三津河落山にて
友歩会定例会 
Vol.4 
 大杉谷~大台ヶ原
大台ヶ原山
日出ヶ岳
 標高1695m  ナゴヤ岳 標高1613m 
三津河落山
 標高1654m 大和岳 標高1597m
大台ヶ原駐車場~ナゴヤ岳~三津河落山~大和岳~大台ヶ原駐車場
 3日目10月31日は、早朝日出ヶ岳に登り、ご来光を楽しみ、大台ヶ原北側のナゴヤ岳、三津河落山、大和岳を縦走する予定だ。

日の出
 心・湯治館を5時過ぎの出発、真っ暗な中ヘッドランプを点けての登りだ。40分余りで日出ヶ岳山頂に到着。途中から霧がでてきて、しかも次第に深くなってくる。山頂に着いたときは周囲は真っ白だ。

 山頂は風が強くとても寒い、風を避けて展望台の影に入って時間を過ごす。5時53分頃、東の空の雲の一部が破れ、朝焼けが始まったがほんの一瞬でまた白い緞帳が下りてしまった。

 ご来光の6時5分、期待したがその光景は望めなかった。残念!

 諦めて、宿舎の心・湯治館に戻り、朝食を頂いた。そして今日の縦走の準備をした。

日出ヶ岳 展望台

日出ヶ岳

日出ヶ岳展望台

日出ヶ岳展望台にて

日出ヶ岳山頂にて

日出ヶ岳山頂をあとに

日出ヶ岳山頂をあとに

霧におおわれて

霧の中

日出ヶ岳山頂をあとに

日出ヶ岳山頂をあとに

心・湯治館にて

心・湯治館にて

心・湯治館
 8時に出発、川上辻へとドライブウエイを20分ほど歩く。川上辻から今日の縦走コースへと入っていく。入口には立ち入り禁止の看板が立っている。自然再生を図るため、ニホンジカの捕獲ワナが仕掛けてあり、危険なので立ち入らないでほしいとのことだ。

 歩き始めると、ササの朝露でズボンが濡れてきたので、雨具のズボンを履いて進んだ。一面のササの道で道幅は4,50センチ獣道のようだ。

ナゴヤ岳へ 川上辻(標高1530m)

ナゴヤ岳へ 立入禁止!?

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ 雨具着用

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ
 山肌は一面ササにおおわれていて、所々にモニュメントのような、白骨化した倒木や(株)が印象づけている。

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ

ナゴヤ岳へ
 川上辻から30分ほど登ると、ナゴヤ岳に到着する。ナゴヤ岳は、標高1613mで、小さな山頂で苔むしている。山頂の標石には、「名古屋岳」と記されていた。

ナゴヤ岳

ナゴヤ岳

ナゴヤ岳(標高1613m)

ナゴヤ岳

ナゴヤ岳にて

ナゴヤ岳にて

ナゴヤ岳をあとに三津河落山へ

三津河落山へ
 ナゴヤ岳をあとに三津河落山へと向かう。山頂から少し戻り、北方向へと巻いて進み、尾根を進んでいく。少し下って登りにかかる。

 霧が少し深くなってきて、周囲の景色が幻想的になってきた。大台ヶ原特有の景色のようで、あまり他の山でこんな間隔は味わえないように思う。

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ
 ナゴヤ岳から30分ほどで三津河落山に到着、山頂を下から見ると、大きな岩がゴロゴロしたように見える。どんな山頂かと興味を持ち岩を越えて登ると、なだらかなササの尾根の山頂だった。

 三津河落山は、ピークが二つあって、ここが最高峰のようだ。山頂標石には、「如木月」と彫られていた。標高は国土地理院の地図で1654mと記されている。

三津河落山

三津河落山

三津河落山(標高1654m)

三津河落山 如来月 國境

三津河落山にて

三津河落山にて

三津河落山・如来月をあとに大和岳へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ

三津河落山へ
 如来月をあとに10分足らずで次のピークに着く。広い広い山頂で、三津河落山(さんづこうちやま)の山頂だ。

三津河落山は、標高1630mで、山頂標石に「三津河落山」と刻まれている。
三津河落山は、三つの分水嶺の頂だ。
 ① 吉野川、紀ノ川へと流れ大阪湾へ ② 昨日登ってきた大杉谷の宮川となり伊勢湾へ
 ③ 西大台から中ノ滝から熊野川から太平洋へ
今日、歩いてきた川上辻からここまでは、奈良県と三重県の県境を歩いてきたのだ。

三津河落山

三津河落山(標高1630m)

三津河落山

三津河落山にて

三津河落山にて

三津河落山
 三津河落山をあとに、大和岳へと西方向への尾根を進んでいく。白骨化した倒木がたくさんあり、見られるのは大きな木で、小さな木はすでに自然に帰っていったのだろう。

