槍ヶ岳・槍沢・天狗池・逆さ槍
友歩会定例会  
 Vol.2
槍 ヶ 岳 3180m
南 岳 3033m 
中 岳 3084m 大喰岳 3101m
上高地~槍沢~天狗池~南岳~中岳~大喰岳~槍ヶ岳~槍平~新穂高
 第3日目、8月19日。今日は槍沢を登り、途中から天狗池、天狗原を経て急な岩場をクリヤーして南岳、そして南岳小屋への行程だ。今日の最大の楽しみは、獅子鼻から大キレットの雄姿を楽しむことだ。

 槍沢ロッジ出発前に、槍ヶ岳を望むと、モルゲンロートの槍ヶ岳山頂が見られた。今日は素晴らしい槍ヶ岳がたくさん見られそうだ。大いにわくわくしてきた。

遠くに輝く槍ヶ岳を目指して 槍沢ロッジより

槍沢ロッジにて(標高1829m)

天狗池へ
 槍沢ロッジを5時50分に出発。5分ほど急な登りを頑張って登ると、槍ヶ岳に到着。実は、槍ヶ岳にそっくりな岩で、カブト岩と言うらしい。登山道わきの岩には、「槍見」と記されていてここから槍ヶ岳が見えるらしい。知らんけど!

槍ヶ岳?(カブト岩)

天狗池へ

槍沢

天狗池へ

天狗池へ

天狗池へ
 崩落のありそうな小さな沢など超えて登っていく。ロッジより標高差160mを登りきると、広場になっていてババ平(標高1987m)でキャンプ場になっている。ここで小休止をとる。

ババ平

ババ平(標高1987m)

天狗池へ

天狗池へ

槍沢

天狗池へ
 ババ平からの登りはそんなに急ではないが、遠くに先が見えていて、そのわりにまったく前進が見られない。我慢我慢を繰り返し、だましながら登っていく。急な登りだと理解できるが、本当に辛い登りだ。

 やっとババ平約30分頑張って登る、ここからも大変で1時間半もかけて天狗原の分岐に到着した。あとで考えてみると、槍沢ロッジから分岐まで約1時間40分の予定だったので20分ほどの遅れだったようだ。

水俣乗越分岐(標高2090m)

天狗池へ

槍沢

槍沢

大岩

天狗池分岐(標高2380m)

天狗池へ 天狗池分岐にて

槍ヶ岳・槍沢
 そんな訳でやっと、天狗池分岐に到着した。さあ、これから今日のメインイベントの一つ目、天狗池だ。ここから標高差150mほどの登りだ。

 登り始めて20分過ぎたあたりから、槍ヶ岳が見えてくる。槍ヶ岳はどこから見ても精悍な感じで勇気をあたえてくれる。少し登っては振り返り槍ヶ岳を見ての登りだ。

槍ヶ岳・槍沢

天狗池へ

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍ヶ岳・槍沢

槍沢にて

槍ヶ岳・槍沢

天狗池へ

槍ヶ岳・槍沢
 標高2600m程の尾根を越えると、眼下に小さな池が見えてくる。天狗池だ。斜面を10mあまり下ると天狗池に到着だ。

 最初は槍ヶ岳に少し雲がかかっていたが、15分ほど様子を見ていると青空になってきた。さっそく、天狗池に映る逆さ槍を堪能した。すばらしい逆さ槍をみて感動した。しんどかったけど来てよかった。

槍ヶ岳・槍沢

天狗池へ

天狗池

天狗池(標高2510m)

槍ヶ岳・天狗池・逆さ槍ヶ岳(標高2510m)

槍ヶ岳・天狗池・逆さ槍ヶ岳

天狗池にて

天狗池にて

天狗原から南岳へ
 逆さ槍を堪能して、天狗池をあとに、天狗原を南岳へと登って行った。天狗原は大小の岩でできた原っぱのようだ。どこまでは天狗原かどうか分からないが、上へ上へと登っていく。

南岳へ

南岳へ

南岳へ(標高2530m)

南岳へ

槍ヶ岳(標高2545m)

東鎌尾根・表銀座の山々(標高2550m)

槍ヶ岳(標高2565m)

南岳へ(標高2570m)

槍ヶ岳(標高2570m)

南岳へ

南岳へ(標高2600m)
 槍ヶ岳の雄姿も次第に登るにつけ素晴らしくなってくる。残雪の小さな雪渓が高山を証明しているようだ。

南岳へ 残雪(標高2600m)

南岳へ(標高2605m) 

南岳へ(標高2605m)
 標高2600mを越えたあたりから、たくさんの岩が大きくなって切る。標高2700m辺りで横尾尾根の西端の境目になる。ここから標高差350m程の急登が待ち構えている。

