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妙高山 山頂 | ||||
日本百名山 | ||||
妙 高 山 標高2454m | ||||
黒沢池ヒュッテ〜大倉乗越〜妙高山〜天狗堂〜燕温泉 | ||||
9月13日から16日で高妻山、火打山、妙高山に行った。9月16日4日目最終日は、日本百名山の妙高山登山だ。 黒沢ヒュッテの夜は次第に雨風が強くなってきた。台風18号が接近しているのであろうか。情報が全くとれないので多少不安になってくる。朝、目を覚ますとやはり雨風が激しく台風が近づいている感じだ。 4時30分から朝食、朝食は変わっていてクレープとコーヒーとコーンスープだったと思う。クレープは何枚も食べれるが山小屋の食事では初めてだ。 朝食の前に、小屋から台風情報の連絡があった。昼頃妙高に近づく可能性が高いということだった。出発準備をしてしばらく様子を見たが5時20分に出発決定した。 5時25分暗闇の中ヘッドランプを頼りに大倉乗越へと登りはじめた。次第に明るくなってきたが雨は依然として降り続いている。大倉乗越で雨の中、立ち休憩をとった。 |
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黒沢ヒュッテ(標高2010m) |
黒沢ヒュッテを出発 |
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大倉乗越へ |
大倉乗越に到着 |
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大倉乗越(標高2140m) |
長助池分岐へ |
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大倉乗越から長助池の周囲の尾根を巻きながら下って行く感じだ。雨の隙間から右下遠くに長助池と思われる湿地が微かに見える。乗越から標高2050m辺りまで下り、その標高で巻いて行き、最後は2000m辺りまで下る。そこから標高2040mの長助池分岐まで登り返す。この間上空では強風が吹き荒れているようで木々が大きく揺れている。また雨は束になって斜めに勢いよく殴りつけるように降っている。この分岐で雨風が少し弱いので休憩にした。 | ||||
長助池分岐へ |
長助池 |
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長助池分岐へ |
長助池分岐へ |
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長助池分岐に到着 |
長助池分岐(標高2040m) |
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長助池分岐から山頂へ標高差約400mの急登だ。1時間15分雨の中ひたすら急登を堪える。晴れていたら美しいと思われる広葉樹の急坂、岩の道そしてロープに下がっている急勾配を登り切るとまもなく山頂に飛び出る。 | ||||
長助池分岐出発、妙高山山頂へ |
妙高山山頂へ |
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妙高山山頂へ |
妙高山山頂へ |
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妙高山山頂へ |
妙高山山頂へ |
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妙高山山頂へ |
妙高山山頂へ |
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妙高山の山頂ピークは二つあって手前の三角点ピークに到着した。山頂には日本百名山の大きな山頂標識が建っていた。 妙高山北峰は標高2445.9mで一等三角点になっている。山頂は少し広いが大きな岩が一面にある。山頂標識で台風登山の想い出に水滴混じりの記念写真を各々撮って南峰に向かった。 南峰は、妙高山の主峰で標高2454m、大きな岩が山積した峰だ。山頂には妙高山大神がお祀りしてある。雨と風が強く山頂での余韻を味わうこともできず燕温泉へと下山を開始した。 |
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妙高山 山頂に到着 |
妙高山 山頂にて |
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妙高山 北峰山頂 |
妙高山北峰 一等三角点(標高2445.9m) |
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妙高山南峰 北峰より |
妙高山南峰へ |
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妙高山北峰 南峰より |
妙高山南峰 山頂 |
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妙高山南峰 山頂(標高2454m) |
妙高山南峰 妙高山大神 |
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妙高山南峰(主峰) 山頂 |
妙高山北峰(三角点峰) 山頂 |
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妙高山南峰(主峰) 山頂(十合目) |
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しばらく溶岩ドームで出来たと思われる岩の間を下って行く。やがて大きな岩を巻いて下ると今度は鎖場になっていて、雨の中注意して下る。かなり標高差のある岩場で下りきると九合目標高2260mになる。 | ||||
燕温泉へ下山開始 |
燕温泉へ |
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燕温泉へ |
燕温泉へ |
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鎖場 |
鎖場九合目(標高2260m) |
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鎖場 |
