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三角点探訪 | ||
九重山 平治岳 標高1643m | ||
6月5日、大船山(だいせんさん)に引き続いて平治岳(ひいじだけ)に登った。平治岳もミヤマキリシマが全山に群生していて、比較的標高が低いのでこの時期大変人気のある山だそうだ。明日は山開きということで大渋滞が予想される。 北大船山の火口淵を回り、平治岳方面へと標高差約230m下る。下りにかかると平治岳の山頂がつぼみのミヤマキリシマの間から見え隠れしてくる。下るにしたがってだんだん平治岳の山容が見えてくる。山全体がうっすらピンクがかりになっている。 大戸越に降りると、たくさんの登山者でにぎわっている。登ってきた人、これから登る人で狭い峠は埋め尽くされていた。 |
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平治岳 北大船山中腹より |
九重山 北大船山中腹より |
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平治岳 北大船山中腹より |
平治岳 大戸越より |
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登り始めると、ミヤマキリシマはかなり咲いていた。鑑賞しながらゆっくり登るが、登山者の列で渋滞が続いている。大船山から下山時渋滞の様子が伺えたが来てみるとやはり、急坂と、ミヤマキリシマが近くで美しく咲いている場所では渋滞がひどくなっていた。明日の山開きでは、2、3時間かかるのではないだろうか。 | ||
九重山 平治岳登り道より |
九重山 平治岳登り道より |
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ミヤマキリシマ |
平治岳登り道より大戸越を見る |
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九重山 平治岳登り道より |
平治岳岩場を登る |
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九重山 平治岳登り道より |
平治岳の登り |
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ミヤマキリシマを楽しみながら、標高約1600mまで登ると、小さな火口になり、奥のピークへと少し下って登り返す。 登り返すと平治岳山頂に着く。平治岳は、標高1642.8mで三等三角点になっている。三角点は残念ながら地上高が高くなり傾いてしまっている。火山なので山頂は風化し低くなったのかもしれない。 山頂の奥下は、なだらかな台地状で溶岩が流れて形成されたような感じだ。しかしその斜面には、ミヤマキリシマが一面咲きかけていてすばらしい。もう一週間で山はピンクに染まるだろう。そんな景色の中で昼食をいただいて、下山にかかった。 来たときの火口淵に戻り、今度は一応一方通行になっているので、下り道を降りた。最近作った道なのかそれとも旧道なのかよくわからないが、ずるずる滑りやすい急斜面の道だった。途中まで下ると、ヘリコプターが旋回してきた。明日の山開きを前に、ミヤマキリシマ登山でにぎわう様子を取材に来ただろう。 |
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北大船山・大船山(中央突起) 平治岳山頂より |
平治岳 山頂にて |
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平治岳 山頂 |
平治岳 三等三角点(標高1652.8m) |
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九重山 平治岳山頂より |
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九重山 平治岳山頂より |
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九重山 平治岳山頂より |
九重山 平治岳山頂より |
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九重山 平治岳下山途中より |
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平治岳下山途中、取材ヘリがやってきた |
九重山 平治岳下山途中より |
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ミヤマキリシマと周りの山々に堪能して、大戸越に戻った。ここからガラバの急斜面やずるずる滑りやすい急坂を下山した。途中古木などを楽しみながら男池へ下山した。 土産物屋さんに出て、駐車場からバスで大分港へ走った。途中朝日台に立ち寄り、お土産を買ったり、九重の山々の展望を楽しんだ。展望できる箇所には、「天皇皇后両陛下御展望」の碑が建っていた。 往路由布岳を、時計回りにバスは回って由布岳の裏側を垣間見たが、帰路も時計回りで由布岳の表側を通ってくれたので、九重山から見えていた猫の耳の緑にそめれれた由布岳を眺めることができた。続いて逆光ではあるが鶴見岳も見て、大分港に戻った。 フェリーから大分港の夕暮れをみて、旅の終わりとなった。ご案内いただいたリーダーさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。 |
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平治岳を見上げる 大戸越に下山 |
大きな古木が美しい |
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イチョウの大きな古木 |
男池 |
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男池 土産屋さんに下山 |
駐車場に到着 |
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九重山 前岳・黒岳・大船山・平治岳・立中山・三俣山・硫黄山・星生山・・・展望 朝日台より |
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由布岳 バス車窓より |
由布岳 バス車窓より |
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大分港の夕暮れ フェリーさんふらわぁデッキより |
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三俣山へ | ||
大船山へ | ページ先頭へ | |
コース |