日光白根山 山頂
 日本百名山 
日光白根山 標高2578m
丸沼・白根山麓駅=山頂駅〜七色平〜日光白根山〜菅沼登山口
 
 10月7日から10月10日で日光白根山、武尊山、谷川岳に登った。10月7日は移動日で大阪駅を9時12分のサンダーバードで出発した。金沢ではくたかに乗り換え越後湯沢へ、ここから送迎バスで片品のロッヂたかやまへ入った。お腹一杯御馳走をいただいて就寝。

 10月8日、今日は日光白根山に登る。当初の予定だと皇海山だったが林道が通れないとのことで日光白根山に変わった。

 ロッヂたかやまを送迎バスで6時40分出発、丸沼の白根山麓駅へ向かった。日光白根山ロープウエーに乗り山頂駅へ、眼下の紅葉も始まったようだ。約15分で標高差600m、全長2500mを登ると山頂駅は標高2000mだ。駅舎の右側には天空の足湯があり、正面にはこれから登る日光白根山がまばゆい太陽でシルエットになっていた。

ロッヂたかやま

丸沼・日光白根山麓駅

日光白根山ロープウエイ

山頂駅(標高2000m)

天空の足湯

日光白根山 山頂駅より

日光白根山 山頂駅より
 登山口を入ると二荒山神社の登りがあり、赤い鳥居がある。神社の前を通り樹林帯の広い道を進む。道は史跡・自然散策路になっている。道も階段道になり登りが少し急になり登り切ると岩の上に大日如来があり、その先に七色平分岐標高2100mあたりに出る。ここで小休止をとる。

 ここから白根山を巻くように南下し、標高2400m辺りまで登る。途中標高2300m辺りから白いものが見え始めた。雪だ、初冠雪と思われる。苔にかぶった雪や木の根っ子にできた氷柱など楽しみながら登る。

山頂駅を出発
二荒山神社の鳥居を潜る

樹林帯の広い道を登る
階段道になる

大日如来

急登を登る

紅葉が始まっている

急登を登る

雪景色になってきた

雪景色になってきた
 標高2400mを過ぎると樹氷が見られるようになる。そしてここから白根山へ続く尾根を北東に登る。正面上に白根山の山塊が見え始めた。山は雪で薄化粧し、木々は樹氷になって非常に美しい。

 山頂に続く登山道は、この機をを待っていたかのように登山者の行列が続いている。きっと山頂は超満員だろう。景色を楽しみながらゆっくり登る。

雪景色を楽しみながら登る

白根山は雪の薄化粧

白根山は雪の薄化粧

白根山は雪の薄化粧

雪景色を楽しみながら登る

後方を振り返る

雪景色を楽しみながら登る

雪景色を楽しみながら登る
 日光白根山南峰に到着、奥白根神社の祠がある。このピークの北側に本峰の日光白根山山頂がある。

 日光白根山は、標高2578mで二等三角点になっている。群馬県と栃木県の県境にある日光火山群の主峰だ。座禅山、五色山、前白根山等の外輪山があり内側に五色沼、弥陀ヶ池があり、外輪山の北側には堰止湖の菅沼、丸沼、大尻沼がある。今日は見られないがシラネアオイはこの日光白根山の一面に咲いていたことから名付けされたそうです。

 山頂には、溶岩ドームでできたのか火山爆発の炸裂でできたかは分からないがピークや亀裂ががたくさんあり火山の脅威を感じる。またその隙間から眼下に見えるコバルトブルーの五色沼は心和む感じがする。展望は素晴らしく、男体山、中禅寺湖などはっきり見える。

 今日は登山者が多く、山頂は問う満員で記念写真は行列ができて順番待ちだ。別のピークから眺めると山頂はおむすびに振りかけた胡麻のようだ。

奥白根神社の祠

日光白根山 山頂

日光白根山 山頂

日光白根山 山頂

日光白根山 山頂にて

日光白根山 二等三角点

火山壁の間から五色沼を望む

五色沼

日光白根山 山頂

女峰山・男体山・中善寺湖 山頂より

日光白根山 山頂

五色沼・女峰山・男体山・中善寺湖 山頂より

日光白根山 山頂

日光白根山 山頂
 山頂付近で景色を楽しんだ後下山にかかる。登ってくるとき右手にあった火口跡を右下に見て東側の尾根に進む。ここから下を見ると五色沼と外輪山が見えて美しい。さらに外輪山の向こうには男体山と中禅寺湖が見えている。

 ここから五色沼まで急斜面を下る。変化する景色を楽しみながら下った。急坂を下り終えると五色沼避難小屋に到着。ここから少し下ると広いところに出てくる、五色沼だ。途中、林の中に鹿の親子を見ることができた。食害がなければ可愛い動物だ。

