蓮華岳 針ノ木岳より | |
爺ヶ岳から針ノ木岳・蓮華岳縦走 | |
蓮華岳 標高2799m 北葛岳 標高2551m 七倉岳 標高2509m |
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vol.3 | |
針ノ木小屋〜蓮華岳〜北葛岳〜七倉岳〜船窪小屋〜七倉尾根〜七倉山荘 | |
9月14日から9月18日で、爺ヶ岳から針ノ木、蓮華岳を縦走し、船窪小屋から七倉に下る行程だ。 4日目9月17日、5時40分針ノ木小屋を出発、今日は蓮華岳に登り、北葛岳、七倉岳を経て船窪小屋までの予定だ。 台風18号の影響か、昨夜から天候が悪化しはじめていたが、今朝も霧雨の天気だ。針ノ木小屋からいきなりの急登だ。急登から次第に緩やかになり、広々とした尾根になってくる。 霧の中に雷鳥を発見、みんな大喜びで雷鳥のお相手をして楽しんでいた。雷鳥から元気をもらって先へと進む。 |
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針ノ木小屋(標高2535m)出発準備 |
針ノ木小屋を出発 蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
霧の中の雷鳥 |
蓮華岳へ |
霧の中で山の状態がよくわからないが2つのピークを越えて尾根を進んでいく。霧の中にコマクサが一面に見られるが残念ながら花の時期が終わっているので残念だ。 景色を楽しめないので黙々と登っていく。山頂近いピークに神社が見えてくる。若一皇子神社奥宮でそのピークの東端が山頂だ。 |
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蓮華岳へ |
蓮華岳へ |
若一王子神社奥宮(標高2795m) |
蓮華岳山頂だ |
蓮華岳は標高2799mで二等三角点になっている。山頂からの展望は360度の大パノラマを期待していたが残念ながら雲の中で全く望めなかった。 | |
蓮華岳 山頂に到着 |
蓮華岳 山頂 |
蓮華岳 山頂 |
蓮華岳 二等三角点(標高2799m) |
トウヤクリンドウ |
蓮華岳山頂をあとに北葛岳へ |
蓮華岳山頂をあとに北葛岳へと急な尾根道を下っていく。山頂から標高差約520mの下りでかなりの下りごたえがある。岩稜帯の尾根は次第に細くなり、岩稜のピークや岩場の下りが増えてくる。 | |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ 一休み(標高2380m) |
標高2380m辺りで休憩、この辺りから鞍部の標高約2280mへ、さらに急斜面の岩場になり注意しながら下る。岩場ではリーダーのアシストを得て下る。一番怖いのが落石、落石をさせないよう細心の注意をして行動、神経がすり減りそうだ。 | |
下ってきた岩峰を振り返る |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
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アシストを終えたリーダーが下る |
北葛岳へ |
暗部までトラブルなく下降、ここから北葛岳への登り返しだ。標高差270mほどを登っていく、途中ピークを越えるたびに山頂でないのでがっかりする。標高2400m辺りでほっこり、霧の中に雷鳥が迎えてくれていた。 | |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
雷鳥 |
北葛岳へ |
北葛岳へ |
北葛岳に到着、北葛岳は標高2551mで山頂は狭い。霧のため山頂からの眺めなど全くわからない。少し休憩して七倉岳へと下っていく。標高2320m鞍部まで標高差約230m、尾根を下り、小ピークの岩稜を越えたり、急な岩場、ハシゴなどをを下っていく。 | |
北葛岳へ |
北葛岳 山頂(標高2551m) |
北葛岳をあとに七倉岳へ |
七倉岳へ |
七倉岳へ(標高2440m) |
七倉岳へ(標高2330m) |
七倉乗越 七倉岳へ鞍部から登り返し(標高2320m) |
七倉岳へ(標高2350m) |
七倉乗越から鉄ハシゴを登り、七倉岳へと標高差190mを登り返していく。ピークが思いの外多くあり、偽山頂を幾度も通過して山頂まで焦らされる。途中やせ尾根や岩場もありなかなか面白い。かなり遠く感じながら七倉岳に到着した。 | |
七倉岳へ(標高2370m) |
七倉岳へ |
下ってきた尾根を振り返る |
七倉岳へ(標高2400m) |
七倉岳へ |
七倉岳へ(標高2450m) |
七倉岳へ |
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七倉岳は、標高2509m、残念ながら今日はグレーのカーテンがかかっていて何も見えない。 蓮華岳から七倉岳の稜線は、なかなか素晴らしいようだ。霧の切れ間にちらちら見た感じでは天気の良い日にリベンジしたい感じがした。烏帽子岳から七倉岳、蓮華岳の縦走、針ノ木古道から針ノ木岳、蓮華岳そして七倉岳などの縦走もおもしろそうだ。 |
