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蝶ヶ岳 横尾分岐辺りにて |
友歩会定例会 |
Vol.2 |
蝶 ヶ 岳 2677m
残雪の穂高連峰を望む |
上高地~横尾~蝶ヶ岳~長塀山~德沢~上高地
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5月10日、今日は蝶ヶ岳登頂日だ。朝起きると、霧雨が降っていて早く止んでくれることを祈るのみだ。横尾山荘を7時4分に出発。 |

良い天気になりますように! |

横尾山荘 |

横尾山荘にて |

横尾山荘にて |

横尾山荘を出発 |

横尾山荘 |
蝶ヶ岳登山口は、山荘のすぐ横だ。登山口に入ると、いきなり急登が始まる。ほぼ道沿いに登っていくが、残雪は道沿いにしかない感じだ。 |

蝶ヶ岳登山口(標高1610m) |

蝶ヶ岳登山口 |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

槍見台 |

槍見台(標高1810m) |
登山口から約50分、槍見台に到着した。ここから槍ヶ岳が見られることで知られているが、今日は全く見えない。実は、この槍見台は3度目だが3度目の正直とはいかなかった。残念だ。 |

槍見台からの展望 |

幻の蝶ヶ岳 3度目も涙 |

蝶ヶ岳へ |
槍見台を過ぎると、急登になってくる。キックステップで登ってきたが、そろそろアイゼンが活躍しそうだ。標高1900m辺りでアイゼンを装着した。 |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳まで3km 第2ベンチ(標高2025m) |
アイゼンを付けてからは、積雪も多くなり、斜面も急峻になってきた。やがて登山道は雪の中で、ピンクのリボンを頼りに樹林帯の中をひたすら登っていく。写真を撮る元気もなく必死の登りだ。 |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ(標高2080m) |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ(標高2080m) |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |
槍見台から3時間あまり、雪の斜面を必死で登ってきた。ようやく蝶ヶ岳の稜線が見えてきた。もうすぐ尾根にでれるぞとホットはしたが、また新たな試練が待っていた。 |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ |

蝶ヶ岳へ 横尾分岐直前(標高2610m) |

横尾分岐 |

横尾分岐 |
木々が大きく揺れ、荒れ狂う風の音に囲まれてきた。雪が終り、ハイマツの綺麗なところまで登ってきた。穂高連峰は頭が雲で覆われていた。
尾根に出て横尾分岐に到着。大変な強風で、地面に這いつくばって飛ばされないようにするので精一杯だ。
とにかく前進するのは、少し待ってハイマツの影で、昼食のパンをかじって食べた。さあこれからどうするか、引き返すのも大変だし、前進するのも大変だ。 |

横尾分岐(標高2630m) 強風で前進困難 |

横尾分岐 強風で前進困難 |

横尾分岐 強風で前進困難 |

蝶ヶ岳三角点峰 |
計画していた蝶槍は、全く論外だ。兵隊さんが弾丸を避けるため歩腹前進している映画をよく見かけるが、どうも前進するためのは、これしかない感じだ。
風速は30m位はあり、突風がこれに加わるので、前進するタイミングがかなり難しい。立ち上がるだけで3、4歩は飛ばされていく。
風の状態、足元の状態、風よけになりそうなところを考えながら、歩腹前進の構えで進んだ。蝶ヶ岳ヒュッテまで、何回も飛ばされながら頑張り通した。かなり危険な行動だった。
分岐からヒュッテまで40分ほどの行程だが、1時間40分、強風と突風と戦いながら進んだ。一番怖かったのは、稜線の横下は雪渓で切れ落ちた崖になっているように見えた。 |

蝶ヶ岳ヒュッテへ 強風で全身困難 |

蝶ヶ岳ヒュッテへ 強風で全身困難 |

蝶ヶ岳三角点峰・蝶鎗(△)・常念岳 |

蝶ヶ岳ヒュッテ(標高1650m) |

蝶ヶ岳ヒュッテ |
少し無謀だったが、少しずつ前進して、夕暮れまでに蝶ヶ岳ヒュッテに到着できればと考えての行動だった。幸い、Mさんの、ザックカバーが見えなくなるまで飛んでいっただけだった。Oちゃんは、突風に飛ばされハイマツに顔を突っ込んで擦り傷を負ったが重症にはならなかった。
14時20分、蝶ヶ岳ヒュッテに全員無事到着。ヒュッテのストーブ番をしながら夜まで過ごした。夜は、やはり冷たい布団で就寝、今回は毛布が付いていた。
蝶ヶ岳ヒュッテは今回で、8回目になるが、2001年5月の時は、余りにも寒くて寝られなかった。当時のオーナー中村圭子さんに返ってからメールすると、大変申し訳ないとのことだった。「一期一会」を大切にされていた方だ。でも、やっぱり今回も寒い布団だ。
明日は、素晴らしいご来光と槍ヶ岳、穂高連峰の雄姿が見られることを楽しみに。就寝 |
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コース
【1日目】 5月9日(金)
新大阪駅(6:42)=[ひかり636]=名古屋駅(7:42/8:00)=[しなの3]=松本駅(10:05/10:10)
=[松本電鉄新島々行き]=新島々(10:40/10:50)=[アルピコバス]=
上高地BT(11:55/昼食/12:23)~河童橋(12:31)~明神(13:17/13:27)~德沢(14:24/14:32)~
横尾(15:35) 横尾山荘 (泊)
【2日目】 5月10日(土) 横尾~蝶ヶ岳
横尾山荘(7:04)~(アイゼン装着)~槍見台(7:54)~第2ベンチ(9:18)~横尾分岐(12:28/12:40)
~[暴雨身動きとれず ハイマツの根元でパンかじる]~蝶鎗(行けず)~瞑想の丘~
蝶ヶ岳ヒュッテ(14:20) (泊)
【3日目】 5月11日(日) 蝶ヶ岳~上高地
蝶ヶ岳ヒュッテ(7:01)~蝶ヶ岳(7:15)~(アイゼン装着)~妖精の池(8:04)~長塀山(8:50)
~(アイゼン外す)~徳沢(12:10/昼食/12:53)~明神館(13:56)~嘉門次小屋(14:15/14:45)~
明神館(14:54) (泊)
【4日目】 5月12日(月)
明神館(8:05)~河童橋(8:47)~上高地ターミナル(8:50/9:30)=[アルピコバス]=
平湯BT(9:55)~平湯温泉(10:00/温泉入浴/11:00)~平湯BT(11:20/11:30)
=[高山濃飛BC行き]=高山(12:31/昼食/13:35)=[ひだ12]=名古屋(16:09/16:19)
=[ひかり 647]=京都(17:12)=新大阪(17:27)
参加者 4名
実施日 2025/05/09~05/12
友歩会 ohki
写真協力 hitotumati iba
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