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皇海山 日本百名山登頂達成 |
日本百名山 |
皇 海 山 標高2143m |
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皇海橋・不動沢登山口〜二俣〜不動沢のコル〜皇海山 (往路往復) |
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10月30日から11月2日で武尊山、皇海山、谷川岳に登った。第3日目11月1日は待望の皇海山登頂の日だ。実は昨日が皇海山の予定だったが天候の関係で武尊山に変更され皇海山は今日になってしまったのだ。残念なことに昨日は良い天気だったが今日は小雨の降る中の登山になった。 |
明日の天気が気になる皇海山 (撮影:2014.10.31 6:17) |
朝6時40分ロッジたかやまをバスで出発、利根町の吹割の滝から真東にある皇海山を目指してバスは走った。標高800m辺りから林道に入りしばらくは舗装された道路を上がって行く、やがて曲がりくねったダートの道になりバスはエンジンを吹かせながら登って行く。
バスは標高1350mの皇海橋、不動沢登山口に到着、林道に入って約1時間揺られて登ってきた。最近は舗装も進み、道路も拡幅されて走りやすくなったそうだ。ちなみに、皇海山の登山計画は2011年だったが林道が通行止ということで登れなかった。 |
皇海橋(標高1350m) |
皇海山登山口(標高1350m) |
バスを降り登山支度をして皇海橋を渡り、不動沢登山口から登りはじめた。ゲートを入るとしばらく広い道でやがて道を離れ左の土手道登って行く。ほどなく左下に沢が見えてくる。 |
皇海山登山口 |
皇海山登山口ゲートを出発 |
皇海山へ |
皇海山へ |
皇海山へ |
皇海山へ |
雨がまだ降り始めたばかりなので増水はしていないので渡渉は容易にできた。ここから沢沿いにどんどん登って行く、小さな沢を時々渡渉しながらの登りである。登山道の周囲はカラマツ林でほとんど葉を落としていて明るい感じだ。足元にはカラマツの落葉がふわふわの絨毯になっていて素晴らしい。 |
皇海山へ(標高1390m) |
皇海山へ |
皇海山へ |
皇海山へ(標高1485m) |
皇海山へ |
皇海山へ(標高1560m) |
皇海山へ |
皇海山へ(標高1620m) |
登山口を出発して1時間余りで二俣に到着、しかし道標がないのでよく分からない。ガイドブックによると二俣まで30分と書いてあったので既にその倍以上は歩いていてコルまでの最後の急登の下が現在地だ。
岩がごろごろした沢を登り始めるとやがてガレ場の急登になる。山岳遭難多発、「この先急勾配 事故多発地帯 手元足元注意」の看板がぶら下がっていた。落石に注意しながら慎重に登った。 |
皇海山へ(標高1680m) |
皇海山へ(標高1710m) |
皇海山へ |
皇海山へ(標高1800m) |
剣ヶ峰(標高1865m) |
皇海山へ |
ガレ場道を過ぎクマザサの中の急登を頑張って登ると不動沢のコルに出る。ここで一休みだが風が吹き抜けて寒くなってきた。
このコルから尾根を南へとれば鋸山へと続いているが今回は尾根を北へとって皇海山を目指す。標高1900m辺りまで少し急登だがその先標高1990m辺りまで尾根の巻き道を登る感じなのでわりと緩やかな登りになる。
標高2000m近くになると最後の急登になり道も荒れていてかなり厳しい。やがて標高2060m辺りの大岩がありそれを巻いて登る。さらに進むと山頂近くなり宝剣が立っている。庚申二柱大神と宝剣に刻まれていた。 |
皇海山へ(標高1940m) |
皇海山へ(標高1980m) |
皇海山へ |
皇海山へ(標高2055m) |
皇海山へ(標高2060m) |
皇海山へ |
宝剣 庚申二柱大神(標高2130m) |
皇海山山頂に到着 リーダーとハイタッチ |
皇海山山頂に到着、リーダーがハイタッチで迎えてくれ、山頂で待ち構えた参加者の皆さんが万歳で日本百名山登頂を祝ってくれた。残念ながら小雨で風があり気温が低下し、手がかじかんで何もできなくなってきた。一枚フリースを中に着込んで写真を撮るのがやっとだった。
皇海山は、標高2143.6mで二等三角点になっている。渡良瀬川水源で山頂標識より立派な標識が建っていた。山頂から日光白根山、男体山などが見えるとのことだったが残念ながらこの小雨では何も見えない。
日本百名山登頂は、2000年をかなり過ぎた頃から意識して始めた。記憶によれば4、5年前の2010年頃から百名山を意識してはじめたように思う。2010年頃まではほとんど有志や登山同好会、所属の山岳会での山登りで名所としての山登りや三角点探訪に魅力を感じていたようだ。
ある時、全国の都道府県の山にどれくらい登れるかと思って都道府県のよく知られている山の一覧表作成、近畿地方は国地院の地図に記載されている山の一覧表を作成した。そんなときに日本百名山、岩崎さんの日本百名山、関西百名山、近畿百名山、奈良百遊山、大阪50山、ふるさと富士、標高ベスト百山など一覧表を作り始めたのがきっかけとなったように思う。 |
皇海山山頂に到着 |
皇海山 山頂 |
皇海山 山頂 |