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七倉岳へ |
七倉岳 山頂に到着 |
七倉岳 山頂(標高2509m) |
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船窪小屋へ |
船窪小屋に到着(標高2460m) |
七倉岳で一休みするとあと少しなのに雨が降り始めた。十数分雨に降られて船窪小屋へ歓迎の鐘が鳴り到着した。 | |
船窪小屋 鐘を鳴らして迎えてくれる |
船窪小屋 |
船窪小屋には、乾燥室がないので食堂兼談話室の片側のロープに掛け、下に古新聞を敷き詰め石油ストーブをつけてくれた。 台風18号の接近で船窪小屋も大変なことになっていたようだ。シルバーウイークの初日は、台風接近で60名のキャンセル、台風対策で雨戸を取り付けたそうだ。 今日は、我々もキャンセルと思っていたら、針ノ木小屋から元気で出発したとの情報で体制を整えたそうだ。先日、休日にスタッフが針ノ木小屋に行ったときコネをつけてくれたのが役に立ったとか。 突然、ロープが外れて雨具が床に落下、一時大騒ぎになったがなんとか復旧した。台風襲来の気配もなくゆっくりくつろぎ美味しい食事を頂いて床についた。今日はほぼ貸切でゆったりできる。 船窪小屋は、山小屋のおかみさんで人気があるランプの小屋だ。この小屋に初めて訪れたのは、1966年(昭和41年)、小屋のイメージは昔のままだった。おかみさんにお会いできなかったので少し残念だった。 |
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濡れた雨具を部屋で乾燥 |
ランプ |
船窪小屋 昭和29年(1954年)当時 |
船窪小屋 |
深夜1時頃、強風で目が覚めた。小屋が飛んでしまいそうな突風が容赦なくおしよせてくる。トイレや食堂の窓の隙間から雨が突風のたびに入ってくる。 5日目9月18日、台風18号の防風が続く、情報によると東北地方に進んでいるようだ。6時すぎ出発を予定していたがしばらく状況待だ。 |
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船窪小屋 囲炉裏の火起し |
船窪小屋 囲炉裏の火起し |
船窪小屋 台風18号で2時間遅れで出発 |
船窪小屋 鐘を鳴らして見送られる |
台風が小康状態になったので8時に船窪小屋の鐘に送られて下山開始した。しばらくは風も吹いていたが次第になくなり、霧雨になってきた。天狗の庭辺りまで来ると周囲も少しも渡せるようになってきた。 | |
七倉山荘・七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
天狗の庭(標高2300m) |
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七倉尾根の登山コースは、10分割されていて、「8/10」などで表示されている。標高2100m辺りから急勾配になり、木のハシゴが多くなってくる。滑りそうなので注意しながら下っていく。 「6/10」で休憩を取り、どんどん下っていく。船窪小屋から標高差約1400mひたすら下り、七倉登山口に全員無事下山した。 |
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七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ(標高1945m) 6/10地点 |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口へ |
七倉登山口(標高1070m) |
七倉登山口(標高1060m)に下山 |
七倉山荘前の七倉駐車場に待機していたバスに乗り、大町温泉郷夢の湯に、台風で予定より遅れて到着、入浴し、昼食をとってゆっくりくつろぎ、帰阪した。 素晴らしい天気の中爺ヶ岳から針ノ木岳へ縦走ができ、台風の影響で後半の蓮華岳から船窪小屋そして七倉登山口までの霧雨はあったが、台風に直接影響されることなく楽しい山旅ができました。みんさん楽しい山旅ありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。 |
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参考:蓮華岳 参考:回想の山 | |
蓮華岳 基準点名:蓮華岳 等級種別:二等三角点 標高:2798.7m 所在:長野県大町市 地図:黒部湖 蓮華岳 二等三角点 蓮華岳 |
蓮華岳 山頂 2798.7m 2017.09.17 |
北葛岳 基準点名:−−− 等級種別:−−− 標高:2551m 所在:長野県大町市 地図:黒部湖 |
北葛岳 山頂 2551m 2017.09.17 |
七倉岳 基準点名:−−− 等級種別:−−− 標高:2509m 所在:長野県大町市 地図:黒部湖 七倉岳 山頂 |
七倉岳 山頂 2509m 2017.09.17 |
コース |
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参考:蓮華岳 参考:回想の山 |