妙義山 ゆるぎ岩・大砲岩
日本二百名山 
妙義山 中間道(関東ふれあいの道)
中之嶽神社〜第一・第二・第三・第四石門〜大砲岩〜妙義神社
 11月1日から4日で妙義山に行った。第1日目の11月1日は移動日で大阪を9時42分サンダーバード11号で出発、金沢ではくたか564号に乗換高崎へ、ここから信越本線で松井田へと長い旅だった。

 松井田から送迎バスで妙義神社鳥居横のひしや旅館に16時に着いた。明日の天気が悪くなるようなので少し時間が遅いが急遽、妙義神社にお参りした。 妙義神社へ  
明日は雨模様なので予定変更を検討、明日2日は中間道、3日は表妙義、4日は裏妙義ということになった。

 第2日目11月2日、小雨の降る中、中間道へ行くことになった。6時45分ひしや旅館から送迎バスで中之嶽神社7時到着。

妙義山 中之岳駐車場より
 先ず、中ノ嶽神社にお参りに行った。大鳥居をくぐると目に入るのは金色の大きな大黒さんだ。正面に大黒(おおくに)神社そして右に数え切れないくらいの石段の上に中之嶽神社お祀りしてある。今日は石段下からお参りして鳥居に戻り、中間道へと出発した。  妙義山登山マップ

大黒神社 中之嶽神社

大黒神社 中之嶽神社

大黒さん

中之嶽神社

大黒神社
 歩道を歩いて石門群登山道登山口に向かう途中正面にそそり立っている岩峰に圧倒された。地形図から見ると屏風岩のようで屏風絵を横から見ているようだ。昨日橋の車窓からこのような岩峰があちこちに見られたがすごい地形のようだ。

岩峰(屏風岩?)

石門群登山道 登山口

岩峰
 石門群登山道に入るとまもなく大きな岩の下に着く、見上げるとアーチ状の岩になっていてこれが第一石門だ。石門の中に木が生えているので石門の眺望が雨の性もあって感動が少ない。

石門群登山口を出発

石門群案内標

第一石門

第一石門

第一石門
 続いて大岩を巻くように渡っていく、「カニの横バイ」と名付けられている。そのあと、「たてばり」というクサリが下がって岩を登ると岩に穴が開いている。第二石門で幅の狭い縦長の穴だ。穴から下は急な岩場になっていてクサリが下がっている。ぶら下がらなくても降りれるが、「つつべさがり」と名付けられている。

カニの横バイ

第二石門

第二石門 たてばり

第二石門 つるべさがり

第二石門 つるべさがり
 少し先に進み、岩の道を登って行くと第三石門と第4石門の案内標が建っている分岐に着く。左に進むと雨宿りにて適した大岩の下に出る。よく見ると穴になっていてその先が崖になっていて、これが第三石門だ。

第三石門へ

石門案内標

第三石門

第三石門
 分岐に戻ってさらに岩の道を登ると平坦な広いところに出る。正面に砦のような岩が見えてきた。第四石門で一番迫力のある石門で観光案内に代表される石門だ。

 石門の前にある東屋で雨宿りをしながら休憩した。第四石門と石門の向うに透視できる大砲岩やゆるぎ岩をうまく写真に収めたかったがレンズに雨粒が乗りなかなか写真を撮らせてくれない。晴れていたら紅葉と石門そして大砲岩など写真が楽しめたと思うが少し残念だ。

第四石門へ

第四石門

第四石門

第四石門・大砲岩・ゆるぎ岩

第四石門・大砲岩

第四石門

大砲岩・ゆるぎ岩
 第四石門をくぐり、さらに登って行くと大砲岩の分岐に出る。一旦クサリの下がった亀の甲のような岩を下り、絶壁になっている岩をクサリをつかって登る。登るといろんな岩峰が見えるが少し先の岩峰に登って見る。この岩峰には「天狗のひょうてい」と名付けられていた。

 今日はあいにくの雨で足場が悪いためこの岩に留まっていろんな形をした岩峰の景色を楽しんだ。中でも一番目を引くのは第四石門から眺めていた「大砲岩」と「ゆるぎ岩」だ。それ以外に屏風岩、胎内くぐりなど名前の付いた岩、名もない岩峰も素晴らしい。

案内標識と危険注意

大砲岩へ

大砲岩へ

天狗のひょうてい

屏風岩・ゆるぎ岩・大砲岩

大砲岩

大砲岩

屏風岩・ゆるぎ岩・大砲岩

胎内くぐり

岩峰群

天狗のひょうてい

天狗のひょうてい
 しばらく奇岩、紅葉、けむる小雨を岩の上から楽しんで絶壁を下り、亀の甲の岩を登り返し分岐に戻った。ここからは石門などの観光になるような奇岩や巨岩はほとんど見当たらない。仰ぐような絶壁の裾を巻いたり長い階段を下ったりして進むと東屋に到着する。

