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日出ヶ岳にて |
友歩会定例会 |
Vol.3 |
大杉谷~大台ヶ原 |
大 杉 谷 ~ 日出ヶ岳 標高1695m |
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桃の木山の家~七ッ釜滝~崩壊地~光滝~隠滝~与八郎滝~堂倉滝
堂倉滝~粟谷小屋~シャクナゲ平~日出ヶ岳~
正木ヶ原~牛石ヶ原~大蛇嵓~~~大台ヶ原駐車場
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2日目10月30日は、桃の木山の家から大杉谷を登り、大台ヶ原への予定だ。できれば明日の天気を考慮して大台ヶ原を散策したい。
2日目桃の木山の家から堂倉滝吊まで(Vol.2)のつづき
堂倉滝でしばらく休憩をとって、これから日出ヶ岳を目指して登っていく。堂倉滝から日出ヶ岳まで、標高差約900m、距離4.7kmだ。 |
堂倉滝(標高800m) |
日出ヶ岳へ 4.7km |
ここからの登りは、今までと違って、崖縁のトリッキーなところ、エメラルドグリーンの大杉谷、吊橋、滝などがなくひたすら登るコースになる。一つの楽しみは、紅葉だ。紅葉が高度を上げるに従いどう変化していくかが楽しみだ。 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
登山道はガレ場道、階段道、根っ子道など、かなりの急登が続く。堂倉滝から約45分、標高差約350mを頑張って登りきる。 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ 4.1km |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
紅葉 |
日出ヶ岳へ |
標高1150m辺りまで登りきると、林道に出る。ここからそのまま登り、堂倉小屋から登るコースと、林道を少し下り、粟谷小屋手前から日出ヶ岳に登るコースがある。
一先ず、粟谷小屋へ進み、小屋前の広場で昼食をとった。小屋はお休みのようだが広場は大賑わいだ。広場で昼食を済ませ日出ヶ岳へとまた登り始める。登り口に水場があったが今回は枯れていて水くみができなかった。 |
粟谷小屋(標高1150m) |
日出ヶ岳へ 約2:00 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
林道から25分ほどで二つに分かれていた登山道が合流する。合流するまでの道は、不明瞭なところが多く迷いそうだった。 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ 2.2km |
合流すると登山道はよく整備されている。周囲の紅葉も美しくなってきた。苔むした岩に枯れ葉が舞い散り、落葉を踏んで登っていく。
この辺りからシャクナゲ坂と呼ばれているそうだが定かではない。階段道、岩の道など少しきつい登りを標高差70m程登ると、平な尾根になる。 |
日出ヶ岳へ この辺りからシャクナゲ坂らしい? (標高1350m) |
紅葉 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
紅葉 |
平な尾根に出てほっとする。周囲の紅葉も美しい。休憩したい雰囲気だが、シャクナゲ平まで登って一段落したい。
ゆっくりしたいと思っているうちに、岩の急な登りになってくる。岩の間を登りきるとシャクナゲ平に到着だ。ここで少し休憩をとる。 |
日出ヶ岳へ 急坂が平な尾根になった(標高1420m) |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
紅葉 |
シャクナゲ平(標高1520m) |
シャクナゲ平からしばらく緩やかな尾根道が続く。5月末から6月はじめには、一面シャクナゲの花が咲くのだろう。一度訪れてみたいと思った。 |
シャクナゲ平 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
シャクナゲ平道標から尾根道を紅葉を楽しみながら快適に歩く。紅葉は少し進んでいて濃い茶色の葉っぱになっている。それでも素晴らしい紅葉のプロムナードを楽しんだ。 |
日出ヶ岳へ |
ミネコシ谷下降天(標高1505m) |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