南岳へ(標高2620m)

南岳へ(標高2670m)

南岳へ(標高2670m)

槍ヶ岳

南岳へ

槍ヶ岳(標高2690m)

南岳へ(標高2700m)

南岳へ

南岳へ
 標高2770m辺りまで登ると、槍ヶ岳は勿論、周囲の山々も素晴らしい景観になってくる。昨年行った東鎌尾根に続く表銀座の西岳、大天井岳、燕岳。常念岳、蝶ヶ岳などなど素晴らしい大パノラマだ。

南岳へ

南岳へ 

南岳へ

南岳へ

南岳へ(標高2770m)

南岳へ(標高2770m)

南岳へ(標高2770m)

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ
 標高2800m辺りから大きな岩にアタックしての登りになる。しんどかった登りも、大岩に挑戦で大変面白い。

南岳へ(標高2800m)

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ
 標高2900m辺りまで来ると絶壁になり長い鉄梯子がかかっている。注意しなら鉄梯子を登り切った。
登り切ると今度はクサリが下がっていて注意しながら登り切る。

南岳へ(標高2900m辺り)

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ
 頑張って登り切ると、緩やかになり、南岳の稜線に到着する。残念なことに登っている間は槍ヶ岳など大展望を楽しめたにだが、南岳の尾根に出るころには、ほぼ雲の中に入ってしまった。

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ 横尾尾根(中央)

南岳へ

南岳へ

南岳稜線・天狗原分岐(標高2970m)

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ

南岳へ
 南岳の尾根に出てピークが見えてきたので喜んだが、本峰はまだ先だった。もう少しもう少しと霧の中を登って行った。やっと山頂が見え、元気を取り戻して登り切った。

 南岳は、標高3033mで、三等三角点になっている。山頂からの展望を大いに期待していたが残念ながら何も見えなく本当に残念だ。明日の朝見られるといいのだがどうだろうか。

南岳山頂

南岳 三等三角点(標高3033m)

南岳山頂にて

南岳山頂

南岳山頂・穂高岳

南岳から

穂高岳・南岳小屋
 期待していた獅子鼻から望む大キレットの景観は残念ながら見られなかった。残念だ!明日の朝に期待しよう。ビールで乾杯、お疲れさまでした。明日の槍ヶ岳を夢に見て就寝。

南岳小屋

南岳小屋

南岳小屋からの夕焼け

南岳小屋にて
   
     

コース
【1日目】8月17日
 大阪(8:02)=[特急ひだ25]=京都(8:34)=高山(12:14/13:40)=[濃飛バス]=
 平湯温泉(14:38/15:00)=[濃飛バス]=上高地(15:25) 西糸屋(泊)
【2日目】8月18日
 西糸屋(7:41)~河童橋(7:47/7:53)~明神(8:36/8:45)~德沢(9:52/10:12)~
 横尾(11:21/昼食/11:49)~一ノ俣(12:52/13:04)~槍沢ロッジ(13:53) (泊)
【3日目】8月19日
 槍沢ロッジ(5:49)~ババ平(6:25/6:33)~大曲~天狗原分岐(8:37/8:47)~
 天狗池(9:47/10:11)~天狗原~天狗原分岐(12:58)~南岳(13:25/13:37)~
 南岳小屋(13:46) (泊)
【4日目】8月20日
 南岳小屋(5:45)~南岳(6:03)~天狗原分岐(6:23)~中岳(7:33/7:48)~
 大喰岳(8:39/8:48)~飛騨乗越(9:08)~槍ヶ岳山荘(9:26/天候待ち/10:00)~
 槍ヶ岳(10:27/10:40)~槍ヶ岳山荘(11:08/昼食/11:37)~飛騨乗越(11:45)~
 千丈沢乗越分岐(13:21)~奥丸山分岐・テン場(15:17)~槍平小屋(15:19) (泊)
【5日目】8月21日
 槍平小屋(6:23)~藤木レリーフ(7:16)~滝谷出合(7:22)~チビ谷(8:07)~
 白出沢ダム(9:05/914:)~白出沢出合(9:15)~穂高平小屋(9:56/10:02)~
 右俣林道ゲート(10:34)~新穂高ロープウェイ駅(10:50)~中崎山荘温泉(10:57/12:27)~
 新穂高温泉(12:55)=[濃飛バス]=高山(14:31/15:34)=[ひだ]=名古屋(18:06/18:19)
 =[ひかり]=新大阪(19:27)

参加者 2名 
実施日 2025/08/17~08/21
友歩会 ohki  
写真協力  ueda