大砲岩分岐へ戻る

大砲岩分岐へ戻る

大砲岩分岐へ戻る

妙義神社へ

妙義神社へ

妙義神社へ

妙義神社へ

あずまや
 東屋でしばらく休憩を兼ねて雨宿りをする。関東ふれあいの道の案内板が建っていた。それによると、ここまで来た石門群の道、中間道を含めて関東ふれあいの道というそうだ。

関東ふれあいの道

妙義神社へ
 雨の中ひたすら歩くことになってきて楽しみがなくなってきた。時々振返っては木々の間に霧に巻かれた岩峰を眺めて楽しんだ。

 登山口から歩き始めて約2時間30分、やっと中間道の中間まで来た。ここには石の「本読みの僧」があった。半分といってもこれから咲き余り見るものがないので歩き続けるだけのようだ。

妙義神社へ

本読みの僧(中間道の中間点)

妙義神社へ

妙義神社へ
 中間点から15分ほどで、第二見晴台に到着、見晴台の岩場から岩峰が見えるが霧の中ではっきり見えないので残念だ。10分ほど歩くと左側に「大黒ノ滝」があるが水は全くない。さらに15分歩くとゴールの妙義神社に到着した。

第二見晴台分岐

案内標識

第二見晴台より

妙義神社へ

大黒ノ滝

妙義神社へ

妙義神社に下山

妙義神社

旅館へ
 今日は残念ながら小雨で紅葉と岩峰の交わりを見たかったが霧がかかり幻想的ではあるがしっかりした強いイメージを感じることが出来なかった。

 鳥居の手前に写真が張ってあってグレートトラバースの田中陽希さんが8月22日、妙義山に登り東雲館の泊まったらしい。明日は天気も良さそうで妙義山の山頂に立とう。

 ひしや旅館に戻ったのは10時45分、まだ午前中だ。おかみさんに作って頂いた、おにぎりを頂いて午後は最近富に有名になった富岡製糸場の見学に出かけた。

田中陽希8月22日 日本二百名山妙義山登頂

ひしや旅館に戻る

妙義山 ひしや旅館前より
妙義神社へ ページ先頭へ
富岡製糸場へ   
表妙義縦走へ
 裏妙義丁須ノ頭へ  

コース
11/1 曇り 妙義神社
 大阪(9:42)=[サンダーバード11号]=金沢(12:17/12:34)=[はくたか564号]=
高崎(14:36/15:12)=[普通]=松井田(15:36/15:40)=[送迎バス]=
妙議町 ひしや旅館(16:00/16:07)〜妙義神社参拝〜ひしや旅館(16:45)  (泊)
11/2 雨 妙義山 中間道・富岡製糸場
 ひしや旅館(6:43)=[送迎バス]=中之岳駐車場(6:58/7:05)〜中之嶽神社(7:07/7:12)〜
石門群登山口(7:18)〜第一石門(7:22)〜第二石門(7:30)〜第三石門(7:53)〜
第四石門(7:58/8:04)〜大砲岩分岐(8:07)〜大砲岩(8:16/8:24)〜大砲岩分岐(8:30)〜
あずまや(9:15/9:29)〜本読みの僧・中間道中間点(9:45)〜第二見晴台(10:02/10:08)〜
大黒ノ滝(10:17)〜妙義神社(10:32)〜ひしや旅館(10:45/昼食休憩/11:41)
=[乗合タクシー]=信金前(12:08)〜富岡製糸場(12:15/見学/13:22)〜[散策]〜
信金前(14:40/14:51)=[乗合タクシー]=妙義神社 ひしや旅館(15:25)  (泊)
11/3 晴れ 表妙義縦走
 ひしや旅館(6:38)〜妙義神社(6:41)〜登山口(6:48)〜
大の字(7:28/登攀準備・大の字/7:53)〜辻(8:02)〜奥ノ院(8:10/8:32)〜(8:52/9:01)〜
大のぞき(9:33)〜鞍部(10:02)〜天狗岩(10:18/10:22)〜タルワキ沢分岐(10:38)〜
相馬岳(10:54/11:12)〜国民宿舎分岐(11:29)〜[バラ尾根]〜堀切(12:40)〜
女坂・国民宿舎分岐(13:01)〜鷹戻し基部(13:30)〜東岳(15:11/15:15)〜
中之岳(15:36/15:50)〜中之嶽神社(16:50)〜中之岳駐車場(17:00/17:05)
=[送迎バス]=ひしや旅館(17:30)  (泊)
11/4 晴れ 裏妙義 丁須ノ頭
 ひしや旅館(6:40)=[送迎バス]=裏妙義・国民宿舎(6:56/6:58)〜登山口(7:05)
〜(8:41/登攀準備/8:54)〜丁須ノ頭(9:29/11:48)〜登山口(13:52)〜
国民宿舎(13:56/入浴/15:17)=[送迎バス]=横川(15:33/15:59)=[普通]=
高崎(16:30/16:55)=[あさま622号]=東京(17:52/18:10)=[のぞみ57号]=
新大阪(20:40)

天 候  11/1 曇り 11/2 雨 11/3 晴れ 11/4 晴れ
参加者 7名
実施日 2015.111.01-11.04
ツアー 毎日新聞旅行 nishijima  inada