三津河落山

三津河落山をあとに大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ

大和岳へ
 三津河落山から25分ほどで、大和岳に到着。大和岳は、標高1597mで山頂には大きな岩が五つほどあり、広々した山頂だ。

 霧が次第に濃くなり、見通しが悪くなってきた。当初予定では、往路を引き返す計画だったが、転向を加味して西に進みドライブウエイに下るよう変更した。

大和岳

大和岳

大和岳(標高1597m)

大和岳

大和岳

大和岳にて

大和岳にて

大和岳をあとにドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付へ
 霧の中を進もうとしたが道がなく、北方向の尾根に行っていた。急遽山頂に戻り、西の続く尾根を下り始めた。途中、尾根頭にような岩があり行く手を塞いでいた。幸いテープがあったので助かった。尾根筋をしっかり見極めながら下る、ドライブウエイが見えてきて一安心。

ドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付へ

ドライブウエイ取付(標高1450m)

紅葉 ドライブウエイにて
 ドライブウエイに出て、大台ヶ原駐車場へと登り返して行く。ひたすら歩く、歩いても歩いても景色は変わらず。霧も霧雨になり、雨になってきた。道すがら紅葉を糧に時々観賞してやっと、駐車場に戻った。

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

紅葉 ドライブウエイにて

川上辻(標高1530m)
 小雨の中ヘロヘロで、心・湯治館に戻り、荷物整理して、こころ食堂でストーブに辺りながらビールで乾杯、昼食をとった。営業が2時までなので、大台ヶ原物産店に移動した。

 バスの時間が16時なので時間を持て余しだ。天気が良ければ時間が足らないくらいなのだが。ビールでも飲みたいところだがこれからバスに2時間50分も乗らなくてはならない。物産店でストーブにあたりながら時間待ちをした。

 16時奈良交通のバスで大和八木へ、途中湯盛温泉で休憩、ほっとする。なんだかんだでやっと大和八木駅に無事到着、ここで解散にした。 
 皆さんお疲れ様でした。でも楽しくて良かった!
     

コース
10/29  晴れ
 近鉄鶴橋(7:09)=[近鉄急行五十鈴川行き]=近鉄・JR松阪(9:14/9:24)
=[JR紀勢線伊勢市行き]= JR多気(9:35/9:43)=[紀勢線新宮行き]=JR三瀬谷駅(10:14)
~道の駅おおだい(10:25/10:30)=[登山バス]=大杉谷登山センター(11:20/11:25)=
大杉谷登山口BS(11.57)~登山口(12:03/昼食/12:20)~大日嵓吊橋(12:34)~
能谷吊橋(12:47)~地獄谷吊橋(12:53)~京良谷(13:25)~日浦杉吊橋(13:42)~
千尋滝(せんぴろだき)(14:02/14:16)~シシ淵(1504/15:18)~ニコニコ滝(15:29)~
平等嵓吊橋(15:48)~加茂助吊橋(16:15)~桃の木吊橋(16:36)~桃の木山の家(16:39) (泊)
10/30  晴れ
 桃の木山の家(6:19)~七つ釜滝(6:54/7:03~七ッ釜吊橋(7:18)~崩壊地(7:43~7:58)~
光滝(8:06)~隠滝(8:22)~四八郎滝(8:32)~堂倉橋・堂倉滝(8:52/9:14)~
粟谷小屋(10:31/昼食/11:07)~シャクナゲ平(12:47/13:01)~日出ヶ岳(13:55/14:13)~
展望台(14:23)~正木嶺(14:37/14:48)~正木ヶ原(15:10/15:15)~尾鷲辻(15:28)~
牛石ヶ原(15:48)~大蛇嵓(16:03/16:15)~牛石ヶ原(16:32)~尾鷲辻(16:51)~
大台ヶ原駐車場(17:37)  心・湯治館 (泊)
10/31  霧 霧雨 小雨 雨
 心・湯治館(5:05)~日出ヶ岳(5:49/日の出/6:16)~心・湯治館(7:04/朝食/8:05)~
川上辻(8:25)~ナゴヤ岳(8:53/9:00)~如来月(9:33/9:46)~三津河落山(9:54/9:59)~
大和岳(10:24/10:44)~ドライブウエイ出合(11:12)~川上辻(12:16)~
大台ヶ原駐車場(12:38)~
心湯治館・こころ食堂・大台ヶ原物産店・ビジターセンタ
(12:39/昼食・自由時間・バス待ち/15:40)~大台ケ原BS(16:00)=[奈良交通バス]=
湯盛温泉杉の湯(17:26/休憩/17:41)=大和八木(18:47) (解散)
大和八木(19:04)=[近鉄急行上本町行き]=鶴橋(19:29)

参加者 9名(大杉谷) 7名(大台ヶ原)
実施日 2022/10/29~10/31 
友歩会 ohki  konisi  
写真協力  koga