小さな火口跡を行く

日光白根山 山頂

五色沼

女峰山・男体山・中善寺湖

五色沼へ下る

五色沼へ下る

五色沼

五色沼へ下る

五色沼避難小屋

鹿
 五色沼に出ると明るく、山頂の荒々しい様相はすっかりなくなりたおやかな雰囲気になる。ここで弁当を広げ昼食にした。雪があったとは思えないぽかぽか陽気だ。

 五色沼から眺める日光白根山は全く迫力に欠ける。目で見ているとそうでもないのだが写真に撮るとさっぱりだ。あまりしたから見るとお腹が飛出してお腹が強調され山頂が遠くなるからだ。この方向から撮るなら五色山かその稜線からが良いだろう。

 写真を撮るなら、逆コースで五色山経由で白根山へそしてロープウエー山頂駅に行けば逆光ではなく順光の白根山が見えるだろう。

五色沼に到着

日光白根山 五色沼より

日光白根山 五色沼にて

日光白根山 五色沼より

日光白根山 五色沼より

日光白根山・座禅山・五色山・前白根山と五色沼

日光白根山 五色沼より

日光白根山 五色沼より

日光白根山 五色沼より
 五色沼を後に標高差100m、五色山分岐の峠まで登る。少し下ると弥陀ヶ池に着く。ここの景色もなかなか素晴らしい。

 五色沼を後に菅沼登山口へと下る。樹林帯の中を下るので景色はほとんど望めない。菅沼登山靴に下山、多くの観光客でにぎわっている。迎えに来たバスでロッヂたかやまへ戻る。

 ロッヂたかやま近くの花咲の湯で汗を流し、疲れを癒した。ロッヂたかやまでゆっくりくつろいだ。明日は武尊山に登る予定だ。

弥陀ヶ池への峠

弥陀ヶ池

弥陀ヶ池・日光白根山

菅沼へ下山

菅沼

菅沼へ下山

菅沼へ下山

大岩と突っ支い棒!

菅沼へ下山

菅沼登山口

菅沼登山口 茶屋

片品村花咲の花咲の湯
2日目 武尊山
3日目 谷川岳
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コース
10/7
  大阪駅(9:12)=[サンダーバード9号]=金沢(12:01/12:07)=[はくたか13号]=
  越後湯沢(14:51(15:09)/15:15)=[送迎バス]=片品・花咲 ロッヂたかやま(16:33) (泊)
10/8
  ロッヂたかやま(6:40)=[送迎バス]=丸沼・白根山麓駅(7:15/7:33)=[ロープウエー]=
  山頂駅(7:50/8:00)〜血ノ池地獄分岐(8:22)〜七色平分岐(8:35)〜日光白根山(10:04/10:29)
  〜五色沼避難小屋(11:12)〜五色沼(11:30/昼食/12:00)〜五色山分岐(12:27)〜
  弥陀ヶ池(12:31)〜菅沼登山口(14:06/14:16)=[送迎バス]=ロッヂたかやま(15:20) (泊)
10/9
  ロッヂたかやま(6:00)=[送迎バス]=武尊スキー場(6:28/6:35)〜前武尊(7:41/7:51)〜
  剣ヶ峰岩峰群鞍部(8:14)〜家ノ串山(8:54)〜中ノ岳南分岐(9:35/9:40)〜三ッ池〜
  武尊山(10:14/昼食/10:49)〜中ノ岳南分岐(11:17/11:20)〜武尊避難小屋(13:16/13:24)〜
  リフト売店(14:27/14:40)〜武尊牧場登山口(15:21/15:23)=[送迎バス]=
  ロッヂたかやま(15:33/15:36)=[送迎バス]=水上温泉郷 旅館みやま(16:46) (泊)
10/10
  旅館みやま(6:00)=[送迎バス]=土合駅(6:38/7:06)=[ロープウエー]=天神平駅(7:21/7:23)
  〜熊穴沢避難小屋(8:05/8:10)〜天狗ノ留まり場(8:40)〜ザンゲ岩(9:10)〜
  肩の小屋(9:22/9:32)〜谷川岳・トマノ耳(9:39/9:47)〜谷川岳・オキノ耳(10:02/10:14)〜
  トマノ耳(10:30)〜肩ノ小屋(10:34/昼食/10:55)〜ザンゲ岩(11:04)〜天狗ノ留まり場(11:25)〜
  熊穴沢避難小屋(11:56/12:06)〜天神平駅(12:41/12:55)=[ロープウエー]=
  土合駅(13:03/13:08)=[送迎バス]=旅館みやま(13:21/入浴/14:30)=[送迎バス]=
  水上駅=上毛高原駅(15:23/16:22)=[MAXたにがわ418号]=東京(17:40/18:03)
  =[ひかり483号]=新大阪(21:13)

天 候  10/7 晴れ 10/8 晴れ 10/9 晴れ 10/10 晴れ
参加者 14名 
実施日 2011.10.07〜10.10
ツアー 毎日新聞旅行