紅葉のプロムナードが過ぎると、日出ヶ岳の山頂に続く、階段道が待っていた。階段道を頑張って登っていく、10分ほど登ると周囲が開けてきてササの高原になってくる。 |
日出ヶ岳へ(標高1580m辺り) |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
程なく山頂が見えてくるが、綠のササの高原に紅葉した樹木が素晴らしい景観をかもしだしている。山頂の展望台が大きくなると山頂だ。 |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳へ |
日出ヶ岳山頂だ |
大台ヶ原最高峰の日出ヶ岳に登頂。日出ヶ岳は標高1695mで一等三角点になっている。山頂は広く中央に展望台がある。山頂からの展望は、360度の素晴らしい眺望が待っている。
東方向には、乗鞍岳、御嶽山、木曽駒ヶ岳、恵那山、仙丈ヶ岳、間ノ岳そして富士山も見えるそうだ。富士山は、心の目で見ると点のように見えるそうな。
西側を望むと、大峰の山々が近くに見える。大日岳、釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳、弥山、行者還岳、大普賢岳、山上ヶ岳などはよく見える。行者還岳などは、低い山だが傾いた特徴があるので遠くからでも分る。
大峯山系の向こうには、南紀の山々や金剛葛城、生駒の山々も見えるそうだ。
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日出ヶ岳 |
日出ヶ岳 一等三角点(標高1695m) |
日出ヶ岳山頂にて |
仏生ヶ岳 弥山 行者還岳 大普賢岳 山上ヶ岳
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日出ヶ岳からの展望 |
日出ヶ岳からの展望 |
日出ヶ岳からの展望 |
日出ヶ岳からの展望 |
日出ヶ岳からの展望 |
日出ヶ岳から正木嶺の展望 |
日出ヶ岳山頂で一時解散、ここで今日帰阪する2人と別れ大台ヶ原散策に出かけた。とりあえず尾鷲辻へと進んでいく。
山頂をあとにすると、真っ青な空の下に大台ヶ原の素晴らしい景観が至る所に見られる。ササの草原のササは2種類あるそうで、背の高いスズタケと背の低いミヤコザサで、どちらもニホンジカの餌になるようだ。ミヤコザサはシカに食べられてもスグに次の芽が出てくるそうだ。 |
日出ヶ岳で一時解散 帰阪組と分かれる |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原で目立っていた白骨化した立ち枯れの木がたくさんあったがずいぶん減ってきた。白骨化した枯れ木の始まりは、1959年の伊勢湾台風に始まるそうだ。
超大型の台風で大量の木がなぎ倒され、倒木になった。その後倒木は苔むした森林になった。その後、なぜか倒木を搬出したため、地面が乾き苔が消え、ササが群生し始めた。
そして年月が過ぎ、50年を過ぎると、倒木はもちろん立木も枯れはて、白骨化していったのだそうだ。
むしろ今は、紅葉や綠のササの草原の方が観光になってきやように感じる。 |
大台ヶ原散策 展望台より紅葉と、熊野灘を望む |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
日出ヶ岳 |
大台ヶ原散策 |
日出ヶ岳 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
途中で展望台に立ち寄り、熊野灘と紅葉を楽しみ、木階段を登ってきた。白骨樹林はほとんど無くなり、所々に見られる程度だ。参考に、17年前、2005年の写真と比較してください。 |
日出ヶ岳 |
正木嶺 |
白骨樹林 |
参考: 白骨樹林 撮影:2005/05/19 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
正木ヶ原までやってきた。この辺りも白骨樹がいっぱいあったが今は少なくなって、名所としては寂しいかぎりだ。 |
正木ヶ原 |
正木ヶ原 |
正木ヶ原 |
正木ヶ原 |
大台ヶ原散策 |
尾鷲辻で、今日の散策を中止して宿に入るか、それとも先に進むか相談した。明日はあまりよくないようなので晴れているうちに、少なくとも大蛇嵓には行きたいということで、帰路日没になうことを覚悟して大蛇嵓へと向かった。
途中、牛石ヶ原では、神武天皇像があり、通り過ごしてしまったが天皇像の反対側にしめ縄をした牛石があった。気づいた人もいたかもしれないが、この牛石を叩くと大雨になると言われている。だれも叩かなかったよね! |
牛石ヶ原 神武天皇像 |
牛石ヶ原 神武天皇像 |