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雨の中黙々と下る、八合目標高2120m、風穴があるらしいがそんな余裕はない。七合目で光善寺池が右手になったがガスの中にぼんやりしていた。六合目天狗堂標高1930mまで下山、ここで休憩にした。ここは分岐になっていて池ノ平登山道と燕登山道に分かれている。 | ||||
燕温泉へ |
八合目(標高2120m) |
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光善寺池 |
天狗堂六合目(標高1930m) |
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燕登山道に進み、燕温泉へと高度を下げていく。五合目標高1800mに下り振りかえると登りではここが胸突き八丁だそうだ。登山道を投げれる水の量も次第に増してきた。大きな一枚岩を下り終えると登山道を流れる水は濁流になって川の中を歩く感じになってきた。胸突き八丁入口標識辺りで左を流れる北地獄谷の流れも濁流になっていた。この濁流の渡渉があるのでかなりの緊張が走った。 | ||||
燕温泉へ |
五合目(標高1800m) |
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燕温泉へ |
燕温泉へ |
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燕温泉へ |
北地獄谷は濁流 |
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風も強くなり木が大きく揺れ葉っぱは左方向に反されていた。やがて湯道分岐の到着、ここで第1回目の渡渉だ。リーダーが濁流の中央に入って参加者をアシストして全員無事渡渉した。右手の沢の濁流を見ているとかなり厳しい。 少し左岸を下ると四合目、ここで第2回目の渡渉をした。コースが初めてだと沢の深さが予想つかないからかなり厳しいがリーダーのアシストでここもまた全員無事通過した。1回目は靴に水は入らなかったが2回目は残念ながら靴の中は水浸しになった。 |
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燕温泉へ |
濁流を渡渉(標高1590m) |
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燕温泉へ |
北地獄谷は濁流 |
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濁流を渡渉 四合目(標高1575m) |
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右岸に渡渉して称名滝の上から右に大きく巻いて称名滝をかわし光明滝近くへ、また右へ少し巻くように下っていくと赤倉温泉管理小屋地到着した。ここで一休みでホッとする。赤倉温泉の源泉になっているようだ。 | ||||
燕温泉へ 称名滝上 |
燕温泉へ |
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濁流の称名滝(上)と光明滝 |
濁流の光明滝 | |||
燕登山道 称名滝(上)と光明滝 |
燕温泉へ 滝を振り返る人 |
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赤倉温泉 源湯 |
赤倉温泉管理小屋(標高1380m) |
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赤倉温泉管理小屋からは幅1mほどの簡易舗装した作業道で、前山の山裾を巻きながら燕温泉標高110mまで下るだけだ。 ところがところが大変なことになっている。前山の尾根標高1500m辺りから谷底に向かって切り立っている斜面を巻いて歩いているのだ。切り立った尾根から標高差150mほどの巻き道でとんでもない事が起きていた。 台風18号が過ぎ去ったと思われる置き土産で作業道には5、6ヶ所落石で道を塞いでいた。また倒木の3ヶ所ほどありそれらをクリヤーした。それよりも怖かったのは落石に遭遇しかねなかったことだ。もう少し時間がはたく台風が吹荒れているころここをとったら落石で遣られていたかもしれない。通過後そっと胸をなぜ下ろした次第だ。よくよく考えてみると大倉乗越から長助池分岐までも暴風雨が吹荒れていたわけだから同じことが言えるだろう。この山旅の一番恐怖心が走った温泉管理の作業道の通過だったと思われる。 なんとか無事燕温泉のバス停に到着、バスに乗って池ノ平温泉ふかえへ。温泉につかってホッとした一時を過ごし、帰途についた。 帰阪も台風18号の被害が各地にあり、長野ICで約1時間40分長野道の開通待ち、塩尻北ICから一区間通行止めで一般道を迂回約1時間の渋滞、名神も一部通行止めでなかなか帰阪できず。やっとのことで日付変わらず23時45分梅田に到着した。家に着いたのが日付が変わって12時30分頃だった。家が遠い人はホテルなどに1泊しての帰りになったようだ。 いずれにしろ台風18号で大きく影響を受けた山旅だった。引率いただいたリーダーさんに深く感謝したいと思います。ご一緒だった皆さん、大変お疲れ様でした。 |
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燕温泉へ |
燕温泉へ |
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倒木や落石が数ヶ所に |
落石注意 |
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落石個所を無事通過しホッとする |
燕温泉に無事下山(標高1100m) |
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妙高山 標高:2462m 三角点:一等 点名:妙高山 標高:2445.9m 所在:新潟県妙高市 地図:妙高山 主峰:南峰 標高2462m 三角点:北峰 2446m |
妙高山北峰 一等三角点 2013.9.16 |
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コース |
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