皇海山 二等三角点(標高2143.6m) |
皇海山 山頂 |
皇海山 山頂にて |
日本百名山登頂を達成して皇海山を下山、しばらく下ると体温も上がってきて手の冷たさも解消してきた。下山は往路の往復なのでゆったりした気持ちで下山できた。 |
皇海山 山頂をあとに |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
コルまで下るとクマザサの泥んこの急斜面、雨が降れば滝になりそうなガレ場の沢を注意しながら下り、カラマツの絨毯を一面に引き詰めたところで一休み。沢に沿って何回か渡渉して下る。最後の渡渉は雨で水量が増していないか心配だったが無事通過し皇海橋に全員無事下山した。リーダーさん、参加者の皆さん楽しい、チョッと寒かった日本百名山登頂を盛り上げて頂きありがとうございました。 |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋へ |
皇海橋に下山 |
皇海橋に無事下山 |
ロッジたかやまに戻る |
日本百名山登頂達成を終えて
百名山を意識せずに登った山、意識してから1回で登れた山、数回挑戦してやっと登れた山と日本百座の頂に立つことができた。来年からしばらくは、素晴らしく再度登ってみたい山、天気が悪くて登ったが印象が薄い山、2000年以前に登った山などに再度挑戦してみたいと思う。あと何年登れるか分からないがくたばるまで登ってみたいと思う。ご声援ありがとうございました。
これから再挑戦したい山
利尻山、大雪山、トムラウシ山、八幡平、岩手山、朝日岳、蔵王山、越後駒ヶ岳、燧ヶ岳、雨飾山、妙高山、火打山、剱岳、立山、槍ヶ岳、穂高岳、常念岳、丹沢山、悪沢岳、赤石岳など |
日本百名山登山記録 |
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武尊山へ |
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谷川岳へ |
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皇海山
標高:2144m
三角点:二等
点名:皇海山
標高:2143.6
所在:群馬県沼田市
地図:皇海山
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皇海山 二等三角点 2143.6m 2014.11.01 |
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コース 10/30
大阪駅(9:12)=[サンダーバード9号]=金沢(12:01/12:07)=[はくたか13号]=
越後湯沢(14:51/15:05)=[送迎バス]=片品・花咲 ロッヂたかやま(16:30) (泊)
10/31
ロッヂたかやま(6:35)=[送迎バス]=武尊スキー場(7:02/7:10)〜前武尊(8:18/8:30)〜
剣ヶ峰岩峰群鞍部(8:54)〜家ノ串山(9:34/9:45)〜中ノ岳南分岐(10:18/10:21)〜三ッ池〜
武尊山(10:55/昼食/11:29)〜中ノ岳南分岐(11:59)〜鎖場上(12:13)〜鎖場下(13:09)〜
武尊避難小屋(14:10/14:14)〜武尊牧場スキー場(15:08)〜ロッジまきば(15:24/15:27)
=[送迎バス]=ロッヂたかやま(15:46) (泊)
11/1
ロッヂたかやま(6:37)=[送迎バス]=利根村=皇海橋・不動沢登山口(6:58/7:14)〜
二俣(8:32/8:39)〜不動沢のコル(9:11/9:19)〜皇海山(10:15/10:40)〜
不動沢のコル(11:25/11:31)〜二俣(12:10/昼食/12:19)〜不動沢登山口(13:10/13:23)
=[送迎バス]=ロッヂたかやま(14:50/15:00)=水上温泉郷 旅館みやま (泊)
11/2
旅館みやま(7:22)=[送迎バス]=土合駅(7:41/7:53)=[ロープウエイ]=
天神平駅(8:07/8:14)〜熊穴沢避難小屋(8:59/9:04)〜天狗ノ留まり場(9:40/9:46)〜
ザンゲ岩〜肩の小屋(10:26)〜谷川岳・トマノ耳(10:34/10:47)〜
谷川岳・オキノ耳(11:02/11:13)〜トマノ耳(11:27)〜肩ノ小屋(11:33/昼食/11:57)〜
ザンゲ岩(12:06)〜天狗ノ留まり場(12:26/12:28)〜熊穴沢避難小屋(12:59/13:03)〜
天神平駅(13:41/13:47)=[ロープウエイ]=土合駅(13:56/14:02)=[送迎バス]=
旅館みやま(14:14/入浴/15:15)=[送迎バス]=水上駅=上毛高原駅(16:00/16:25)
=[MAXたにがわ418号]=東京(17:40/18:03)=[ひかり483号]=新大阪(21:16)
天 候 10/30 晴れ 10/31 晴れ 11/1 小雨 11/2 晴れ
参加者 19名
実施日 2011.10.30〜11.02
ツアー 毎日新聞旅行 kawamura inada
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