牛石ヶ原 神武天皇像 |
紅葉 |
大台ヶ原 |
蒸篭嵓 |
大蛇嵓に16時過ぎ到着、夕陽が射しまばゆい大蛇嵓だ。大蛇嵓は訪れる人が多いためか岩肌はテカテカになっている。滑りそうな感じで少し怖い。水に濡れていると相当恐怖感が高くなるだろう。
絶壁の上に大蛇が首を出している感じでスリル満点だ。、蛇の頭の形をした大岩は錦糸に輝き美しい。大蛇嵓の標高は1600mで下の谷底まで標高差1000mもあるそうだ。
谷の向こうの尾根に、日本滝百選の中ノ滝があるが目の前の絶景に見とれ気がつかなかった。
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大蛇嵓 |
大蛇嵓にて |
大蛇嵓にて |
大蛇嵓にて |
大蛇嵓 |
大蛇策 |
大蛇嵓 |
大蛇嵓に感動して、来た道を早足で引き返した。夕陽の染まる紅葉はなんと素晴らしいことか。牛石ヶはらから尾鷲辻まで引き返した。ここから大台ヶ原駐車場へと約50分、木々の間に射す夕陽が美しいね!と言っていたが、次第に日没。
真っ暗になった登山道をランプの明かりを頼りにひたすら歩いた。駐車場に着いたが宿の入口がどこか分らないくらい真っ暗だ。 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
大台ヶ原散策 |
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宿に17時37分到着、早速ビールで乾杯、今日はよく歩いた。11時間半桃の木山の家から大杉谷堂倉滝へ、ここから日出ヶ岳まで標高差約900m、早朝から日没まで本当によく頑張った。夕食、入浴そして歓談し、就寝した。
明日早朝、日出ヶ岳に登りご来光を拝んで、大台ヶ原の北側の山に登り大自然を堪能したい。
明日天気にな~れ! つづく
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コース
10/29 晴れ
近鉄鶴橋(7:09)=[近鉄急行五十鈴川行き]=近鉄・JR松阪(9:14/9:24)
=[JR紀勢線伊勢市行き]= JR多気(9:35/9:43)=[紀勢線新宮行き]=JR三瀬谷駅(10:14)
~道の駅おおだい(10:25/10:30)=[登山バス]=大杉谷登山センター(11:20/11:25)=
大杉谷登山口BS(11.57)~登山口(12:03/昼食/12:20)~大日嵓吊橋(12:34)~
能谷吊橋(12:47)~地獄谷吊橋(12:53)~京良谷(13:25)~日浦杉吊橋(13:42)~
千尋滝(せんぴろだき)(14:02/14:16)~シシ淵(1504/15:18)~ニコニコ滝(15:29)~
平等嵓吊橋(15:48)~加茂助吊橋(16:15)~桃の木吊橋(16:36)~桃の木山の家(16:39) (泊)
10/30 晴れ
桃の木山の家(6:19)~七つ釜滝(6:54/7:03~七ッ釜吊橋(7:18)~崩壊地(7:43~7:58)~
光滝(8:06)~隠滝(8:22)~四八郎滝(8:32)~堂倉橋・堂倉滝(8:52/9:14)~
粟谷小屋(10:31/昼食/11:07)~シャクナゲ平(12:47/13:01)~日出ヶ岳(13:55/14:13)~
展望台(14:23)~正木嶺(14:37/14:48)~正木ヶ原(15:10/15:15)~尾鷲辻(15:28)~
牛石ヶ原(15:48)~大蛇嵓(16:03/16:15)~牛石ヶ原(16:32)~尾鷲辻(16:51)~
大台ヶ原駐車場(17:37) 心・湯治館 (泊)
10/31 霧 霧雨 小雨 雨
心・湯治館(5:05)~日出ヶ岳(5:49/日の出/6:16)~心・湯治館(7:04/朝食/8:05)~
川上辻(8:25)~ナゴヤ岳(8:53/9:00)~如来月(9:33/9:46)~三津河落山(9:54/9:59)~
大和岳(10:24/10:44)~ドライブウエイ出合(11:12)~川上辻(12:16)~
大台ヶ原駐車場(12:38)~
心湯治館・食堂・売店・ビジターセンタ(12:39/昼食・自由時間・バス待ち/15:40)~
大台ケ原BS(16:00)=[奈良交通バス]=湯盛温泉杉の湯(17:26/休憩/17:41)=
大和八木(18:47) (解散)
大和八木(19:04)=[近鉄急行上本町行き]=鶴橋(19:29)
参加者 9名(大杉谷) 7名(大台ヶ原)
実施日 2022/10/29~10/31
友歩会 ohki konisi
写真協力 koga
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