (バスは燧ヶ岳登山組19名と合わせて40名)
実施日 2014.09.26-09.28
ツアー パステルツアー yamato hara(現地ガイド)
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